こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
春作業がもー、
毎日ものすごい勢いで進んでいて、
ブログの更新が追いつきません!
育苗用のビニールハウスの準備が整ったと思ったら、
もう既に種籾(たねもみ=稲の種)の消毒も終わり、
今は浸水している状態。
田んぼではトラクター作業も始まっています!
ブログ更新が後手後手だ~。
頑張らなくちゃ!
育苗作業もトラクター作業も、
どちらも早く皆様にお伝えしたいところですが、
慌てず急がず。
ちょっと前に私・濱田律子が、
パネラーとして登壇した様子でもアップしちゃいおっかなと。
え、
興味ない??
まー、まー、そう言わず、
私も働いているんだよっていう所を1つ、
お見せしましょう!
っていうか、見せたい!!
ので、
お付き合いくださいませーー。
時は3月9日。
場所は幕張。
会場はアジア最大級の食の展示会であるFOODEX!
食の業界ではお馴染みのFOODEX、
ともまるもかつては食品の香料を研究する会社にいたので、
よくFOODEXには来ていたようです。
そのFOODEXで、
農業界で女性が本来の力を十二分に発揮できるよう、
農業経営の発展を後押しし、
さらに活躍の場を広げてもらうことを目的に、
アグリウーマノミクスフォーラムが開催されました!
まずは、
ヒルズマルシェでは濱田ファームもずっとお世話になっていて、
さらに私が去年6月から通っている農業経営を学ぶ育成塾では講師をされている、
株式会社Agri Innovation Designの脇坂さんの講演から。
首都圏で増えているマルシェの解説や、
出店者のメリット、
個人のお客様だけでなくレストランなど、
業者さんとの取り引きの可能性など
マルシェ全体についてわかりやすくお話しいただきました。
続いて、
地方で成功しているマルシェの事例として、
とくしまマルシェを運営されている株式会社サーブの金森さんが登壇。
平成22年から始まったとくしまマルシェは、
一般募集をせず、
自らの足で各地を訪問し、
探し求めた生産者だけが出店しているそう。
川辺という気持ちが良さそうなロケーション、
80店舗による出店者数、
毎回1万人を超える来場者数と、
聞いているだけで楽しそうなマルシェなんだろうなぁと想像させられます。
参加者の方も真剣な表情で聞いています!
実はこの写真に写っている皆さん、
全国から集まって農業経営を学ぶ育成塾の仲間たち。
ひよこママー、
たまさーん
まいちゃーん、
ももちゃーん、
しほちゃんにひろみちゃん、
ゆみさんにるみちゃん。
今回の育成塾は、
このFOODEXに出展する人もいれば、
出展しないでバイヤーさんの言動を観察する人もいるという、
各自がそれぞれの目的で学ぶという講義でした。
そしてこのフォーラムを聞いて、
マルシェについて考える事も課題の1つだったのです。
さてさて、
いよいよ私もとーじょー。
ちなみに、
左から2番目です、えへ。
徳島マルシェに出店されている女性農家の方と一緒に、
私は首都圏のマルシェに出店しているという立場で、
マルシェのあれこれについてお話しさせていただきました。
いやー、緊張しましたー。
こんな舞台に立った事ないし(あ、でもそういえば、中学生の頃は演劇部でよく舞台に立ってたな)、
マイクを持つ手も震えるし(あ、でもそういえば、カナダにいた頃はマイク持って人前で話すガイドの仕事をしていたな)、
何より、
イスが高いー。
こういうオサレなハイチェアー?って言うんですか?
に、
座る機会は農家にはほとんどないんです!
そこかい!
って言われそうだけど、
はい、そこです!
とにかく椅子の座り心地が悪くて、
足が短いからから足の置き場に足が届かなくて、
もうそりゃ、どうしていいかわからず・・・・。
緊張したのも、
しどろもどろになったのも、
目が泳ぎまくったのも、
全て!
この椅子のせいにしておきたいと思います。
さてお話はマルシェの事で、
お隣の脇坂さんとはヒルズマルシェでの長い付き合いがあり、
濱田ファームのマルシェへの出店スタンスを理解していただいている事もあって、
お話自体はスムーズだったような気がします。
気のせいかもしれませんが・・・。
マルシェはBtoC(個人のお客様への販売)の場と考えられがちですが、
実際にはレストランのシェフやバイヤーの方も多く、
BtoB(企業への販売)のチャンスもあったりします。
私たちみたいな小さなな農家でも、
マルシェをBtoCからのステップアップに使える可能性があるんだなと、
お話していて気づかされる事もいっぱい。
そして何よりやっぱり、
マルシェって楽しいなぁって思いながらお話ししてました。
これからもお米を販売するというよりは、
お客様と出会う場所としてマルシェに出店し続けながらも、
濱田ファームとしてまた違う可能性を模索してもいいのかな、
とも思いました。
というわけで、
めちゃめちゃ緊張しながらも、
何とかパネラーとしてお話しさせていただいた、
というリポートでした!
※写真は全て、
「輝く農女新聞」からおかりしました。
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
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