竜巻や集中豪雨などなど、
各地で自然災害が起きていますね。
北陸も大雨が心配な日々が続いていますが、
この辺りは今のところ、
それ程大きな被害はないようです。
だいたい9月の稲刈り時期は、
雨に悩まされつつ稲刈りをする羽目になります。
雨が降ったら刈れない。
というのも、
無理に刈ると濡れた籾(もみ)が、
あんまりよくない状態になってしまうから。
でも、
適期に刈り取らないと、
これまた籾が熟しすぎてしまう・・・。
早く刈りたい気持ちを抑えつつ、
天気予報と空とを睨めつけながら、
毎年稲刈りをしています。
さて、
今年はどうなるでしょうか・・・。
さて、
作業所も農機具も、
稲刈りの準備をしっかり整って、
後はその時を待つだけ、
という状態になりました!
コンバインもバッチリ!
あとは、
クローラー(キャタピラ)がブチッ!
と切れない事を祈るだけなんだけど・・・。
ちなみに、
去年は左のキャタピラがこんな事になったので、
今年は右が危険、
かも・・・。
これは、
乾燥させた籾を玄米の状態にして、
フレコンという大きな袋に入れるんですが、
その重さを量る機械。
フレコンスケールと呼びます。
そのまんま、
ですね★
取り扱い説明書と睨めっこしながら、
セッティング中。
他、
いろいろ。
左:籾コンテナ
軽トラの荷台に設置して、
刈り取った籾をコンテナに入れて、
田んぼから作業所に運びます。
中:パレット
1トン単位のお米を移動させるのには、
フォークリフトと、
この大量のパレットがないと始まりません。
米農家の必需品。
右:玄米は必ず農産物検査を受けてから、
お客様のもとへお届けしています。
じゃないと、
平成25年産とか富山県産とかコシヒカリとか、
そういった表示ができない法律があるんですよ~。
その、
検査用のテーブルと書類などなど。
こちらは、
乾燥調製用の農機具ズラリ。
乾燥調製とは、
刈り取った籾(もみ)を乾燥させ、
籾すりをして籾を玄米の状態にして、
各種の選別機を通して、
ピカピカの玄米にする事。
この写真だけで、
籾すり機
石抜き機
色彩選別機
選別計量機
が写っています。
その中でも、
色彩選別機はとても優秀。
濱田ファームのお米は、
夏の病害虫予防の農薬を散布していないので、
虫食いの黒い斑点がついたお米が多いんです。
でも、
この機械がその斑点米をはじいてくれるんです!
すごいでしょ!?
お盆明けすぐに整備していた乾燥機も、
何とか稲刈りに間にあいました。
左:乾燥機
キレイに掃除して、
ちゃんと動くかどうかも点検済み。
中:乾燥機は灯油で動くので、
灯油の準備もしっかりと。
右:乾燥させた籾(もみ)の水分を、
ここで専用の器具を使ってはかります。
乾燥機は全部で4台。
全て、
中古でいただいた物ばかり。
1台でも新品を買うとなると、
諭吉様がヒラヒラ数百枚単位で飛んでいくので~(^^♪
作業所の外も、
しっかりと稲刈りの体制が整いました!
乾燥機から排出される粉塵を受ける小屋、
というか、
単にブルーシートで囲っただけですが・・・。
と、
籾すり機から排出される、
大量の籾殻(もみがら=玄米を覆う殻の部分)置き場。
あとは、
天気が良くなるのを待つだけ。
さて、
そればかりはどうにもならないので、
気長に気楽に待つとしましょうか。
コメント