こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
この地域は、
今日9日(土)・明日10日(日)が、
田植えのピークになりそうです。
雨がポツポツ降っていて、
いまいち田植え日和ではないんですが、
週末に植えなくてはいけない兼業農家さん、
朝早くから出動されていました
そして濱田ファームは、
一昨日7日(木)から、
今年の田植えをスタートさせました!
まずは、
無農薬栽培をしている田んぼの、
紙マルチ田植えから。
黒い紙のマルチを敷き詰めながら田植えをするという、
かなり特殊な方法です。
田植え機はもちろん専用のもの。
後ろの下の方に、
紙マルチがでろ~んと出ているのが見えますでしょうか。
紙がぴろぴろ~と出てきて、
その紙に穴をあけつつ苗を植え付けていきます。
とにかく神経をつかう紙マルチ田植え、
ともまるの顔もいつになく真剣です!?
これが紙マルチ。
なかなかの長さと重さなので、
非常にハンドリングが悪いです(笑)。
この紙が、
雑草を抑えてくれつつ、
2か月くらいかけてゆっくりと土にかえっていくという、
特殊なもの。
2か月後、
さぁ!
雑草が芽を出すぞ!!
という時には、
既に稲がかなりの丈になっているので、
さすがの雑草も太刀打ちできません。
と、
理論上ではパーフェクトなんですが、
それがなかなか上手くいかないのが難しいところ。
うまく紙が敷かれていなかったり、
風に飛ばされている個所があったりすると、
もうそこからウヨウヨと雑草がジャングルを形成します。
これは、
紙マルチを田植え機にセットしている様子。
長いし重い(ついでに高い)ので、
2人がかりです。
これ、
畦でセットしているのでまだ楽ですが、
紙はいつどこできれちゃうかわかりません。
広ーい田んぼのど真ん中できれた場合、
ぬかるむ田んぼのなかで交換するわけで、
そうとうのバランス感覚が問われる田植えです。
さらには、
紙はすぐきれるので、
その都度、田植え機をとめて紙マルチを交換する。
さらにさらに、
紙マルチ田植え機は6条(6列づつ苗を植えていく)なので、
外周を2周しなくちゃいけないんです!
ってこれ、
あんまり一般の方にはよく意味がわからないですよね。
えっと、
私もうまく説明できないんですが、
とにかくとにかく、
時間が相当かかるという事なんです!
ようやく田んぼ1枚の田植えが終わって、
田んぼから田植え機が出てくるタイミングに出くわしました。
これ、
毎回はたから見ていて怖いんですが、
こうやって大の大人2人が田植え機の前に乗って、
その重みで田植え機がウィリーしないようにしてるんですよ~。
かなりの角度であがってくるので、
本当に後ろにひっくりかえっちゃうんじゃないかと、
毎回ハラハラします。
実際、
農機具の事故で多いのが、
この田んぼの出入りの時のようです。
十分に気を付けないといけませんね。
今年も無農薬の田んぼは、
前部で5枚。
1ヘクタールほどの作付けです。
無事に育ちますように★
雑草に負けませんように★★★
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