富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

1つの戦いが終わり、また新たな戦いが始まる!

2015年6月18日 9:56 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

いやぁ、
今シーズンの熱い戦いが終わりました~。
って、
世間ではテニスとかゴルフとか、
いやいやサッカーのワールドカップ予選か、
そんな戦いに注目が集まっているかもしれませんが、
我が家のこの時期の戦いはNBAファイナル!

やり残したことがあると古巣で故郷のクリーブランドに戻った、
キングこと、
レブロン・ジェームス。

歴代スターのジョーダンやコービーと比べられつつ、
圧倒的な強さとパワーを持ちながら、
ここぞという時にミスしたり爪をかんじゃったりする弱さにキュンときちゃうんです、
私♪
あっ、いや見た目はゴリラみたいな風貌ですけどね(笑)。

弱小チームだったキャブスを引っ張り続け、
見切りを付けて強豪チームのヒートに移籍し、
見事にチャンピオンリングを2つ獲得、
そしてまたキャブス戻っての1シーズン目でした。

スターター3人がケガで脱落する中、
ファイナルまで勝ち進んだだけでもすごかった。
最後は一歩及ばずだったけど、
でもレブロンは実力がありながらもこれまで、
何度も挫折を味わい簡単に優勝はできなかったわけだから、
また来シーズンにリベンジしてほしいな。
そう思いました。

NBAで暑く燃え上がっていてふと気づいたら、
田んぼもすさまじい状況になっていたので、
私たちも戦いの場を田んぼに移しました(笑)!

こちらGマークは、
減農薬コシヒカリの田んぼ。

減農薬はそのネーミングを間違えた!
と失敗を認めざるをえないくらい減農薬も減農薬。
超減農薬です!

だって、
農薬は田植えの時の除草剤1回だけしか使ってないんです。

他いっさいの殺虫剤・殺菌剤、
さらには化学肥料も使っていません。

これ、
減農薬コシヒカリという名前、
やめた方がいいですよね・・・・(笑)?
何かいい名前ないかなぁ。

というわけで、募集します!
と、
すぐに他人に頼る私たち、
えへ♪

とにかく、
除草剤を1回しか使用しないと、
田んぼの状況やその年の天候にもよりますが、
すぐにこんな風になっちゃいます♪

あぁ、
見るだけで気分が悪くなる・・・・。
閲覧注意!
っていう添え書きが必要なくらいの凄まじさですよね、
これ・・・。

今すぐにでも、
この時期に使用できる中期除草剤を散布したい!
んですが、
上記の通り減農薬コシヒカリは農薬は除草剤1回のみの使用とうたっているので、
当たり前ですが使えません。

ジュディの活躍もむなしく、
ここは地道にテデトールで戦います!

あっ、
ジュディというのはチェーン除草機の愛称です。
詳しくあはこちらの記事をご覧くださいね。

テデトールというのは、
何だかかっこいい響きですが(そんな事もない・・・?)、
単に手で草を取るを略しただけです、
あはははは。

テデトールはですねぇ、
こうやって写真で見てるだけだと、
ふぅん。
で終わっちゃうかもしれませんが、
例えばこの田んぼ1枚で3反以上もあるんです、
広さが!
壷じゃなかった坪で表すと、
1000坪です、1000坪!

田んぼのあっちの畦からこっちの畦まで、
その距離100mですよ?!

そりゃぁ、もう、
果てしない戦いです。
頭の中では「若者たち」が繰り返しリピートされます!
君の~、行く道は~、果てし~なく、遠い~♪

ちなみに今日ヘッドホンから流れている曲についてともまるにお伺いしたところ、
いつもはノリノリで元気になれるAKBとかが多いんですが、
今日は何とチャイコフスキーだって(笑)!
あっ、いや、チャイコフスキーに(笑)をつけるのは大変失礼な事なんですが、
それにしてもチャイコフスキーの何を聞いてるんだろう。
白鳥の湖?
悲愴??

ちなみに私が今聞いているのは、
ベートーヴェンのピアノソナタ月光。

実はわたくし、
30年ぶりくらいにピアノをまた弾き始めたんですが、
今は月光の第3楽章に果敢にアタック中!
30年のブランクは相当なもんで、
指がまったく動きません(笑)。

テクニックが要求される月光第3楽章、
とても最後まで弾きこなせる気はしないんですが、
指の練習だと思って頑張っています♪

テデトールの対象は主に、
このヒエ!
できるだけ稲の背丈が低いうちにとっておいちゃいたい雑草です。

こうやってせっせとテデトールして、
重~くなってきたら軽トラの荷台へ。
この繰り返しをひたすら続けて続けて続けて続ける。

ゴールのない厳しい、
しかも負けるとわかっている戦いです。

でも男には、
負けるとわかっていても挑まなくてはいけない戦いがあるのです。
頑張れ、ともまる!
私もブログを書いて応援しているよ!!

コメント

2 Responses to 1つの戦いが終わり、また新たな戦いが始まる!

  1. jyk より:

    減農薬では、パンチが無い
    確かに減農薬では一度もしなくても、収穫間際まで農薬しても、わからないのですので、たとえば、「絶対農薬卒業自信玄米」とか、ほかの方が考えない奇抜なネーミングが大事だと思います。申し上げましたが、転作しなければぺナルテーと驚かせ、今度は、休耕すると、課税かけるとなれば、已む得ず休耕したのに、これもおどかしなのでしょうか
    6次産業化と叫ばれておりますが、殆どの農家の方は、あなた方は別として、片手間農業であり、農業では食べていけないので働きに出ざるを得ない状況に陥り、とても解決できない状況ですね
    朝日町の藤田農園さんでは、こだわりのアスパラを造り大成功された様です。

  2. 濱田律子 より:

    jykさん
    いつもコメントありがとうございます!
    名前についてはお客様に誤解を与えないように、
    それでいて私たちらしい個性がでるように、
    きちんと考える必要がありますね。
    今後の課題の1つにします。

    藤田さんのアスパラ、美味しいですよね~。
    大ファンです♡

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