富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米ぬか、まきちらす!

2011年1月8日 9:44 PM

今日も籾摺り機やら乾燥機やらの掃除を、
張り切ってしようと思っていたともまるだったみたいですが、
思いもかけず良いお天気!

日本海側では冬の時期、
良いお天気はとーっても貴重なんです!
これって、
太平洋側の人にはいまいちピンとこないでしょうが、
日本海側の冬っちゃー、
そりゃー毎日毎日空が暗くてねぇ・・・・。
昼でも暗いの。
気分まで暗くなっちゃうの。
結構イヤなもんです・・・。

でも!
今日はご覧のとおりのまずまずのお天気。
昨日までの厳しい寒さも和らいだし、
風も穏やか。

これは作業場にこもって機械の掃除なんかしてる場合じゃないっ!
と、
軽トラに米ぬかを積み込んで田んぼへゴー!

長靴を装着して、
冬期湛水している田んぼに何のためらいもなく進入。
そして、
米ぬかをドバドバーとまきちらし始めました!

注:冬期湛水は、
冬の間田んぼに水をためる事。
微生物を増やしたり抑草効果があると言われています。
濱田ファームでは、
去年から全ての田んぼで冬期湛水しています。

精米すれば必ず出てくる米ぬか。
重量の1割が米ぬかなので、
10kg精米したら1kg。
30kg精米したら3kg。
けっこう大量に出ます。

今回は米袋にして12袋ほど、
だいたい200kgくらいの米ぬかを田んぼにまきました。

去年の冬までは、
仲間と一緒にこんな感じで米ぬかをペレット状(粒状)に加工していましたが、
思いのほか手間も時間もかかる事が判明。

だったらちょっと大変だけれど、
そのまんま米ぬかを田んぼにまいちゃった方が楽なんじゃないの?
とも思い、
今年は中止しています。

米ぬかを田んぼにまく事で、
押草効果が期待できるそうで、
ずーっとここ何年も無農薬の田んぼにまきまくっていますが、
何だか効果は実感できてましぇーん。

でも、
少しは、
ほんの少しは効果があるんじゃないの?
と淡い期待をこめて。
それに、
米ぬか捨てるほどあるしね。
ただ捨てるだけじゃーもったいない。
田んぼにせめて返しましょう、
という気持ちでやってます。

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。