こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。
コシヒカリの稲刈りまで、
あともう少しとなりました。
今年は出穂(しゅっすい=穂が出てくる事)が早かったので、
稲刈りも早いか?!と覚悟していたんですが、
夏が涼しかったせいか、
ただ今、登熟(とうじゅく=穂が熟してくる事)待ち状態です。
来週8日くらいから、
稲刈りになりそうかな。
という事は、
だいたい例年通りの運びとなりそうです。
人は、
雨が多かったり少なかったり、
日照時間が長かったり短かったり、
少しの自然の変化にも敏感に、
それを異常気象とつい言いたくなるのかもしれません。
でも、
自然の大きな流れの中では、
もっとゆっくりとした時間が流れていて、
年間の降雨量や日照時間は、
きちんと統計を調べたわけではありませんが、
何となくほぼ例年通りになっているのじゃないかなと、
毎日田んぼに出ているとそう感じる事が多かったりします。
その中で、
良い年もあれば、
悪い年もある。
大自然に、
怖れと敬意をはらっていれば、
簡単に異常気象という一言で済まされないような気がするのは、
私だけでしょうか。
今年は、
お米は残念ながら収穫量は少なくなりそうです。
品質は問題ないと予想していますが、
量が少ないのはやっぱりちょっと残念。
でもまぁ、
そんな年もあると気持ちを切り替えて、
この後の収穫の時期を迎えたいと思っています。
さて!
先日私の元に届いた、
『重要』ハンコの押された封筒。
差出人は、
米・食味鑑定士協会。
7月に1人で上京して受講した、
米食味鑑定士(お米ソムリエ)の合格通知でした!
落ちる事はない(本当か?!)と聞いていたテストでしたが、
でもやっぱり、
ちゃんと合格通知がきてホッとしたのも事実。
米・食味鑑定士は、
稲作を核とした日本の食文化を守り、
お米の「食味」「品質」「栽培法」を鑑定し、
お米の品質を保証する資格。
講習はたった2日間で、
その中でお米の世界の事を全て学ぶのは不可能に近く、
私もただ講習の話を聞くだけの受け身の姿勢でした。
でも、
資格を取得した後にどれだけ自分が努力して、
より深くお米について学ぶか、
この資格をどう生かすかはその人それぞれなのかもしれません。
私自身、
この資格を取ろうと思ったきっかけが、
単にこの資格がどんなものなのかを知りたい。
その思いだけだった部分もあるので、
この先の米作りにどう活用していこうか、
じっくり考えたいと思います。
そして、
最近届いた賞状と証明書。
大人になってからなかなか賞状をもらえる機会なんてないから、
微妙にうれしいかも・・・(笑)。
額にでも飾ろうかしら・・・(笑)。
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