富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

我が家にアナがやって来た!

2016年2月10日 9:48 AM

おはようございます!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日は、
ちょっとおもしろいエピソードをご紹介。

それは、
先週のとある平日の夜22時過ぎ。
彼女は突然にこやかな笑顔でやって来ました!

えっと、
どちら様でしょうか・・・・(笑)?

説明しよう!
なぜ彼女が我が家にとつぜんやって来たのか!

彼女はドイツ人のアナ。
世界中をヒッチハイクで旅していて、
日本もこれが3回目だとか。

アナが黒部にやって来る前に滞在していた大阪のジュンコさんという方のお宅で、
私たちのよく知る焼菓子工房のコワヤさんからプレゼントされた我が家のお米を、
アナと一緒に食べたそうなのです。

そしてそのお米が美味しかったとアナの印象に残ったようで、
アナは「富山・濱田ファーム」この2つの言葉と野生の勘を頼りに、
富山を目指したそうで・・・。

大阪を出て何台目か、
愛知でたまたまヒッチハイクした車がなんと!
入善の方(黒部の隣町。仕事で三重に行っていた)だったというものすごい偶然!!!

入善の人だから、
そりゃぁ黒部の濱田ファームは何となくわかる。
という事でここまでやって来たというわけ。

な、
なるほどー。
アナ、おぬしやりよるなぁ。

なぜ事前に連絡をくれなかったのか、
とか、
夜ちょっと遅すぎやしないかい?
というツッコミどころは満載だけど・・・(笑)。

とりあえず夜も遅いし、
我が家に泊まってもらって、
入善の方にはお礼をいって固い握手を交わし、
そして次の日!

私たちの予定していた仕事は全てパー(笑)。
もう投げやりな気持ちで、
こうなったらアナをとことん連れまわそう!
という事になり。

まずはアナが身体を動かしたいという事で、
彼女の好きなヨガのレッスンへ。
私たちの大好きなヨガの先生アキエちゃんのクラスへドロップイン!

アナはそもそも瞑想のコースを受けていたり、
欧米では認知度の高いレイキに興味があったり、
もちろんヨガも大好きという事で、
アキエちゃんとも意気投合!

ヨガの後は温泉でリラックスタイム。
私たちも久しぶりに宇奈月温泉へ行き、
黒部峡谷の景色を楽しみましたー。

と、
そこまでは良かったんですが、
その日の夕方からは私たちどうしてもはずせない用事があって、
家をあけなくてはいけない。
迷える子羊、お腹を空かせたアナをその間どうしよう?
と困っていたら!

その事実を知った近所の仲間が、
それは面白そうだ!
とワラワラと集まってきて、
家主が誰もいない濱田家に勝手に上がりこみ、
しかも人の台所を勝手に使って夕食の準備までしていたようで、
しっかりとアナを接待してくれていたのでありました!

あぁ、
仲間ってステキ♡
助かったぜぃ、センキュー!

というわけで、
家主が帰ってきたら家の中はもうすっかり盛り上がっていて、
何だかとっても楽しそうでした。

この日は節分!
日本の文化をよく知るアナも、
豆まきを楽しみ、
ちゃんと自分の歳の数だけ(ちなみに23歳だそうです)豆をひろって食べてましたよ。

鬼役を率先して引き受けてきた娘も、
すごく嬉しそう。

さらには、
合気道にも興味のあるアナの為に、
そういえば合気道の先生だったミヤタンが衣装まで持参して、
合気道を指導してくれたのでありました!

これにはアナはもちろん、
私たちも大喜び。
皆で合気道とは何ぞやという事をミヤタンから学んだのでありました。

アナのおかげで思いがけず楽しい夜となりました。

あぁ、
何ていうご縁なのでしょう。
人との出会いに感謝という言葉しかありません。

その後、
(もちろんヒッチハイクで)北海道を目指すというアナの為に、
青森や北海道の知り合いを紹介。

青森では同じ米農家仲間の山田さん宅になんと、
3泊もしたようで、
山田さんからも途中経過報告が写真と共にありました!

ここは青森と言えば!
の、

酸ヶ湯温泉ですね。
う、
うらやましーぞー、アナ。

ネブタの体験もしたみたいだし、
B級グルメのカレー牛乳ラーメンも食べたみたいだし、
他にも花火やカーリングなど、
青森の冬を満喫したようです。
よかったよかった。
山田さん、本当にありがとうございました!

と、
数日前までは見ず知らずだったアナの近況を知って、
ホッとするど私たちなのでありました。
もうこうなると、
とても他人とは思えないですもんね。

今は、
山田さんの娘さんが住む札幌にどうやら居候しているようで、
きっと雪まつりを楽しんでいるんじゃないかなと思います。

以上、
とつぜん我が家にやってきたアナのお話し、
でした!

コメント

8 Responses to 我が家にアナがやって来た!

  1. 池森 より:

    Unknown
    楽しい楽しい物語を読んでいる気がしました。読んでいる内に、浜田さんの暖かい家族愛が人間を魅力にし人が人を誘うのですね。
    ふと独身時代に一人旅を諸国漫遊しながら土地の暖かいもてなしに触れ感激した事を思いだしておりました。
    さぞかし、黒部の旨い米の忘れられない思い出になった事でしょう

  2. おいかわ より:

    Unknown
    アナ、凄ぇ (゜o゜)

    点と点を、縁と縁を
    結んで行っている感じが面白い。
    でも、うちは狭いから泊まれないよ!

  3. ともまる より:

    池森さんへ
    コメントありがとうございます。
    世界を旅すると色々と感じる事はありますよね~。
    特に一人旅だとそれを強く感じます。
    アナもそれを糧に次の旅を楽しんでくれるといいなあと思っています。

  4. ともまる より:

    おいかわさんへ
    おいかわさん、こんにちは。
    おいかわさんは、あのおいかわさんでいいのかな?
    アナの根性と強運には本当に驚きます。
    こんな楽しく安上がりに、しかもスピーディーに日本縦断してるヒッチハイカーは少ないんじゃないかなあ。
    おいかわさんちも紹介すればいかったなww

  5. 店チョー より:

    いいですね
    いいエピソードですね。とくに料理を作ったやつが素晴らしい。きっといいやつに違いない。

  6. 濱田律子 より:

    店チョー
    そうなんです、
    特にお料理を用意された人が本当に素晴らしくて。
    何とその方、アナの為に着物まで着てこられたんですよ!
    すごいですよね!!

  7. 才タロ より:

    ?昨日 十和田湖から青森市のフェリーターミナルまで 車に乗せました
    名前はアナ 18歳 ドイツから来て 日光、東北から北海道へと向かう途中
    だそうです 同じ人ではない 偶然?

  8. 才タロさん、コメントありがとうございます!
    この記事はもう既に3年以上前の事なので、
    今回才タロさんが出会われたアナさんとはきっと、別の方かなぁと思います(^^)/
    でも、こういう嬉しい出会いがあると楽しくなりますよね♪

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