富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

籾すりの様子

2011年9月20日 9:41 AM

暑かったら暑いで文句を言い、
寒かったら寒いでまた、
文句を言う。
反省しきりですが、
でも言わせてください!
今日は寒い!!

こんな突然寒くなってもらっても、
着る洋服ないんだってばー、
もう。

さて、
今日も朝から雨と風。
心おきなく籾すり、
やりまくりです!!

籾すりとは、
刈り取って乾燥させた籾から、
殻を取って玄米の状態にする事。

この写真の機械が、
籾すり機。

左:乾燥された籾は、
このパイプを通って籾すり機の中に運ばれます。

中:籾すり機の内部で、
殻を取り除かれて玄米に。

右:玄米になったら今度は、
石抜き機を通って石を取り除きます。

石抜き機以外にも、
いくつか選別機を通って、
石・ゴミ・未熟な粒などが選別されてピカピカの玄米になっていくわけですが、
その中でも特筆すべきがこれ!
色彩選別機!

これまではどうしても、
選別できなかった虫食いの黒い斑点のついたお米だって、
選別してくれちゃいます!

色彩選別機はそれ以外の粒も、
バンバンはじいてくれちゃう優れモノ。
これでもう、
どこに出しても恥ずかしくないピカピカピッカ~ンの玄米になるわけです。

最後にもう一度、
選別機を通ってから計量機で重さを計り、

袋詰め、
又はフレコン取りにされていきます★

写真とは全く関係ありませんが、
この一連の流れを籾すりというわけですが、
この作業を稲刈り前の早朝から、
そして稲刈り後は夜遅くまで、
ともまるが1人淋しくモクモクとコツコツとやるわけです。

ただ稲刈りだけをするのなら話は早いんですが、
稲刈りしたら乾燥機がいっぱいになる。
乾燥機がいっぱいになったら、
稲刈りができない。
乾燥機を空にする為には、
ひたすら籾すりをしなくてはいけない。
籾すりをしたら乾燥機は空になる。
空になったらようやく稲刈りができる。
稲刈りしたら乾燥機がいっぱいになる。

この、
エンドレスな行程をひたすらやり続けると、
ようやく稲刈りが終了~となるわけなんですね。

昨日・今日と、
1日ずっと雨の黒部。
作業所にこもってひたすら籾すりをしています。
袋詰めされたお米も、
だいぶ増えてきました。

この後は、
放射能検査と等級検査を受けて、
そうしてようやく新米をお届けできる運びとなります。
予定通り、
新米は10月1日くらいから出せそうです♪
もう少々お待ちくださいませ~。

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