おはようございます!
4月も中旬に入り、
田植えまであと1カ月となりました!!
これからますます田植え準備で忙しくなってきますが、
田植えが終わるまで気を抜かず、
1つ1つの作業を丁寧にしっかりと進めていきたいと思います!
申し遅れました、
わたくし富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。
今年42歳です♪
うふふ♪♪♪
※疲れているだけなので気にしないでください。
さぁ、今日は、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の行程
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
の、
7:播種(はしゅ=種まき)ですよ~!
上の写真が種まきの全貌なんですが、
おわかりいただけますでしょうか?
けっこうな広い場所とたくさんの人手が必要な作業です。
種まきという響きがあまりにもかわいらしくて、
ともすれば牧歌的なイメージになりがちですが、
実際は作業所の中で誰の目にも触れずただ黙々とこなす、
地道な作業だったりします。
田植えが華々しく一般にとても認知されている作業のわりに、
この大事な大事な播種は、
あまり知られていない地味な作業かもしれませんね。
これが、
種まき専用のマシーン、
播種機(はしゅき)と呼ばれる農機具です。
専用と書くとかっこいのですが、
単に播種しかできない機械です(笑)。
でも、
これがないと種まきができません!
ベルトコンベア状になっていて、
セットされた苗箱に土を入れ種を巻き水をかけてくれる、
自動種まき装置です。
それでは次の写真から、
その種まきの様子を詳しく見ていく事にしましょう!
まずは、
苗箱(なえばこ=苗を育てる長方形の箱)をセットしていきます。
この2人、
1人はともパパなのですが、
もう1人はともパパの同級生。
同級生同士、
楽しそうにのんびりと作業してました。
まずは、
苗箱1枚1枚に白い紙を敷いていきます。
あっ、
苗箱は1枚2枚と数えます。
日本語は難しいですね。
でもこれは、
試験には出ませんのでご安心ください・・・(笑)。
その苗箱を、
播種機にセットしていきます。
とーっても単調な作業です。
世の中には、
苗箱を播種機に自動でセットしてくれる機械もあります。
さすが機械化が進んでいる米の世界!
次に土。
フレコンにたんまりと入った土を、
一定の量だけきちんと量って苗箱に入れてくれます。
さらに水。
これも決まった量。
そして種籾(たねもみ)。
最後にもう一度土をかけたら、
種まき完了!
1枚づつ苗箱をパレットに移動させます。
これをひたすら繰り返して、
この日は1100枚の苗箱に種まきをしました!
種まきが終わったらそのまま、
8:ハウスへの苗出しとなりますが、
その様子はまた明日!