今日4月1日、
新しい元号の話題で持ち切りですね。
普段は、
西暦と元号がややこしい、
とか、
時代に合わない、
とか、
元号を使っている国はほとんどない
とか、
いろいろ言われていたりするけれど。
でもやっぱり元号って、
どこか日本人にとって、
ちょっとした誇りというか、
時代に寄り添う象徴的な言葉、
なのかもしれませんね。
こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。
そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。
ビニールハウスの準備が始まり、
トラクター作業も始まり、
そしていよいよ、
育苗も始まりました!
もうこの先、
本当に本気で休みなし!
5月末まで駆け抜けていく事になります!!
育苗(いくびょう)、
つまり稲の苗を育てる作業は、
春の大事な大事な米作りの最初の過程です。
田植えの時に植える苗は、
ホームセンターに売っているわけでも、
突然降って湧いてくるわけでもなく、
長い日数をかけて育てていきます。
その作業を、
育苗(いくびょう)といいます。
自分で育てると書きましたが、
実際に育てているのは多くの場合、
専業農家です。
小さな農家さんや兼業農家さんは、
時間も設備投資も必要な育苗は大変なので、
大きな農家さんから苗を購入して田植えをする事が多かったりするようです。
実際に我が家も、
ご近所の農家さん用に販売苗を育てています。
育苗の工程は以下の通り。
1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理
このブログでは毎年、
同じような内容で育苗の様子をお伝えしているので、
愛読者(そんな方いるかなぁ・笑)の方にはもう、
すっかりお馴染みかもしれません。
それでも、
毎年すこしづつ方法を変えたりして、
より良い方法を模索しています。
今日は、
1:小分けの様子。
文字通りですが、
この後の工程でハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分ける作業です。
種籾、
つまりは、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についている籾(もみ)そのものです。
籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。
つまり、
食べる事ができるお米そのものが、
種なんですよ~。
お米一粒一粒から芽が出てきて、
苗に成長して、
田んぼに出てさらに成長して立派な株になり、
秋になると稲穂をつけます。
一粒のお米からはだいたい、
500粒くらいのお米が収穫できると言われています。
ご飯茶碗1杯が3000粒くらいなので、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい一粒一粒なんですね。
さてこの後は、
すぐに2:消毒へ。
その様子はまた改めてお伝えいたします。
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。
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