富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

青森へ視察に出かけてきました!

2014年8月8日 2:04 PM

休み明け、
台風の影響か雨ザーザーの富山県黒部市からこんにちは!
米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

休みの間、
黒部から約800km離れた青森へ出かけておりました~。
地図で見るとかなり遠いなぁと思っていたんですが、
たかだか800km。
かつて私が住んでいたカナディアンロッキーのバンフから、
時どき買い出し(!)で出かけていたバンクーバーまで900kmだし、
そんなに大変じゃないんじゃないのー?
と軽く考えていたら、
帰りに事故渋滞に巻き込まれれトンネル内に監禁・・・。
大変な目にあいなんとか帰ってきました・・・。

さて青森です!
私たちは初めて訪れました!!

これまで本州の北限は、
私は平泉だったので記録更新です(笑)!

田園風景が広がり、
海と山がありという日本らしい景色はここ黒部とあまり変わりませんが、
稲の種類が大きく違っていたり、
山の高さが違っていたりしましたよ。

視察の目的の1つが、
今年の米食味コンククールが開催される田舎館村、
の、
田んぼアート。

たかだか田んぼアート、
されと田んぼアート、
全国から多くのお客様が見に来るこちらの田んぼアートは、
観覧料もしっかり取られますが、
ご覧の通りの素晴らしさ!

稲の種類によって、
こんなにも色とりどりの図柄を描けるんですねえ。
すごいです!

これは下から見たアートの田んぼの様子なんですが、
実はこちらがメインの田んぼアートの会場。

気軽な気持ちでふらふら~と訪れたら、
何と展望台2時間待ち・・・(^_^;)
そんなにこれ、
人気があるんですかー?!
ビックリしました。

そんなわけでとても展望台に上る気持ちは失せ、
下から一応写真を撮ってきたんですが、
なんのこっちゃですよね・・・。

興味のある方はもしよければ、
田舎館村田んぼ―アートのサイトから、
今の田んぼの様子をご覧いただけますのでどうぞ。

そして、
今回の視察のメインの目的でもある、
青森市内の山田ふぁーむさんを訪れました!

山田ふぁーむの山田さん(上の写真の右側)は、
去年はるばる青森から私たちを訪ねて来ていただいた農家さん。
いえ、
当時はまだ専業ではなく兼業で、
きちんとしたお仕事をされていた上にお子さんが4人もいらっしゃって。
そんな方が、
仕事をやめて専業になりたい、
そのアドバイスを聞きに黒部まで来ていただいた事がありました。
その時の様子はこちらの記事をどうぞ。

あっ、
お顔の紹介がまだでした。
じゃじゃ~ん、
こちらが山田さん。

私たちより10ほど年上の方なんですが、
スキーで人生が狂ったという点では共通点があり(笑)、
何だかものすごく親近感を勝手に感じている私たちです。

とはいえ、
何年もサラリーマン生活をされた経験があり、
また4人のお子さんのお父さんですから、
ともまると違っていい加減ではありません。

専業農家でどうやりくりしていけるか、
今後の野望はなどなど、
綿密な計画をばっちりたてていらっしゃいます。

だから、
去年黒部に来ていただいた際も、
ともまるがアドバイスできる事はほとんどなくて、
単なる話し相手状態でした(^_^;)。

今回は逆に、
私たちがいろいろお話しをお伺いしたわけですが、
山田さんの田んぼのすごさったら!

えっ、
何がすごいかって?!
これこれ、
上の写真の田んぼのうねり具合(笑)!!

こんな変形田、
ともまるには植えられません(爆)。
これは、
相当田植えの腕が試される田んぼですね。

そう、
田んぼって真っ直ぐ(できれば長方形)であればあるほど作業効率が上がるんですが、
これだけ曲がりまくっていると、
田植えをするにも稲刈りをするにも何をするにも時間がかかるわけです。

つまり、
耕作者には嫌われる田んぼですね。

この辺りも放棄された田んぼが数多く見かけましたが、
山田さんの出現によりきっと多くの地主さんが安心したのではないでしょうか?
専業農家になってまだ半年ちょっとなのに、
山田さんの面積は倍以上になったそうです。
いきなり倍は大変だー!

青森では一般的に、
つがるロマン
まっしぐら
などの品種が有名なようですが、
山田さんは青森では珍しいコシヒカリを栽培されています。

富山では当たり前の、
というか、
ほぼ全員作付けしているコシヒカリが、
青森では珍しいなんて!
カルチャーショックです!!

他にも、
北海道で有名なゆめぴりか等、
いろんな品種にチャレンジされています。

いくつになってもそのチャレンジ精神を忘れない気持ち。
私たちも見習いたいです!

さて青森と言えばこの時期ねぶたです!
ねぶたの時期には全国から300万近くの観光客が訪れるそうですが、
私たちもこの機会を逃さず、
山田さんのご案内でねぶたを鑑賞してきました。

鑑賞だけでは飽き足らず、
跳人(はねと)の正式な衣装まで着せていただき、
らっせら~♪と跳ねてきちゃいましたよ♪♪

こんな経験ができるのも、
青森の地元の山田さんのおかげ。
本当に貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました!

青森と黒部と、
遠く離れていてもこんなに仲良くさせていただけるようになるなんて!
ご縁に本当に感謝です。

そしてこのご縁をつないでくれたのが、
実はこのブログだったとの事。
山田さんの奥様がこのブログを熟読していただいたようで、
ファンになっていただいたのを機に黒部に行きたい!
と思っていただいたそうなんです。

これはー、
このブログもまだまだやめられませんね!
いえ、
やめる予定はないんですが、
気を引き締めてこれからもブログを更新していきたいと思います!

重ねて、
山田さーん(他ご家族の方もお友達の方も)!
ありがとうございました!!!

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