かつては、
-30℃以下にもなる極寒の地(カナダ)で10年暮らしていた私、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!
なのになのに、
今朝みたいにちょっとでも気温が下がると、
とたんに体調を崩すんですよねぇ。
今朝の黒部は5℃くらいだったようで、
風が冷たかったです。
おかげで私、
咳と鼻水がとまりません・・・。
そんな事にはおかまいなく(当たり前か)、
育苗はどんどん進行していますよ~。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→販売苗・農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目)
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
今は11の、
一番長くて一番大変なハウスでの管理中なわけですが、
そんな中でまた!
7:播種(はしゅ=種まき)の2回目が行われました!
詳しい作業の流れは、
1回目をご覧いただければと思いますので、
今回は作業全容がわかるこの写真1枚だけです★
2回目の播種は、
主に他の農家さんへの販売用の苗と、
少しだけですが濱田ファームの農協出荷分の苗用。
販売用の苗というと一般の方に驚かれるんですが、
そうなんですよー、
特に、
兼業農家さんは苗を買う事が多いようです。
というのも、
苗を作るにはこの写真のような大掛かりな作業や、
播種機やビニールハウスなどの設備投資も必要になります。
さらには、
1カ月半くらいかけて苗を育てるので、
時間も労力も相当かかります。
普段お仕事している兼業農家さんには、
ちょっと大変。
だから苗を買うわけなんですね~。
販売用・農協出荷用の苗は、
きちんと農協さんの指導に従って育苗しているので、
種は農薬で消毒した物を使用します。
さらには播種量(1枚の苗箱に種をまく量)も、
その後のハウスでの管理も、
田植え方法も、
そもそも田んぼの土作りも、
何もかも直売用とは異なる方法になっています★
直売のお米は、
私たちがこれが一番良い!と思う事を(だいたい)自由にできます。
一番良い=お客様に求められてる
という事でもあります。
これこそが直売の醍醐味かな、
と。
コメント