こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、
1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理
今日は、
4:催芽(さいが)についてお伝えします!
催芽とは、
種籾を温かい水にしばらくつけておいて、
芽を揃える事。
コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が重要です!
昔はこの作業、
お風呂でやっていた時代もあったそうです。
その日一日はお風呂は我慢。
今はこんな、
催芽機という便利な物がありまして、
便利なんですが名前の通り、
催芽!
ただそれだけをする為の機械です!!
他には一切、
何の役にもたちません・・・。
催芽をする為だけに作られた機械ですから、
しっかりとは働いてくれます。
こんな風に、
催芽に適した温水(30℃)がくるくると循環して
水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれます。
催芽は、
温度管理がとにかく大事なんだとか。
ファミリー催芽機。
何がどうファミリーなのかは謎です。
温水につけて芽を揃えるわけですが、
コシヒカリなら何時間つければオッケーですよー!
という決まりなんてものはなく、
その年の種籾の状態だったり気候条件だったりで、
微妙に異なってくるのが難しいところ。
だいたいこれくらいだろう!
と思っていても、
全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出てたりして、
何度も何度も催芽機を確認する年もあります。
芽が出すぎてもオッケーなような気がしますが、
種まきの時に機械にひっかかってうまくまけないので、
ダメなんですよ~。
目安は、
ぷっくりと種が膨らんで、
芽が1mm程度に揃る程度。
これを、
はと胸の状態と言うそうです。
ポッポー。
うん、
いい感じかな。
では、
5:風乾の行程にうつります!
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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