富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

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タンボマスターへの裏道

2017.9月の記事

乾燥機に入れられた籾のその後

2017年9月18日 4:08 PM

ご心配のお声もたくさんいただきましたが、
台風、
寝ている間にあっという間に過ぎていきました。。。。

そういえば、
前回の台風も同じような事を言ってたような気がする。

本当に台風、
通過していったのかな・・・?
っていうくらい、
平和な田んぼが広がっています。
空は青空です。

というわけで、
稲刈りもいよいよ後半戦へ突入!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き書き手、
濱田律子です。

さて今日は、
前回の続き、
刈り取られた籾のその後
乾燥機に入れられた籾のその後について、
お伝えしたいと思います!

専門用語で乾燥調製といいますが、
刈り取って乾燥させた籾(もみ)から、
籾殻(もみがら)を取って玄米の状態にして、
各種選別機を通して厳選したお米を、
米袋やフレコンに詰める作業になります。

これは、
田んぼで行う作業ではなく、
作業所でこっそり隠れて・・・・、
るわけではないんですが、
屋内の作業になる上に稲刈りの後の深夜とか、
稲刈り前の早朝にやる事が多いので、
一般の方にはあまり知られていない作業です。

でもこれもまた、
米作りのれっきとした一面。

稲刈りをしたからお米ができるわけではなく、
この作業がないと、
お米にはなりえないんです。

だから、
このブログでしっかりとその様子をお伝えしたいなと。

保存に適した水分量に乾燥した籾は、
乾燥器からまずは、
この籾摺り機(もみすりき)を通ります。

籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いて、
茶色いお米=玄米の状態にしてくれる機械。

とりあえず玄米になると、
その後は各種選別機を通るんですが、
では籾殻はどこへ行くのかというと、

飛ばされた籾殻は細い管を通って、
作業所の外へ排出されます。

キラキラ輝いているように見えるのが、
籾殻。

まだ籾摺りを始めたばかりなので、
籾殻の山も低いんですが、
摺れば摺るほど山が高くなり、
しまいには排出するスペースがなくなるほど。

この、
籾殻の処理が実は大変だったりして、
売ればいいとかそういうレベルではない量が出てきます。。。

田んぼに捨てたり、
田んぼで燃やしたりする農家さんが多いのですが、
うちは一部を堆肥にして田んぼに返しています。

この話はまた改めて。

さて、
玄米になったお米ですが、
まだまだその玄米の中にはいろーんな異物が含まれているので、
選別機をいくつも通して、
食べられる玄米の状態にしていきます。

まずは、
上の写真の灰色の箱、
石抜き機で石を取り除きます。

けっこう石や異物が含まれているので、
大事な工程。

次に、
色彩選別機と呼ばれる機械で、
主に虫食いの黒い斑点のついたお米を選別。

濱田ファームでは、
夏の病害虫予防の農薬散布を一切していないので、
けっこう虫に食われる粒が多いです。

斑点米と呼ばれる黒い粒、
お米の中に混ざっているのは本来は当然の事なのですが、
白いお米が当たり前という今の世の中では、
この選別作業が欠かせません。

さらに、、
米選機で小さなお米などを選別して、

最後に計量して、
袋やフレコンに詰めていきます。

これは、
1トンのお米が入るフレコンの袋。

ドバーッと、
厳選された玄米が落ちてきて、
あっという間に1トンのお米が袋詰めされます。

それを、
フォークリフトで運んで、

積み上げていきます。

この作業を、
稲刈りの合間に何度も何度も繰り返して、
ゴールを目指していきます!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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刈り取られた籾のその後

2017年9月14日 4:58 PM

週末は、
小学校の運動会があるようです。

あるようですって、
かなり他人事ですが(笑)、
一応うちにも小学生の娘がいるので他人事ではないんですが、
でも正直それどころじゃないというか(笑)。

台風の前に!
できるだけ稲刈りしておきたい!!
つまり、
運動会に行っている暇はない!!!

