富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

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富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

大麦の播種

2010年10月18日 2:02 PM

先週やっつけるはずだった、
大麦の播種(はしゅ=種まき)。
ともまるの腰痛でのびのびになっていましたが、
何とかやり終えました~。

 

稲刈りした田んぼ。
1ヶ月近くたって、
ご覧のように青々とした稲が成長中。
このままほったらかしにしておけば、
また穂が出てくるくらい生命力旺盛。

その田んぼに、
まずはトラクターで肥料を播いていきます。
後部に取り付けられた、
バケツのような入れ物の作業機ブロードキャスター、
略してブロキャス。

この中に肥料をたっぷり入れて、
肥料をフリフリ播きます!

 

お次は、
ともまる号&ともパパ号のトラクター2台体勢。

ともまるは、
今度は作業機をブロキャスから溝切り機に切り替えて、
排水をよくするための溝をほっていきます。

麦はとにかく水を嫌うので、
溝切りはしっかりと!

 

ともパパ号の方はというと、
作業機はロータリーで、
田んぼを起こしていきます。

おっ、
ともパパにしては真剣な顔つきで、
ちゃんと起こしてるな。

転作の麦の農作業は、
ともパパには基本的には手伝ってもらっていないのですが、
今年はともまるの腰痛もあって無理矢理お願い。

  

起こし終わったら、
今度は動力噴霧機で種をぶい~んと播きます。

20kg以上もある動噴を担ぐのは、
腰痛のともまるには辛い状況でしたが、
もうどーにもこーにもスケジュールがオセオセだったので、
しょうがない。

ちなみに、
楽チンだと思われるトラクター作業の方が、
腰にくるそうですが。

空はもうすっかり秋。
いいお天気が続いていて行楽日和ですね~。

米農家は、
表向きは稲刈りが終わって暇そうに見えるかもしれませんが、
転作(正式には生産調整、他に減反ともいいます)の作業がどうしてもついてまわるので、
行楽シーズンはまだまだ先のこと。

うちは麦ですが、
やっとこさ大麦が終わり、
この後ビール麦・小麦の播種が待ち構えています。
多くの大農家さんは大豆の転作を選んでますが、
大豆は麦よりもきっと、
ずっとずっと大変なはず。
稲刈り直後からの大豆収穫にまだてんてこ舞いのようです。

ところで、
今日の朝日新聞の朝刊一面は、
米の問題について報じられていました。
米農家きびしーっす。
我が家は、
これが仕事でもあり生活の糧でもありますが、
なるべく楽しんで米作りをしよーとしています。
かなり楽観的です。
が、
現実は政策に振り回される事もあり厳しい面もあるのかなぁと。
特に今年は天候面でも悩まされて、
初めて笑えない状況になってきました。
はははは。

まっ、
ダメだったらダメで、
南の島か故郷のカナダに移住すればいいか。
な~んてね。

その記事の内容は明日にでも。

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平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

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