こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
GWが終わり、
娘も今日からまた小学校。
と同時に、
今日は家庭訪問があったりして、
休み明けからバタバタしている濱田家です。
さぁ、
田植えに向けての田んぼ準備の3ステップ、
1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くりその1・荒くりその2@山の上の田んぼ(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)
も、
いよいよ最終段階の3:代かきです!
代かきはハローで♪
の意味がわかるのは、
きっと関係者だけですね(笑)。
実は、
農機具音痴というか無関心の私にも、
あんまりどうでもいい事なんですが、
ともまる曰くハローは見ればすぐにわかる!
んだそうです。
そうですか、そうですか、それは良かった、
ちゃんちゃん♪
何の事かというと、
トラクターというのは、
その後部(時に前部にも)に様々な作業機をつける事により、
耕したり代かきしたり、
はたまた肥料をまいたりといろんな作業ができる、
農機具の中では珍しく(というか唯一?!)いろんな作業ができる優れものなんです。
これまで、
1:耕起と2:荒くりではロータリーという作業機をつけて作業していたんですが、
3:代かきではハローという作業機に付け替えております。
気になる方は、
前の作業の様子と比べてみてくださいね。
え?!
やっぱり気にならない???
ちなみに、
英語で書くとハローは、
Hello~!ではもちろんなく、
harrow。
辞書で調べると、
「まぐわをかける」とあるんですが、
まぐわって何・・・(笑)?
あんまり聞かない単語ですが、
土を砕く何かしらの道具だと推測されます。
ですよね~(笑)。
パッと見ただけでは、
横幅がただ違うだけのような感じなんですが、
どうやら爪の部分が全く違うんだそうです。
と、
ものすごい熱く語られたんですが、
私にロータリーとハローの爪の違いを説明されても、
正直困る
用水の水も、
勢いよくザブザブ流れています!
この水が、
米作りにとっては欠かせないものであり、
はるか昔から受け継がれてきた大切な財産。
こうやって、
用水の水を少-しだけ堰き止めて、
自分の田んぼの中へ水を入れます。
少-しだけ、
というのがものすごく大切。
自分の田んぼの事だけを考えて、
思いっきり水を堰き止めてしまうと下に流れていく水量が減ります。
そうすると、
下の田んぼの人が困る。
このさじ加減がとっても難しく、
また人間関係にも非常に影響を及ぼすわけですね、
うふふ♪
荒くりの前に田んぼに水を入れ、
その水を抜いて荒くりをし、
荒くりが終わったらまた水を入れ、
そして代かきの前にまた水を抜く。
代かきが終わったらまた水を入れ、
そして田植えの前にまた水を抜く。
田植えが終わったらまた水を入れ、
その後は、
苗の成長と共に水の量を調整していきます。
とっても手間がかかる水の管理。
ともまるは朝晩、
通常の農作業の前に1枚1枚田んぼを見て回っています。
さて、
いよいよ田植えが始まりますよ~!
頑張ります!
コメント