おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!!
もう、
あっちこっちでいろんな作業が同時進行していて、
とてもこのブログではその様子をお伝えしきれません!!
昨日は播種2回目だったし、
そのずっと前からトラクター作業も始まってるし、
そういえば黒米とイタリア米の種まきもしたし、
今日なんて新しく進出した山の上の見晴らしのいい田んぼに行ってたし、
と、
ともまるも大忙しなら、
それにくっついて写真を撮る私もけっこう忙しいです・・・(^_^;)
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)作業も順調に進んでいて、
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
今日は、
10:苗を並べるの作業風景をお伝えしたいと思います!
苗を並べるだけの作業なんですが、
ナエナラベールと書くとちょっとカッコイイ気がしませんか?
あっ、
しない・・・?
失礼しましたー!
さてこちらが、
出芽(しゅつが)した状態の苗箱。
白いひょろひょろしたモヤシみたいな物は、
もちろんモヤシではなく、
稲の芽です!
この状態にまで持ってくるのに、
上の育苗行程の1:選別から既に、
3週間近く経っています。
そしてこれからまた3週間かけて、
青々とした苗に育てていきますよ~。
さてまずは、
ブルーシートを広げて、
プールを作りながらナエナラベールします!
プール?!
と頭がこんがらがっている方もいらっしゃるかもしれませんが、
そう、プール!
といっても、
苗のプールなので、
浅い浅い小さなプールです♪
木の枠で仕切って、
そこにブルーシートを敷いて、
水が漏れないようにするんです。
簡易の苗の為のプールを作って、
そこで苗を育てる方法をプール育苗といいます。
プール育苗は、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段。
水の中では病気が発生しづらいんだそうです。
濱田ファームでは、
直売用のお米は全てこの、
プール育苗で育てた苗を使っています★
さぁ、
プールを作りながらナエナラベール!
暑いハウスの中で、
1枚1枚(若い男性であれば2枚3枚持ちも可!)苗箱を持って、
ブルーシートの上に並べていきます。
暑いし腰も痛くなるしで、
ちょっと大変な作業です。
ビニールハウス一面に苗箱を並べたら、
後は白いシートを広げて太陽の光を遮ります。
いきなり強い光にあてると、
苗がびっくりしちゃいますからね★
さぁ、
いよいよ最後の11:潅水と温度管理!
これがまたまた長期戦で、
毎日太陽と睨めっこしながらの温度管理です!!
Unknown
これって、昔の苗代田と育苗箱を合わせた的な考え方なんですかね?
ハウスの中を平らにする作業にかなりの労力が必要そうですね。
早酒さん
あー、そうかもしれません。
と書きつつ、
苗代田の事はあまりよく知らないのですが・・・(^_^;)
ハウスの均平は、
トラクターで起こしてキャタピラで固めてと、
トラクターでほぼできる作業なのでそれ程大変ではないですよ~(^^)v