こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
ここ数日だけなんですが、
娘と家の周りをジョギングしています!
というとカッコイイんですが、
走っているというよりはトボトボ歩いている、
と言う方が正しいかもしれません。
家の周りでもこの辺り、
田んぼの方へ行けば北アルプスの雄大な景色、
海の方へ行けば日本海に沈む夕陽と、
どっちに行っても絶景が待っています。
しみじみ良い所だなぁと。
娘はそんな絶景には目もくれず、
ひたすら田んぼでは土筆などの草花を摘み、
海ではシーグラスを拾う。
春の風を身体に感じて、
春の匂いをかいで、
五感でフルに春を満喫しています!
春といえば、
こちらもフルで稼働中(笑)!
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)が始まり、
この先は田植えが終わるまでの約2カ月、
毎日休みなく以下の行程が待ち構えているので、
これからしばらくはこのブログで、
育苗について懇切丁寧に教えちゃいましょう♡
育苗作業の過程は以下の通り。
1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理
まずは、
1:の小分けから。
ハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分けていきます。
種籾はつまりは、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた稲穂についている籾(もみ)、
そのものです!
籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。
つまり、
食べちゃうことができるんですが、
食べちゃうとお腹におさまるだけなので、
食べずにこれを種としてまた育てていきます。
ハンドリングしやすいよう、
重くもなく軽くもなく。
そして、
後で計算しやすい重さに小分け。
バケツの底は、
実はすっぽり穴があいています。
バケツを上にあげるだけで、
あら不思議。
ザザザザーっとネットに種籾が入っていきます!
この方法、
実は以前このブログを読んでいただいていた農家さんから、
コメント欄で教えていただいた思い出があります。
それまでバケツをくるりとひっくり返していた労力を考えると、
この方法の素晴らしさったら!
本当に教えていただいてありがたかったです!
今でもその方、
このブログを読んでいただいていると嬉しいんだけどな♪
種籾が袋に入ったら、
袋の紐を縛って、
これで小分け完了!
以上、
育苗の過程の1:小分けでした。
いかがでしょう?
おわかりいただけましたでしょうか?
もう何年もこのブログを読んでいただいている方には、
すっかりお馴染みの作業だと思います。
でも、
復習がてらお付き合いいただければ嬉しいですし、
もし最近このブログを読み始めた方には、
苗を育てる作業ってこうなんだ!と新鮮な気持ちで読んでいただければ。
なるべくわかりやすい言葉で、
写真をできるだけ使って、
米作りの様子をお伝えしていければと思っております♪
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
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