富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

2014.6月の記事

ecomom夏号・掲載のお知らせ

2014年6月30日 4:02 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

週末は雨でも、
平日になると晴れか曇りというパターンで、
今週も天気はまずまず、
農作業がはかどりそうな1週間になりそうです★

さて、
先週のレタスクラブに続いて、
もう1冊雑誌掲載のお知らせです!

今回は、
環境意識の高いママ向けメディアで、
「家族と自然に優しい暮らし」をテーマとした雑誌 『ecomom』(エコマム・日経BP社)の夏号。

実は、
3月に青山でのファーマーズマーケットに出店した際、
取材をお受けしておりました(出店レポートはこちら)。
しかーも!
今回のメインは濱田ファームでも濱田智和でもなく、
わ・た・し♪

私でいいのか?!
とも思いましたが、
ママ向けの雑誌だし、
そういえば私ってば一応お母さんだし、
私の激動の人生(自分で言うのもなんだけど・笑)も、
取材の対象としてはおもしろいか?
と思い取材をお受けしたというわけであります。

取材当日は、
私の生まれてからこの方40過ぎまでの人生を、
根掘り葉掘り聞かれ(笑)、
私も洗いざらいさらけだし、
二日酔いで(前日は中高のクラス会)顔がパンパンになっているにも関わらず、
賑わう青山ファーマーズマーケットで写真を撮られ、
さぁ、
どんな記事になったかと楽しみにしていたらっ!!

どどーん!
と、
カラーで3ページ!!

カナダでの生活の事
ともまるとの運命的(?)な出会い
米作りへの思い
娘に進んで欲しい人生とは?
などなど、
ぶっちゃけトーク満載のとーっても濃い内容の記事となってました!!!

読みたい?
読みたいですよね?!
これまで誰にも明かさなかった(わけでもない)私の人生、
知りたいですよね???

ならば今すぐ『ecomom』夏号、
ぜひご覧くださいね~♪

『ecomom』を読むには、
サイトからの登録が必要になります。
登録すると無料で、
雑誌とメルマガが届きます。
読者がアンケートや調査に協力して作り上げていく、
「双方向コミュニケーション」の雑誌になります。
皆さまもぜひ!

又は、
濱田ファームの直売所にも置いてあります。
お時間があれば立ち読みしに遊びに来て下さいね♪

※追記(7月1日)
今から登録した場合、
届くのは今回私たちが紹介された夏号ではなく、
次の秋号からになるようです。
申し訳ありません!!!
というわけで、
ご覧になりたい方はぜひ濱田ファームへお越しください★

麦あとの田んぼを起こす!

2014年6月27日 4:40 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

ここ数日、
一日中パソコンと睨めっこ状態で仕事をしているんですが、
あまりにも睨みすぎたのか(笑)、
目が真っ赤に充血してしまいました。

私の仕事はパソコン作業が非常に多いので、
パソコンを睨まずにはいられません。
そうしないと仕事ができないのです。

目からくるのか、
肩こりもひどいです。

そんなわけで今日は、
パソコンの前から逃げ出そうかと思ったんですが、
ちゃちゃちゃっとブログの更新だけは頑張る事にしました★

今日も、
まずまずの天気の黒部。
えっと、
梅雨だったような気もするんですが、
気のせいだったかしら・・・(笑)?

青空の元、
麦刈りをした田んぼをトラクターで起こします!

起こした後、
今度は緑肥(りょくひ)のクロタラリアという植物の種をまく為です。

※緑肥とは、
収穫せずそのまま田畑にすきこみ、
後から栽培する作物の肥料となる植物の事。

久しぶりのトラクター作業ですが、
キャビンの中はクーラーもきいてるし、
音楽も聞けるし、
かなり快適なようです!

順調に起こしてま~す★

その農機具、How much?

2014年6月25日 5:08 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

昨日の『レタスクラブ』掲載のお知らせでは、
たくさんのコメント・メッセージ・メールをいただきありがとうございました!
よ~く考えたら、
お客様の愛☆さんのご指摘通り、
地方紙でも農業関係でもない全国的な一般誌での、
記念すべきデビュー掲載となりました!

ま、
濱田ファームは名前だけなんですけどね(笑)。
主役はあくまでも、
富山の美味しいものとして私たちがご紹介させていただいた、
鮨蒲本舗 河内屋さん。

そうそう河内屋さんのブログでも、
この件についてご紹介いただきました★
河内屋さんのブログ、
何とスタートが2001年!
地道に続けていらっしゃるその姿勢こそが、
今や全国的に知られるようになった河内屋さんの原点なのかもしれません。
続ける事って大事。
私も頑張らなくっちゃ!
と刺激を受けました!!

