富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2013.4月の記事

娘も一緒に育苗中?!

2013年4月30日 11:10 AM

GWが何日から何日までで、
今日は休みなのか休みじゃないのかちっとも分かっていない私、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

でも分かっていないと、
間違って娘を保育園に連れて行ったりしてしまうので、
とりあえず毎朝カレンダーをチェックだけはしています!

今日はどうやらGWの中日のようで。
喜び勇んで私、
娘を保育園へ送りだしてきました♪

トラクター作業と並行してお伝えしている、
育苗(いくびょう=苗を育てる事)作業

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→販売苗・農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編本番1回目本番2回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる(1回目2回目
11:潅水と温度管理(プール4/224/27温度管理など・)

現在、
最後の11:の潅水と温度管理の真っ最中です。
田植えが終わる5月末までこれ、
続きます・・・。
果てしないわぁ・・・・。

上の写真は、
2回目に並べた苗の被覆材を取っている様子。
白いモヤシのような状態から、
青々となりました!

あれ、
ともまるの前を歩くのは、

我が家の娘でした~★
保育園がお休みの時はこうして、
お手伝い(???)をしてくれます。

苗に水をやったり、
軽トラを洗車したり、
本人はそれなりに満足気なようです。

その間わたくし、
必死に苗箱をひっくり返す作業。

通路側と内側とでは、
苗の成長が微妙に違ってくるのです。
この苗、
販売用なんですよね~。
だから見た目も重要。

この作業ってあんまりお米の美味しさには関係ないなぁ、
と思いつつも、
えっちらおっちら頑張りました!

最後に潅水!

ミスト状に水が出てくる自動潅水ですが、
やっぱり潅水ムラがあるので、
最終的には人の目によるチェックが必要。

温度管理とともに、
もうしばらくハウス番が続きま~す!

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平成24年産のお米ですが、
ほぼ完売しております!
平成25年産のお米は、
10月からご用意できる予定ですが、9月に入りましたらご予約を承ります。

24年産のお米を年間予約されている方で、
多めに予約されている方は、どうぞお早目にキャンセルのご連絡をお願い致します!
毎年新米が出る直前のキャンセル、
キャンセルの連絡がないまま新米のご注文など、
在庫管理に大変困っています(*_*)

お早目にキャンセルのご連絡をいただければ、
他にご希望のお客様に販売させていただけます。
ご協力をどうぞよろしくお願い致します!

良いお天気で荒くりも絶好調!

2013年4月28日 5:57 PM

GWとは無縁の生活を送っている、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

世間はGW2日目、
でしょうか?
黒部も良いお天気に恵まれて、
たくさんの観光客の方に来ていただいているようです。

この辺りに生息するトキを見るギャラリーも、
いつもは決まったメンバーなんですが、
今日は県外ナンバーの車もちらほら。
大賑わいの(でもちょっと農作業しづらい・・・)田んぼでした!

ともまるはトキには目もくれず、
ひたすら荒くりの日々。

田植えに向けての田んぼの準備、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

の、
2の作業です。

それにしても今日は良いお天気!
水の入った田んぼにも北アルプスが写って、
それはそれは絵になる景色でした。

普段は当然の景色として見ている私たちですが、
こうして写真に切り取って改めて見ると、
絶景だなぁと思います。

田植えは5月8日からの予定。
それまでに荒くりはもちろん、
3:代かきもいいところまで終わらせなくては!
ガンバリマス!!

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好評いいね!中の、
濱田ファームのfacebookページ。
今日の荒くりの動画をアップしています。
是非ご覧ください!

苗スクスク成長中♪

2013年4月27日 3:06 PM

もう、
天気予報を確認するのも外の様子を見るのにも疲れてきた、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

春の天気は不安定とはいえ、
ここ3日間だけでも、
晴れたかと思えば雨ザーザー、
さらにはミゾレまで降ってきて、
仕上げ(?)は雷ドカーン。
と思ったら今はまた、
晴れてきています。

もうイヤ~ン。

そんな天気に左右されないのがこちら、
プール育苗の苗。
濱田ファームのお米として直売されるお米は全て、
こちらのプール育苗。

プール育苗の場合、
基本的にはどんなお天気でも、
朝晩窓はあけっぱなし~。

プールにたまった水が暖かい毛布のように、
苗を守ってくれるんです。
だから寒くても夜でも、
ハウスの窓は常に解放!

寒い日が続いていますが、
それでも苗は順調にスクスク成長していますよ~。
ある意味、野生児・・・?

一方、
販売&農協出荷用の苗は、
まだ白いシートに覆われて、
緑化中。

白いひょろひょろの苗が緑に変わる数日は、
このシートで強い太陽の光から守ってやります。

こちらは、
細やかな温度管理が必要。

太陽が隠れたらすぐにハウスの窓を閉め、
太陽が出てきたらすぐに窓を開けます。

窓の開け閉めは、
この青いクルクルと呼ばれるモノを、
クルクル回す超原始的な方法です。

これくらい日がさしていたら、
これくらい窓を開ける。
という長年の経験で、
ハウスの温度調整をしていきます。

と同時に重要なのが、
風!

風の向きや強さ、
風の冷たさ暖かさでも、
窓の開け閉めを考えなくてはいけません。

ハウスに飾ってある鯉のぼりは、
実は風向きや強さを確認する為のもの。

100円ショップで買ってきた鯉のぼりですが、
ここ数年大活躍しています!
今年もよろしくね!!

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●お休みのお知らせ 

濱田ファームは、
日曜日・祝日はお休み、
平日は農作業などの状況により不定休とさせていただいております。

GW期間中も、
暦通り日曜日と祝日はお休です。
このブログの左サイドバー「お休みのお知らせ」でも、
休みをご確認いただけます。

荒くりの裏側

2013年4月26日 3:00 PM

春になってもまだまだ、
セーターも着てるし靴下もモコモコの私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!