そおいう事です。
以上、
ご報告いたします。

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さて、
昨日のブログの続きです。

刈り取った籾(もみ)はその後、
いったいどのような運命をたどって、
私たちが食べるお米になるのか。

一般の方によーく知られている稲刈りと違って、
あまり一般の方に知られていない、
その後の世界をご紹介しましょう!

籾はコンテナいっぱいになったらすぐに、
田んぼから作業所へ運ばれます。
そして乾燥機へ。

作業所の、
乾燥機がある方の出入り口なんですが、
元々の建物を再利用しているので、
ご覧の通りの狭さ。

稲刈り時期の超最難関の作業はこれ!

軽トラのギリギリ幅のこのドアを、
いかにスムーズに通り抜けるか!
しかもバックで!!
もちろん軽トラはマニュアルです!!!

ドライバーの腕が試されます(笑)。

通り抜けちゃえば後は、
乾燥機に籾を入れるだけ。

どうやって入れるかというと、

籾コンテナに、
ホースをカチッと取り付けて、

ホースのもう片方を、
乾燥機の張り込み口に置いて、

スイッチオン!
自動でコンテナから籾が排出され、

乾燥機へと吸い込まれていく、
という仕組み。

籾は一晩かけてゆっくり乾燥、
保存に適した水分に調製されます。

ではその後、
乾燥された籾がどうやって玄米になるのか。
この続きは長くなるので、
また改めて~。

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超高性能!コンバインの秘密に迫る!!

2017年9月13日 1:56 PM

次の台風の進路が気になる日々ですが、
この時期は仕方ないですね。

ヤキモキしていてもどうする事もできないので、
今できる事に向き合って、
一生懸命に取り組む。
それだけです!

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さて今日は、
稲刈りの主役(?)コンバインをご紹介したいと思います!

これに乗りたい!
と思う子どもたちは多いようですが、
子どもだけでなく、
大人にも圧倒的な人気を誇ります。

写真では伝わりづらいんですが、
非常に大きくて高さのある乗り物。
バリバリ稲を刈りまくるその姿はみんなの憧れです。

でもコンバイン、
実際にはうるさいし(娘は小さい頃おびえて泣きまくってました・笑!)、
何より埃がすごい!

遠巻きに眺めるか、
映像で楽しむかをお勧めいたします(笑)。

何より、
籾(もみ)から生えている「ふ毛」と呼ばれる細かい毛、
これが厄介です!

ケイ酸(=ガラスの繊維)でできているので、
皮膚に付着すると痒い!
痛い!!

だから、
稲刈りの時は長袖が基本。
首からケイ酸が入りまないように、
タオルで侵入を防ぐ事も重要。
目を守るサングラスも必須。

さてコンバインですが、
コンバインという名前がすっかり定着していますが、
皆さん、
その意味はご存知でしょうか。

英語では、
コンバイン・ハーベスターと言います。

コンバイン=あわせもつ・兼ね備える・組み合わせる
ハーベスター=刈り取り機

つまり、
いろんな機能をあわせ持った、
刈り取り機という意味なんです。

そう、
コンバインは単に稲刈りしてくれるだけの機械ではありません!
確かにこの、
前の部分でガチャガチャ動きながら、
稲穂を刈り取っている部分が注目されがちですが、

刈り取った後、
私たちの見えないコンバインの内部で、
何と!
脱穀と選別をしてるんです!!

脱穀:稲穂から籾(もみ)をとる事。
選別:風で藁(わら)などを取り除く事。

昔で言う、
脱穀機と唐箕(とうみ)の役割を、
瞬時に見えない所で仕事してるってわけですねー。

コンバイン、
すごいです!

ちなみに脱穀された籾は、
コンバイン内部のタンクにどんどん貯められていきます。

最後に、
藁(わら)を細かく裁断して、
コンバイン後部から排出までしてくれます!