ところでまたまた雑誌関連なんですが、
ただ今ともまる、
農機具のMHKについて取材を受けています。

MHK?
そう!
MHK!

高価な農機具を新品で購入せずに、
なるべく
M:もらう
K:かりる
H:ひろう
事で、
経費を削減しようという友の会(ともまるの仮想の会です)。

農機具って、
一般の方が知ったらきっと、
目が飛び出すような驚きの価格間違いなし♪
って、
♪をついつけちゃいたくなるくらいのビックリ価格なのです(笑)。

しかーも!
高い分しっかりと働いてくれるならまだしも、
1年に3日しか使わないとか、
そんなんばっかり・・・(^_^;)
でも、
それがないと米作りがまわらないもんで、
仕方なくフル装備で全セットを揃えるわけです。

それではここで、
先日ちょうどとある農機具メーカーからカタログが届いたばかりなので、
驚きの価格をちょこっとご紹介しましょう!

まずは、
農機具の中では一番活用頻度の高いトラクターから。
トラクターの後部にいろんな作業機を取り付ける事で、
起こしたり肥料をまいたり雪かきができたりと、
いろんな事ができちゃいます。

耐用年数も長いので、
これはいいトラクターを用意したいところ。

せめてこれくらいの馬力があって、
雨の日でも関係なく作業ができるキャビン付きで、
って欲を出すと、
あっという間に700万円くらいしたりしますのでご注意を・・・(笑)。

中には、
ありますねー、
1000万円超えのものも♪

ジョンディアの緑×黄のカラーリングについ惹かれてしまいますが、
値段を見て撃沈。
よーし今度は、
緑×黄に塗っちゃおっかな(笑)。

注:現在の濱田ファームのトラクターは、
フェラーリをイメージ(あくまでもイメージです!)した、
シルバーに塗装しておりますっ!

さぁ、
トラクターの価格くらいで恐れおののいてはダメですよ~!
お次はコンバイン!!

最も高価な農機具の1つでもあり、
最も壊れやすい農機具だー!
しかも耐用年数は低い・・・(笑)。

2条(稲株を2列づつ刈り取ってくれます)であれば200万円以下のようですが、
2条で刈っていたら(うちの面積だと)稲刈りは終わりません!
うちは今4条のコンバインなんですが、
次は5条がいいなぁ~。
やっぱりキャビンがついてた方が~、
な~んて欲を出してると、はいっ!
1000万円超えました(笑)!

ほら、
一般の方もだんだん笑えてきたでしょ(笑)。
お金なんて下世話な事を話題にしないで、
男なら隣の農家に負けないような新しい大きな機械に乗れ!
という考え方もあるとは思いますが、
きちんとした資金繰りと機械の更新頻度の計画、
更新する事によってどれくらい利益を確保できるのか等など、
綿密な計算が必要になってくるはずです。

だって専業農家は、
田んぼで機械の優越を競争したり、
男のプライドをくすぐったりしているわけではないんですから。
ね♪

トラコンタ。
米農家の3種の神器と言われていますが(本当か?!)、
トラクター・コンバインときて、
最後の田植え機。

ほーら、
田植え機が安く感じる!
そう思った方、
危険です(笑)!

米農家にありがちな考えなんですが、
だんだん金額がマヒしてきて、
田植え機の300万400万が安く思えてくるんですよね。

ましてや、
ちょっとした農機具の50万とか、
部品の20万とかなんて、
はした金とは言わないまでも、
ついつい軽くポーンと払ってしまうんです。
危険です。
本当に危険だと思います。

トラコンタだけではもちろん米作りはままならないわけで、
ずらっと並んだ乾燥機だって必需品。

我が家には、
40石前後の乾燥機(3反=30アール=900坪くらいの田んぼから取れるお米を乾燥できるくらい)が4台ありますが、
きちんと購入していたらざっくり800万円くらいになるのかな?

※間違えがあればご指摘ください!

それを全て、
近所で米作りをやめられた農家の方の、
埃をかぶって眠っていた納屋からいただいてきました。
タダではありませんが、
運搬・設置の費用(→巨大なので簡単にはできません)を考えても、
タダ同然かもしれません。

他にも、
細々とした農機具がいろいろいろいろあって、
全てをご紹介はできないんですが、
籾すり機の70万とか、
計量機の30万とか、
そんな農機具をもし全て新品で購入して、
さらにはそれを保管しておく作業所を建てたとしたら!

