富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

種まきの準備は秘密裏に

2015年4月9日 10:15 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

昨日は全国的に冷え込んだようで、
東京では雪が降った所もあったようですね。
えっと、
今は4月、
ですよね・・・(笑)?

黒部も寒い寒い一日でしたが、
そんな中で娘の小学校の入学式がありました。
娘の成長に感動・・・・、
する気持ちの余裕もなく、
ただただ体育館で寒さに震えていた私でした・・・(笑)。

実は多くのお客様が、
娘の成長を楽しみにしていただいているようで、
先日の保育園の卒園でもたくさんのお祝いのお言葉をいただきました。
本当にありがとうございます!

入学式の様子も、
こちらの米作りブログの方ではなく、
濱田家の日常を綴っているもう1つのブログの方で、
そのうちアップしたいと思っておりますので、
気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)は大詰めを迎えておりまして、

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

いよいよ!
春の一大イベント!!
7:播種です!!!

播種(はしゅ)、
つまり種まきなんですが、
種まきなんて牧歌的な雰囲気は一切なく、
米の種まきは作業所の中で黙々と淡々と行われる、
ちょっと暗い作業です(笑)。

しかーも!
広い場所とたくさんの人手が必要。

というわけで、
播種の日に向けて、
人手の確保と、
作業所では機械や資材の準備が着々と進められていました。

もちろん、
フォークリフトがここでも大活躍!
本当に、
何をするにもリフトがあるのとないのとでは大違い。
基本的にはともまる一人で作業する事が多いので、
リフトがないと作業が進まないのです。

リフトを屈指して、
あっちこっちにいろんな物を移動させまくって、
ようやく播種の準備完了!

播種は、
この準備にけっこう時間がかかります。

まずは、
これがないと始まらない土!

そして苗箱(なえばこ)。

手前の土が入ったフレコンの、
奥にずらりと並ぶ黒い物体がそれ。

長方形の箱に、
土を入れて種をまいていきます。

播種にあわせて準備してきた、
種籾(たねもみ=稲の種)。

もちろん、
水がないと発芽しないので、
大量に。

最後にもう一度、
上からかける土。

これが、
播種機と呼ばれる機械。
もちろんこれも、
播種だけのために使われる農機具。

かなりの長さで、
写真に入りきりません。
何メートルあるんだろう???
5メートルくらい???
とにかく長いです!

播種は(も?!)、
1年に1回(正確には日にちをずらして2回なんですが)だけの作業。

何をどこに配置するのが一番いいのか、
作業のポイント、
去年の反省点などをすぐに記録して、
自分なりのこれがベスト!というマニュアルを残しています。

これがあるのとないのとでは大違い。
年々、
播種の準備も播種作業そのものも、
効率的にできるようになってきました。

ありゃりゃ、
播種の作業の様子を伝える前に、
準備だけで長い長い記事になってしまいました。

ので、
播種作業の様子はまた明日!
お楽しみに!!

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