今年の天候は、
梅雨時にあまり雨が降らない事から始まり、
夏に入ってからの豪雨、猛暑、
そして台風と本当に大変でした。
それにもかかわらず、
稲はたくましく自らの生命力で育ち、
豊作となりました。
何がどうしてそうなったのか、
まだまだ米作り15年の私たちにはサッパリわからないのですが(笑)、
豊作はやっぱり嬉しいものです!
私たちが暮らす富山県黒部市の石田という学校区の、
立野(たての)という地域。
小さな地域ですが、
100年以上前から獅子舞を踊り、
守り続けてきた地域でもあります。
春は豊作を願い、
秋は豊作を祝うのが祭り。
日本の祭りの多くは、
米作りと深い関わりがあったようです。
今の時代はその意味合いも薄れてきているのでしょうが、
伝統はきちんと受け継がれています。
富山県内の各地で守り続けられてきた獅子舞、
ですが、
主役は天狗。
獅子をやっつける天狗という存在を、
私はここに嫁いできて初めて知りましたが、
富山ではこれが当たり前のようです。
大天狗たちの舞は、
迫力満点。
見せ場の1つでもあります。
お酒の飲みすぎでしょうか、
酔っぱらって足元がフラフラしている天狗さんもいましたが・・・(笑)。
小さい天狗たちの舞。
昔はその家の長男しか踊る事を許されなかった獅子舞ですが、
時代と共に緩やかにしなやかに伝統を変化させてきて、
今では女の子も参加しています。
うちの娘も今年で4回目。
この日の為に夜な夜な練習に参加してきましたよ。
ともまるは、
子どもの頃は小天狗として、
大人になって黒部に帰ってきてからは大天狗、
そして今は笛の吹き手として獅子舞に関わっています。
一時は子供の数も減って存続が危ぶまれた時期もあったようですが、
今はご覧の通りの大所帯となりました。
地域でひっそりと執り行われている獅子舞ですが、
それでも地域の人が楽しみに、
そして誇りに思っているこの伝統をこの先にも繋げていけるよう、
私たちも微力ながら関わっていきたいと思っています。
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