米農家になろうとして、
初期に投資しなくてはいけない額は1億はかかるような、
かからないような、
もう私の頭の中もドンブリ勘定になっていて、
訳がわからなくなってきました(笑)。

米農家になるのも、
米農家を続けるのも、
どちらも大変。

少しでも農機具の費用を抑えて、
MHKの精神で、
この先も米作りを続けていきたいと思います!

とりあえず、
真っ先に壊れそうな濱田ファームの農機具は、
コンバインです♪
キャハ♪♪♪

雑誌「レタスクラブ」掲載のお知らせ

2014年6月24日 9:58 AM

おはようございます!
今朝も涼しい富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!!

私はかなりの寒がりなんですが、
昨晩もタオルケット&お布団にくるまって寝ていました。
暑がりで普段は全くお布団をかぶろうとしない娘も、
さすがに寒かったようで、
今朝はみの虫のようにグルグル巻き状態でした★

さて今日は、
雑誌掲載のお知らせ。

忙しくても家族においしいご飯を!
そんな人を応援する生活情報誌「レタスクラブ」、
6月25日発売号に濱田ファームが掲載されました~!?

109ページの、
食のプロがおすすめする「うちの田舎のうまいもん教えます!」という、
お取り寄せの食品を紹介する連載。
今回は何と!
我らが富山県なんです!!

そして私たち濱田ファームは、
僭越ながらその富山県代表・食のプロ(笑・?)として、
富山の美味しいものをご紹介しております。

富山の美味しいもの、
もーそりゃーあげればきりがないんですが、
今回は黒部のお隣・魚津の鮨蒲本舗 河内屋さんの、
プティ・キャレをご紹介させていただきました。

富山といえば蒲鉾!
昆布がぐるぐるしたやつとか、
オレンジとかマリンブルーがぐるぐるした蒲鉾には、
県外出身者の私は当初カルチャーショックを受けましたが、
今では全然平気(笑)。

そしてお祝いの場に欠かせない飾り蒲鉾も、
とても富山らしいものの1つです。
巨大な鯛の蒲鉾を切り分けて近所に配る風習が今でも残っていますが、
小さなサイズに形を変えた飾り蒲鉾プティ・キャレは、
とっても今風!

10種類の絵柄から選ぶ楽しみもあって、
選ぶ方もいただく方もうれしいですね♪

それにしても、
何で私たちが食のプロ富山県代表に選ばれたのか?!
大いに疑問を感じる方もいるかもしれませんが、
何と何と、
ライターの方が青山国連大学前のファーマーズマーケットで、
我が家のお米を買っていただいた事がご縁となりました。

いやぁ、
どこで誰が私たちの事を見ているか、
油断できませんね・・・(笑)。

今後はもう少し身なりに気をつけようと心に誓いました。
とりあえずは、
ピヨピヨしている白髪をどうにかしようと思います!

私の白髪はともかく、
富山県の美味しい物を全国にご紹介させていただくという機会をいただいた事、
とてもうれしく思っています。
ライターの方・レタスクラブの担当者の方、
そして鮨蒲本舗 河内屋さん、
ありがとうございましたー!

河内屋さんのブログでも、
この件についてご紹介いただきました★

無農薬コシヒカリの田んぼ

2014年6月23日 3:51 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

日曜日は冷たい雨が一日降っていましたが、
今日・月曜日は青空広がる良いお天気になりました!
今週も草刈り・溝切りがはかどりそうです♪

さてこちらは、
今日の無農薬コシヒカリの田んぼの様子。

殺菌剤・殺虫剤はもちろん、
除草剤も使用しない無農薬の田んぼは、
紙マルチ田植えという特別な方法で田植えをしています。

詳しくはこちら

5月8日に田植えしたこの田んぼも、
稲がスクスクと生育しています。

およそ50日で土にかえる黒い紙マルチ。
写真ではちょっと分かりづらいんですが、
まだ少し残っているようです。

このマルチが、
しっかりと雑草を抑えてくれるというわけ。

抑草という意味では、
非常に優れた紙マルチ田植え。
ですが、
田植えはちょっとしたテクニックが必要。

失敗すると、
上の写真のようにちゃんと稲が植わっていなかったり、

弱い風でもマルチがめくれて、
雑草を抑える事ができなかったりします。

株と株の合間に、
雑草がびっしり・・・・(苦笑)。

でもまぁ、
この程度は見ない事にできるくらい、
私たちにも心の余裕が出てきました。

数年前、
大規模に無農薬栽培をされている先輩農家さんが発した言葉、
「草?それがどうした?!」
という境地に立てるよう、
日々雑草を見ないふりできるよう努力(?)します!