こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
つい先日のなごり雪が嘘のように、
今日は晴れてくっきりと山も見えています。
まさに農作業日和!
ですが、
今日も作業所にこもって育苗作業です。
育苗(いくびょう)とは、
田植えの時に植えるあの苗を育てる作業。
5月中旬の田植えの日にあわせて、
この時期から準備しているんですよ~。
しかも休みなく!
約1カ月半!!
そんな、
長くて辛い(?)育苗作業の行程は、
以下の通り。
1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
今日は、
2:小分けの様子をお伝えします!
偉そうに工程の1つに加えていますが、
文字通り種籾(たねもみ)を小分けにしているだけなんですけどね・・・(笑)。
ハンドリングしやすいよう、
そしてこの後の工程で播種量を計算しやすいよう、
だいたい5kgに分けていきます。
って、
サラッと書いちゃいましたが、
一般の方には播種量?
何それ??
だいいち読めないし!
という方が多いと思います。
播種量(はしゅりょう)とは、
苗箱(なえばこ)と呼ばれる長方形の箱にまく、
種籾の量の事です。
1枚の箱に、
黒部市の標準だと120グラムほどの種籾をまくんですが、
これを播種量といいます。
播種量は地域によって農家によってかなり差があり、
一概に多ければ悪い少なければ良い、
という単純なものではない気がします。
まぁ、これこそ、
長年の勘がものを言いそうなんですが、
何せうちは新米農家。
毎年少しづつ量を変えては、
うちにあった一番の量を模索し続けています。
底に穴をあけたバケツに網をセットして、
種籾を量りとり、
バケツを持ち上げればザザザーと種籾が網に入っていく仕組み。
あとはクルリと縛ればオッケー。
小分けされた種籾が山積み状態。
これでハンドリングがよくなりました!
3:消毒の工程へ。
と、
今日はここまで。
そして明日はちょっと育苗作業のご紹介をお休みして、
1つケーブルテレビの取材の様子をお伝えして、
あとはまだマルシェレポートもあげてませんでしたね、
そうそう、
既にトラクター作業も始まっています、
あぁ、
ネタが満載でブログが追いつかない。
のですが、
1つ1つまた改めて更新していきたいと思います!
コメント