約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)
今日は、
4:浸種の様子。
浸種(しんしゅ)は、
読んで字の如く、
小分けして消毒した種籾を水に浸す作業。
大きなタンクに水をたっぷり用意して、
その中に種籾をチャプン。
浸種に使用する水は、
すべてこの井戸水。
井戸水っていっても、
くみ上げているわけではなく、
勝手に自噴している水なのだ★
この辺りは、
北アルプスからの雪解け水が伏流水となって、
いたる所であちこち自噴している名水の里。
黒部川扇状地に位置しています。
とにかく水(だけ?!)は豊富なのだ。
濱田ファームでは、
浸種の水はもちろん、
育苗期間中は全てこの井戸水を使用しています!
ちなみに、
田植え後の田んぼの水は黒部川水系。
ちょっぴり水自慢のお米なのです。
種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性をそろえる働きがあるとか。
井戸水は冬でも夏でも水温は13℃と一定。
毎日水を替えて、
だいたい8日間ほどで積算温度が100℃になり、
次の5:催目の行程にうつります!
と思ったら、
今年は種籾の休眠が深いので、
積算温度120℃が目安だったんだった!
浸種は8日間ではなく、
9-10日間とちょっと長めになる予定。
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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。
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