こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
薄曇りの今日は、
少し暑さが和らいでいるような気がします。
こういう日はチャーンス!
ともまる、せっせと草刈りに出かけていきました!!
春作業に追われた2か月の間に、
田んぼの畦(あぜ)の草がボーボーしちゃったので、
これからしばらくは草刈りの日々になりそうです。
でもってこの草刈り、
エンドレスで11月くらいまで続きます。
約70枚ある田んぼの畦を、
少しづつ少しづつ順番に刈っていくんですが、
全ての田んぼを一回りしてスタート地点に戻ってきたら、
また草ボーボーなんです。
刈っても刈っても、
刈っても刈っても、
刈っても刈っても、
草は生えてきます。
はっきり言ってこれからの時期は、
米作りしているというより、
雑草と戯れているといった感じです。
農業は雑草との戦い、
なーんてよく言われますが、
戦いに勝つなんてちょっと無理。
でも、
草と共存するなんていうのも理想の世界。
せめて、
少しでも草の勢いを抑えるべく、
畦に芝生を敷き詰める事に取り組んでいます。
芝生も一から自分たちで育てるので、
まずは播種(はしゅ=種まき)から~。
へぇー、
芝生って種があるんだ!
という事を数年前にはじめて私知りました。
芝生の種は、
とーっても小さい粒なので、
巨大なミキサーを使って土と混ぜた状態で、
苗箱に入れていきます。
ちなみにこの播種機は、
稲の播種の際に使用しているものとは別。
いただいてきた古い古い播種機です。
今では芝生専用の播種機として活躍中。
こんな感じで、
苗箱に芝生の種をまいて、
それを、
綺麗に片づけたビニールハウスに広げます。
しばらく水と温度管理をして、
芝生のマットを作ります。
その芝マットを畦に敷き詰めると、
完全にではありませんが、
草をかなり抑えてくれるので、
草刈りをする労力がかなり軽減されるんですよ~。
できるだけ除草剤を使いたくない、
それでいて草刈りの労力を軽減したい、
抑草シートは景観があまり好きになれない、
というわけでたどり着いたのがこの芝。
当初は白い目で見られていた芝畦ですが、
今ではこの地域の他の農家さんにも真似していただいています。
70枚全ての田んぼを芝畦にするにはまだまだ何年もかかりそうですが、
少しづつ枚数を増やしていければいいなと思っています♪
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