約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・直売用と農薬による消毒・出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗だし
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)
今日は、
4:浸種のご紹介。
浸種(しんしゅ)、
読んで字の如く、
小分けして消毒した種籾を水に浸す作業。
大きなタンクに水をたっぷり用意して、
その中に種籾をチャプン。
種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性をそろえる働きがあるとか。
浸種に使用する水は、
すべてこの井戸水。
井戸水っていってもくみ上げているわけではなく、
勝手に自噴している水です。
写真は、
一冬の汚れをしっかりと洗っているところ。
フィルターもかなり汚れているので念入りに。
この辺りは、
北アルプスからの雪解け水が、
伏流水となっていたる所で自噴している名水の里。
黒部川扇状地に位置しています。
濱田ファームでは、
浸種の水はもちろん、
育苗期間中は全てこの井戸水を使用!
ちなみに、
田植え後は黒部川水系の水でお米を育てていま~す。
浸種に使用する井戸水は一日おきに交換しているんですが、
昨日は日曜日。
お天気最高!
cocoが保育園お休みなのでおかーさんの私はお仕事お休み。
なので、
一緒におとーさんの仕事をおっかけてきました!
タンクをブラシで掃除。
最初はこのブラシ、
大きな歯ブラシと勘違いしてビックリしていたcoco(笑)。
タンクに浸種用の水をためてるだけなのに、
子供にとってはそれだけでも何だか楽しいみたい。
キラキラした目で見ていました。
井戸を掃除したり、
増殖中のミントに水をやったり、
イッチョ前にお手伝いをしたつもりになって得意顔。
はっきりいって、
すご~く忙しいこの時期、
cocoの相手をするのは大変だったりするんですが、
楽しそうな顔を見るとやっぱりこっちもうれしくなったりします。
あ~、
親バカ。
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●平成21年産のお米の直売については、こちらをご覧ください。
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