買ってないですよ!
まさか、
うちが~!
買えるわけないでしょ~!
そ、れ、は、
ピカ選。
ただただ単に、
ピカ選を実演させてもらっただけです!
ピカ選?!
と頭の中が???の一般の方が多いと思いますが、
今年米農家の間では、
売れに売れまくっているという機械なんです!
ま、
そうだよね、
今年みたいに米の品質が取りざたされているような年はね、
売れるよね、
うちも欲しいもん。
と、
ついつい危うく思ってしまった危険な機械、
それがピカ選。
色彩選別機という代物です。
ここでおさらい。
収穫された籾は、
籾摺り機で籾殻が除かれて玄米の状態になります。
この玄米の中には、
粒が小さかったり比重が軽かったりする粒、
虫食いや茶色いヤケ米、
籾のまま残ったものや草の種、
一般の人にはちょっと考えられないかもしれませんが、
石なんかも含まれています。
なので、
籾摺りした後は、
石抜き機で石を取り除き、
選別機で粒が小さかったり比重が軽かったりする粒(→くず米)を取り除き、
そうして初めて、
玄米の状態として最低限販売できるようになります。
でも、
その玄米の中には、
虫食いのお米やヤケ米、草の種なんかは、
選別できずに残ってしまいます。
そんなものまで選別しちゃう優れものが、
この色彩選別機。
ピカ選は、
いちメーカーの商品名。
これまでは、
農家が色彩選別機を所有する事はあまりありませんでしたが、
直売する農家が増えたこともあって、
より良い品質のお米を求めて導入するケースも出てきたようです。
実演中の選別機。
あまりにも性能が良すぎて、
とてもともまる1人では対応できず。
仲間と一緒に実演してみたけれど、
まぁ、
とにかくスゴイの一言!
色彩選別機を通った後のお米の、
ピカピカの状態ったらありゃしません!
さすがその名もピカ選!!
が、
導入にはやはり多額な資金が必要なわけで・・・・。
とにもかくにもそれがネック。
これまで同様、
虫食いなどの粒が混ざる濱田ファームのお米を、
お客様に理解していただけるよう説明を徹底する。
そういう努力を怠らないように今はとにかく頑張るしかない、
でしょうか。
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平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。
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