もちろん!
この時期だってヒートテックを愛用中。
冬は3枚重ね(!)のヒートテックを、
さすがにこの時期は2枚に減らしてますけどね、
えへへ♪

今日は、
寒い曇り空の黒部。
おかげで、
ビニールハウスの窓は閉めっぱなし。
ハウス管理の必要がほとんどないこんな日は、
ちょっと楽チンです♪

一方ともまるは天気に関係なく、
必死に荒くりをしています!
田植えに向けての田んぼの準備、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

の、
2:荒くりの作業の様子は昨日お伝えいたしましたので、
今日はその作業の裏側を覗いてみましょう!

荒くりは、
田んぼの土と水を混ぜる作業の事。
田んぼにはもともと土がありますが、
水が必要!

そこで、
あらかじめ用水から田んぼに水を入れておく必要があります。
この水を入れる作業というのが、
米作りにとっては非常に重要であり、
かつものすごく時間を取られる作業でもあります。

この荒くりから始まって、
代かきには代かきに適した水の量があり、
田植えには田植えに適した水の量がある。
田植え直後にはまた水を調整してと、
しばらくは水の管理が続きます。

田んぼ1枚1枚にそれぞれ特徴があって、
水持ちの良い田んぼもあれば、
まるでザルのようにあっという間に水が抜けちゃう田んぼもある。

用水や地域の特徴もそれぞれ、
水が豊富に流れてくる用水、
水の取り合いが激しい地域、
農家さんのマナーの善し悪し、
などなど、
とにかく水!水!!水!!!
なのであります。

先日お伝えした、
田んぼに水を入れる道具
をいろいろ使って、
田んぼの中へ水を入れていきます。

まずは上の写真、
用水の流れを少しだけせき止めて、
そのちょっと上の田んぼの水口(みなくち)から、
田んぼに水が入りやすい状態にしています。

ここであんまり多くをせき止めてしまうと、
下の田んぼまで用水の水が届きづらくなるので、
ちょっとだけ、
というのがミソ。

そして、
水口のせき板をあげて、
田んぼに水を入れていきます。

こういう広い田んぼは、
水を入れるだけでもかなり時間がかかりますね~。

荒くりの前に、
1枚1枚田んぼをまわって水を入れて、
そしてまた、
1枚1枚田んぼをまわって水の量を確認して、
そしてまた、
1枚1枚田んぼをまわって水をとめる。

荒くりという作業の裏側には、
実はこんな地道な作業が隠れていました。
そしてこれは、
荒くりだけでなくこの後の全ての行程で、
必要になってくる作業でもあります。

のんびりのびのび~と見えてしまう荒くり、
ですが、
こうやって田んぼに水を入れた状態を、
きちんと事前に計算してやっているなんて!

ともまるの傍で毎日過ごしている私でも、
こうした地道な作業を見過ごしていました。
がんばってね、ともまる

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超農繁期です!!

お米のご注文にすぐに対応できない日がどうしても多くなります。
ご注文は余裕をもってご連絡いただけますよう、
どうぞよろしくお願い致します!

また、
メールやファックスの対応にはお日にちをいただく場合があります。
電話が一番早くて確実です。
お急ぎの方はどうぞ、
お気軽にお電話(留守電にメッセージを入れて)くださいね!

電話 050-3430-8050
受付時間 10:00頃~18:00頃

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

必死の形相で荒くり中!

2013年4月25日 3:11 PM

今朝も苗の管理でバタバタしている私、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

ビニールハウス3棟の苗(約3000枚)を、
多いと思う方もいれば、
少ないと思う方もいるでしょう。
それはまぁ、
それぞれのキャパシティによる枚数の違いなわけで、
多くても少なくても皆さんそれぞれ、
大変な思いをされていると思います!

私たち濱田ファームは、
基本的にはともまると私の2人で、
ともまるが米作り全般と社長、兼従業員役を担当(笑)、
私が直売や経理などを担当と、
ほぼ分業でこなしています。

で、
私はもう1日1日が直売の対応だけで精いっぱいな上に、
この時期は苗の管理が降りかかってくるので、
いっぱいいっぱいになってしまう、
というわけであります(涙)。

自分のキャパシティの低さがイヤになっちゃいますが、
忙しい時こそ確実に、
1つ1つの仕事を片づけていかなくちゃ!
ですね!!

今朝は、
8時になって急に海から霧がやってきて、
田んぼ一面、真っ白に~。

太陽はサンサンと照っているけど、
風はビュービュー冷たい。
おまけに霧。

もう、
オフィスとビニールハウスを行ったり来たり、
ハウスの窓を開けたり閉めたりで、
もうそれだけで大汗です

一方ともまるは、
何だか優雅(?)に田んぼでトラクター作業中。

トラクター作業の内容は、
田植えに向けて田んぼの準備をする事。
田んぼの準備は、
以下の3ステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は、
2:荒くりをしているんですが、
トラクターの速度がゆっくりなだけに、
一見のんびりとしているように見えちゃいます。

でも当の本人は、
1日にやらなくちゃいけないノルマを終わらせようと、
必死の形相。

確かに、
田植えの日程はもうばっちりこの日(今年は5月8日から)から!
と決まっていて、
つまりはその日までに荒くりと、
全部ではないにしろ3:代かきを終わらせておかなくてはいけないわけで、
かなり切羽詰まっている状況みたいです。

今は、
朝5時から作業しているけど、
明日からは4時に起きなくちゃーダメかも、
と言ってました。
がんばってー!

私は申し訳ないけど、
朝はもう少しゆっくり寝させてもらうわー

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