こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。
申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。
昨日からお伝えしている育苗作業。
育苗とは文字通りですが、
稲の苗を育てる作業。
田植えの時に必要な苗は、
ホームセンターで売っているわけではなく、
ましてや天から降ってくるわけでもなく、
5月の中旬の田植えに向けてこの時期から、
日々休む事無くせっせと準備して育てているんです!
ご存知でしたか?
あまり世間一般には知られていない育苗ですが、
その過程は以下の通り。
1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理
今日は、
2:消毒の作業をご紹介します!
その前にスミマセン。
今回は作業の様子を写真におさめる事ができなかったので、
去年の写真を使いまわしています。
と、
書かなければきっと、
誰も気づかなかったでしょうが。
ともかく!
これが、
種籾(たねもみ=稲の種)を消毒する機械で、
温湯消毒機といいます。
ちなみに、
年に1回しか!
大事な事なのでもう一度書きます!
年に1回だけしか!!
この機械を使いませんっ!!!!!!
それなのに、
買ったら50万円くらいでしょうか♪
まぁ、
農機具の中ではとても安いお買い物です♪♪
とはいえ、
本当に1年に1回しか使わないので、
うちはこの機械を知り合いの方からお借りしています。
この温湯消毒機にももちろん(?)、
あだ名(?)があります!
農機具には何故かあだ名がついている場合が多くて、
早苗ちゃんとかラクダ君とか、
なかなかベタなネーミングなんですが、
例にもれずこちらのあだ名も、
湯芽工房・・・。
何だか楽しそうな雰囲気がしそうな工房ですよね♪
実際には60度近くのお湯がグラグラ煮立っているので、
温湯というより熱湯注意!
の危険な作業なので楽しいわけではありません。
それでは種籾を、
温湯風呂というより熱湯風呂に、
容赦なく投入しますよ!
いい湯だな~♪
だなんて、
とても鼻歌が出てきそうにない熱湯風呂。
素手ではとても作業できないので、
ともまるもゴム手袋を着用。
この熱湯風呂消毒、
もとい、
温湯消毒という方法は、
お湯につけている時間が重要。
つけすぎると茹だってしまって、
ご飯になってしまいます。
品種ごとに違いますが、
コシヒカリは10分ほどで救出。
しっかりとお湯を切ったら、
今度はすぐに冷水へ~。
種籾もたまったもんじゃありません(笑)。
ちゃぷんちゃぷんと、
袋の中の方まで冷水が行き届くようにします。
ちなみに、
ネットの色の違いは品種の違いです。
今年は、
我が家の主力品種のコシヒカリに加えて、
去年はじめて作って大好評、
あっという間に完売になってしまったミルキークィーンも作りますよ~!
あとは、
こちらも好評の黒米と。
温湯消毒1回目はこれで終了~。
2回目は少し日をずらして、
また違う方法で行います。
またその様子は改めて。
次回は、
3:浸水の様子をお伝えする予定です!
お楽しみに!
って、
えっ?!
そんなに楽しみじゃない(笑)??
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
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