富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

麦秋

2013年6月9日 2:14 PM

今日は日曜日でお休み♪
といきたかったんですが、
農作業がちょっと遅れ気味なので頑張りましたよー!

今は溝切りという作業をしているんですが、
ちょっとトラブルがあったので、
作業の様子はまた明日にでも。
期待していただいている方もいるかもしれませんので(?)、
トラブルの様子はまた明後日でも(笑)。

今日はどうぞ、
麦秋の風景でもお楽しみくださいませ~。

麦秋(ばくしゅう)とは、
麦の穂が実って収穫期を迎えた、
初夏の季節の事。

麦が黄金色に輝いて、
それはそれはキレイ・・・・・。

な、
予定だったんですが・・・。

ご覧の通りの惨状です(笑)。
いや、
こうなる事はもうずっと前からわかっていたんですが、
麦秋を迎えてあまりの失敗に思わず目をそむけたくなります。

恐らく、
排水対策(→麦は水分を極端に嫌う作物)がしっかりできていなくて、
発芽しなかったと思われます。

まぁ、
自分達が作りたい作物ではない(=転作)ので、
ショックもそれ程大きいわけではありませんが、
それでもやっぱりこれは、
ダメですよね・・・。

それにしても、
転作というか減反(げんたん)について、
一般素人の私にはよくわからない事が多いです。

政府は減反政策と称して、
米の価格が下がらないよう生産を調整して、
米農家の私たちを縛って(守って?)います。
その割には、
米価は年々確実に低下しているようですが・・・。
つまりは、
あんまりこの政策って効果的ではない・・・?

一方で、
海外との競争力をつけようと規模拡大でのコスト削減を奨励しています。
もっと安いお米を作ろうと。
これって、
何だか矛盾しているような気がするんですが、
そうではないんですかねぇ。

そもそも規模拡大で海外と競争するなんて、
ちょっとー、
それって本気でお役人の方がそう考えているんだろうか、
と、
実際に田んぼに立っている農家には信じられません。

ちなみに、
日本の農家1戸あたりの平均耕地面積は1.9ha。
米国は198ha。
オーストラリアに至っては3023ha。
だそうです。

濱田ファームは11ha、
黒部の大きい農家さんでも70とか80haくらいでしょうか。
100haという数字もクラクラしますが、
3000haとかになってくるとそれはもう、
想像を絶する広さなんだろうなぁ。

こりゃぁ一度、
アメリカでもオーストラリアでも、
視察に行かなくちゃだわ♪

まぁ、
減反や規模拡大はおいといて、
私たち濱田ファームはただただ、
美味しいお米を育てて、
お客様に直接お届けしたい。
そんなシンプルな流れを、
これからも続けていきたいと思っています!

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コメント

2 Responses to 麦秋

  1. jyk より:

    米は政府の道具
    政府は、右の眼と左の眼を都合の良いように使い分けして農家は政府の只ひたすら鵜呑みに信じているのです ある生産者は農協に降ろさないから減反しないしその反面自信のある米だから高く売れ収穫高が良いと話しておりました 国は大規模政策を推進しているが、果たして農家の信頼を得る事が出来るとでも思っているのだろうか
    そもそも個人の所有が強い国民性なのに強制的にでも修祓使用とでも思っているのでしょうか 疑問に感じます
    しっかりと、見極めながら進むことを願います、

  2. ともまる より:

    jykさんへ
    政策に振り回される事無く、自分たちのやり方で農業を継続することが、我々の進む道だと思っています。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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