次の台風の進路が気になる日々ですが、
この時期は仕方ないですね。
ヤキモキしていてもどうする事もできないので、
今できる事に向き合って、
一生懸命に取り組む。
それだけです!
こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。
そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。
申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き書き手、
濱田律子です。
さて今日は、
稲刈りの主役(?)コンバインをご紹介したいと思います!
これに乗りたい!
と思う子どもたちは多いようですが、
子どもだけでなく、
大人にも圧倒的な人気を誇ります。
写真では伝わりづらいんですが、
非常に大きくて高さのある乗り物。
バリバリ稲を刈りまくるその姿はみんなの憧れです。
でもコンバイン、
実際にはうるさいし(娘は小さい頃おびえて泣きまくってました・笑!)、
何より埃がすごい!
遠巻きに眺めるか、
映像で楽しむかをお勧めいたします(笑)。
何より、
籾(もみ)から生えている「ふ毛」と呼ばれる細かい毛、
これが厄介です!
ケイ酸(=ガラスの繊維)でできているので、
皮膚に付着すると痒い!
痛い!!
だから、
稲刈りの時は長袖が基本。
首からケイ酸が入りまないように、
タオルで侵入を防ぐ事も重要。
目を守るサングラスも必須。
さてコンバインですが、
コンバインという名前がすっかり定着していますが、
皆さん、
その意味はご存知でしょうか。
英語では、
コンバイン・ハーベスターと言います。
コンバイン=あわせもつ・兼ね備える・組み合わせる
ハーベスター=刈り取り機
つまり、
いろんな機能をあわせ持った、
刈り取り機という意味なんです。
そう、
コンバインは単に稲刈りしてくれるだけの機械ではありません!
確かにこの、
前の部分でガチャガチャ動きながら、
稲穂を刈り取っている部分が注目されがちですが、
刈り取った後、
私たちの見えないコンバインの内部で、
何と!
脱穀と選別をしてるんです!!
脱穀:稲穂から籾(もみ)をとる事。
選別:風で藁(わら)などを取り除く事。
昔で言う、
脱穀機と唐箕(とうみ)の役割を、
瞬時に見えない所で仕事してるってわけですねー。
コンバイン、
すごいです!
ちなみに脱穀された籾は、
コンバイン内部のタンクにどんどん貯められていきます。
最後に、
藁(わら)を細かく裁断して、
コンバイン後部から排出までしてくれます!
しかも藁の長さは調節可能!
田んぼに透きこみやすい短い藁から、
畑などで使う長い藁まで、
お好み次第。
この作業を昔は、
全て手作業でやっていたんですよね。
すごい重労働だっと想像します。
今は瞬時にコンバインがやってくれるわけで、
逆にコンバインがなければ作業は全く進まないわけで、
だからどんなに高価でも、
たとえ年間数日しか稼働しなくても、
絶対に必要だし絶対に壊れてもらいたくないわけです。
そう、
壊れると本当に困る!!!
でも我が家のコンバイン、
もう壊れる寸前かも(笑)。
おっと、
内部のタンクが刈り取った籾で一杯になったようです。
(満タンになるとピーピー教えてくれます)
長ーいノズルを伸ばして、
籾を排出する準備。
軽トラの荷台に乗せた、
籾コンテナに、
ボタン1つで排出!
本当に便利です。
すごい埃と戦いながら、
この写真を撮りました!
埃、
カメラの大敵です。
だからすぐに撤退(笑)。
刈り取られた籾ですが、
さてこの後はどういう風にして、
私たちが食べるお米になるのでしょうか?
次回は、
刈り取られた籾のその後
と題してお伝えしたいと思います!
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
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