富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

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タンボマスターへの裏道

ともまるの生い立ち ⑤

2010年3月2日 9:34 PM

春の農作業が本格的に忙しくなる前に、
ともまるの生い立ちを何とか終わらせたい。
でもって、
余裕があれば私の生い立ちなんかもアップしたい。
って、
それはちょっとムリかな。

とりあえずは、
ともまるの生い立ち!
前回の大学・大学院時代に続いて、
今回は社会人のともまるをご紹介。

面接で、
「僕、季節の匂いがわかるんです」とのたまわり、
香料会社への就職を決めたともまる。

香料、
それはこの現代社会の食生活の中で、
皆さんが知らず知らずに口にしているもの。
ほぼ大抵の食品の中には香料が含まれている。
逆に、
香料がないと物足らないとさえ思う現代人が多いかも。

イミテーションといえばイミテーションなんだけれど、
安価な材料でより美味しい食品を作ろうと思うと、
香料は欠かせない添加物なんだろうなぁ。

そんな香料を研究して、
実際に作り出す仕事をしていたので、
仕事中はご覧のような白衣姿です。

同期の面々と、
東京の浜離宮で。
観光?!

香料の世界にたった5年しかいなかったけれど、
食品の裏側を知るには十分だったよう。
表示とかそのカラクリとか。

あとは、
人の食べ物に対する感覚のあいまいさ、
例えば、
人は舌だけでそれが何の食べ物かを感じとるのは難しい。
視覚と嗅覚と情報とに多くを頼っている。

マスカットとアロエはほぼ同じ香料なんだけれど、
マスカットと言われて食べればマスカットになるし、
アロエと言われればアロエになる。

極端に言えば、
赤だったらイチゴ、
紫だったらブドウ、
と食べる前から人は判断するんだって。
おもしろいねぇ。

そんな知識は、
実は今もすごく役に立っていて、
米の味に対する考え方にもけっこう影響しているかも。

難しい話はこの辺でヤメ。
社会人の時の愛車は205。

今、
私の隣でともまるがこの写真を見て、
良い車だったなぁ~、
また乗りたいなぁ~、
としみじみとつぶやいています。

欧州車は、
デザインもいいけれど、
走りも楽しかったみたい。
でも荷物は全然のらないけれどね。
おまけに当然、
壊れるしね。
クーラー壊れてずっと片手団扇だったもん。

でも、
楽しい車だった、
そう。

その205で、
あちこち旅行にも行きました!

これは北海道、
かな。
フェリーで上陸し、
キャンプしながら転々としたようです。

独身貴族、
優雅に遊んでいたんだろうな~。

——————————

米作りは、
単に田植えと稲刈りだけではなく、
あまり知られていない地味な作業の積み重ねの日々です。
収穫後の土作りから、冬の農閑期、1年で最も忙しい田植えの準備、
田植え後の草刈りと草取りの日々、そしてようやく待ちわびた収穫の秋。

そんな様子をありのまま、
できるだけ細かく伝えたい気持ちから、
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