昨日日曜日は、
久しぶりにものすごく良いお天気となりました!
本当なら、
私たち家族も公園にでもお出かけしたいところだったんですが、
既にともまる、
あまりの仕事の忙しさに目を回し始めているので、
私と娘の2人でのお出かけとなりました。
そう、
どんなにお客様にお伝えしても、
こうしてブログに書いても、
田植えが始まっていないこの時期になぜ忙しいのか、
なかなか理解されないところです。
もうね、
播種(はしゅ=種まき)がね、
3日後に迫ってきているのでね、
ともまるの神経もピリピリし始めていますよ~(笑)。
まだまだ新米農家なので、
播種という春の一大作業は未だに緊張するようです。
修行が足りんな・・・(笑)。
そんな忙しい日々ではありますが、
昨日日曜日は大事な大事な「江ざらい」という、
地域の人が協力して行う用水の掃除がありました。
美味しい米作りには欠かせない、
美味しい水。
それは自然と流れてくるものではなくて、
遥か昔から祖先が地道に用水を作る事によって、
田んぼに水をひいてきたんです。
その用水は、
ひと冬でたくさんのゴミや泥、
草などがたまったりして、
水の流れが悪くなってしまいます。
それをひたすら、
クワでかきのぞいて、
水の流れを良くしていきます。
お天気が良かったとはいえ、
風はまだまだ冷たい上に、
水や泥にまみれる地道な仕事です。
重労働でもあるので、
ここは若い世代でエイヤーとやっつけたいところですが、
若い人なんて誰も出てきません(苦笑)。
ま、
この地域は特に、
田んぼをしている人はともまるを除いて皆さん高齢の方ばかり。
そのうち江ざらいも、
ともまる1人なんて事になるかも・・・?
冗談ごとじゃないような気がして、
お腹が痛いです・・・(笑)。
江ざらいは、
米作りには欠かせない重要な作業。
でもこうして、
一般の方にお伝えしない限りは、
あまり知られる事のない作業なのかもしれませんね。
田んぼの向こうに、
うちのビニールハウスと、
さらにその奥には雪化粧された北アルプスがくっきりと、
青空に映えていました。