●6月12日(日曜日)から14日(火曜日)まで
お休みいたします。
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去年ひと夏かけて講習にせっせと通い、
その後秋まで現場実習などを経て、
めでたく農産物検査員と(たぶん)なった私。
あ、
(たぶん)というのは、
どこからもなりましたよー、
という連絡がないので・・・・。
大丈夫かな・・・?
私、
この秋から検査できるのかな・・・・?
はははは・・・・。
で、
農産物検査というのは、
ざっくばらんに大まかに言っちゃうと、
主要穀物の等級をつける事。
お米だったら、
色の悪いお米やひび割れたお米、虫に食われちゃったお米以外の、
きれいなピカピカのお米の割合によって、
1等とか2等とかに格付けされます。
言ってみれば見た目で等級が決まるのが農産物検査。
濱田ファームのお米の見た目が悪いのは、
うちのお客様だったらよくわかっていただけていると思います・・・。
虫食いの粒、
平成22年産のは特に多かったですし・・・。
猛暑の影響で白く濁ったお米の多いしね・・・。
でも!
それは味とは全く関係のない話!
農薬の使用をなるべく減らしている為、
見た目がちょーっと悪くなっている事。
うちのお客様は理解していただいていると信じています。
見た目よりも味を重視する濱田ファームですが、
では何故に等級検査うんぬんになるかと言いますと、
等級検査を受けないと、
お米の袋にコシヒカリと表示ができないからなんです。
コシヒカリと表示したいから、
等級検査を受ける。
ただ受けるだけだとすごくお金がかかるので、
だったら自分で検査しちゃおーぜー!
となり、
濱田ファームを代表して(2人しかいないけど・・・)この私が、
農産物検査員となったわけなんですねー。
前置きがかなり長くなりましたが、
月1で地域の農産物検査員が集まってする勉強会、
それが目あわせ会。
等級はお米の見た目で判断するんですが、
その見る目というのは、
なんと人の曖昧な基準の目!
そしていろんな人々の目で見るわけですから、
判断はマチマチになりがちですよね。
その曖昧&マチマチの目を合わせるのが、
この勉強会の趣旨。
カルトンと呼ばれる黒いお皿に、
試料のお米を広げて等級を判断していきます。
はっきりいって、
新人の私にはチョー難しい判断です・・・。
が!
今日は正確無比で人の感情の入る余地のひとかけらもない、
機械が持ち込まれました!!
ザザザーとお米を投入すると、
1分間で何粒のお米があって、
そのうち何粒が被害粒で何粒が着色粒で、
なーんて判断してくれるものすごい機械。
これがあれば、
もう人の目で等級検査する必要なんてないんじゃないか、
と新人の私は思っちゃうんですが、
どうもそうは簡単にいかないようで・・・・。
その年のお米の傾向までは機械に判断できないから、
やっぱり人の目が必要だとか・・・。
そ、
そーなんですねぇ・・・。
人の目と機械の目と、
どっちが正確なのか新人にはよくわかりません。
ま、
現実的にはこの機械はかなり高額(100万円)なので、
買う検査員の方も少ないとは思いますが・・・・。
とにかく!
しっかりと等級検査ができるよう、
目あわせ会でしっかり勉強勉強!
ガンバリマス!
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昨日高熱でウンウン苦しんでいた娘ですが、
今朝はケロっと復活!
さすがに保育園はどうかと思い、
念のためお休み。
私の目あわせ会の間は、
ともまるが公園に連れ出し遊んでくれていました。
ご心配いただいた方、
ありがとうございました!!
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