しかも藁の長さは調節可能!
田んぼに透きこみやすい短い藁から、
畑などで使う長い藁まで、
お好み次第。

この作業を昔は、
全て手作業でやっていたんですよね。
すごい重労働だっと想像します。

今は瞬時にコンバインがやってくれるわけで、
逆にコンバインがなければ作業は全く進まないわけで、
だからどんなに高価でも、
たとえ年間数日しか稼働しなくても、
絶対に必要だし絶対に壊れてもらいたくないわけです。

そう、
壊れると本当に困る!!!
でも我が家のコンバイン、
もう壊れる寸前かも(笑)。

おっと、
内部のタンクが刈り取った籾で一杯になったようです。
(満タンになるとピーピー教えてくれます)

長ーいノズルを伸ばして、
籾を排出する準備。

軽トラの荷台に乗せた、
籾コンテナに、

ボタン1つで排出!
本当に便利です。

すごい埃と戦いながら、
この写真を撮りました!

埃、
カメラの大敵です。
だからすぐに撤退(笑)。

刈り取られた籾ですが、
さてこの後はどういう風にして、
私たちが食べるお米になるのでしょうか?

次回は、
刈り取られた籾のその後
と題してお伝えしたいと思います!

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2017・稲刈りスタートしました!

2017年9月10日 3:03 PM

いいお天気の黒部、
絶好の稲刈り日和を迎えています!!!

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今年の稲刈りは、
9月8日(金)からスタート。

初日は、
午後からやわやわ(→富山弁でゆっくり・おもむろに)と。

けっこうな量の雨が降ったので、
田んぼのぬかるみ具合を見ながら。

涼しい日が多かったので、
稲穂の登熟具合を確かめながら。

そして、
1年ぶりに使うので、
コンバインの調子もチェックしながら。

初日が全く問題なかったので、
2日目の9日(土)は全力で本気で刈りまくり!

でも、
刈りまくるとすぐに乾燥機がいっぱいになってしまうのが悩み。
今朝は籾すりをして乾燥機を空けてから、
稲刈りをする事になりました!

この辺りの事情については、
また改めてお伝えしますね。

とりあえず今日も刈りまくって刈りまくって、
明日からまたお天気が崩れるようなので、
稲刈り休んで籾すりになりそうです。

うん、
2017年の稲刈り、
いい感じでスタートを切れました!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
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我が家のお米をバルミューダで!@代官山T-SITE!

2017年9月8日 1:58 PM

こんにちは!
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いよいよ稲刈りスタート?!
昨日までけっこうな雨が降っていて、
田んぼは非常にぬかるんだ状態。

今日は午後から稲刈りができれば!
と思いつつ、
いま状況を見極めているところです!

さて、
週末に東京で開催されているイベントのご案内。
我が家のお米を代官山で食べていただけます!
しかも!!
あのバルミューダの炊飯器で炊いたご飯!!!

9月7日から開催されている、
バルミューダ初のポップアップストアBALMUDA The Kitchen

先日プレスリリースされた、
注目のオーブンレンジはもちろん、
感動のトースター、
小さくて美しい電気ケトル、
そして、
蒸気の力で炊き上げる炊飯器。

一度は使ってみたい憧れのバルミューダ家電を、
試食・体験・購入できるようです!

炊飯器、
BALMUDA The Gohanは、
我が家でも愛用中ですが、
本当に一粒一粒がお米の美味しさを主張してくる炊き上がり。

今回のイベントでは、
バルミューダで炊かれた我が家のご飯を、
食べていただけます!

バルミューダの炊飯器ならではの、
一粒一粒が際立った美味しさを、
一粒一粒が主張してくる美味しさを、
是非お試しくださいね!!

●開催期間:
9月7日(木) 15:00~20:00
9月8日(金)~9月11日(月) 10:00~20:30
9月12日(火)10:00~18:30
(たぶんうちのお米は土日に登場すると思います)

●入場料:無料
※ワークショップ・トークイベントは事前申し込み制・有料

●会場:
代官山 T-SITE GARDEN GALLERY
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15

●詳細
こちらのページをどうぞ。

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