気づいたら令和になっていました。
平成の最後の日も、
令和の最初の日も、
私にとっては日常の1日。
朝からビニールハウスの確認をする、
いつも通りの1日。
こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。
そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。
田植えが終わる5月下旬まで、
長く長く続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)
1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種の準備編・本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理
ようやく、
本当にようやく、
3月下旬から始めた育苗の工程も、
最後の10:潅水と温度管理までたどり着きました!
白いシートを取り払って、
いきなり目の前に現れた青々とした苗も、
日に日に成長してこんなにフサフサしてきました。
この写真、
目を凝らして見ていただくと薄っすらと見えるか見えないか?
くらいの映り込みですが、
ミストシャワーで潅水している様子です。
朝一番で、
たっぷりとお水をあげます。
どうしても灌水ムラが出てくるので、
そういう箇所は手動で潅水もします。
温度管理は、
細心の注意を払って。
ビニールハウスは、
日が差してくると一気に気温が上昇します。
逆に、
陰ってくると一気に気温が降下します。
天気予報をチェックしながら、
あとは自分の目で太陽を確認して、
肌で風の向きや冷たさを感じて、
温度管理をします。
だからこの時期は、
ビニールハウスから遠く離れられません。
常にハウスへ行けるよう、
私は事務所の窓から空模様を見ています。
温度管理は原始的に、
このクルクルをクルクルして、
窓を大きく開けたり小さく閉めたり。
風の向きや太陽が沈む方向も考えながら、
一方を大きく開けたり、
閉め切ったりと、
経験と勘を頼りに窓を開け閉め。
同時に、
少しほったらかし気味にするようにもしています。
苗の生命力を信じて、
少々の温度変化でもびくびくしない、
どーんと構えた気持ちも大切かなと。
育苗1年目はもう本当に、
ドキドキしながら温度管理していましたが、
10年もたつとこんなに図太くなりました(笑)。
大丈夫、稲は強い。
今はビニールハウスという温室でヌクヌク育っているけど、
田んぼという大海原に出てもたくましく生きていける。
農業は子育てと一緒だ
という言葉があまりしっくりこないと感じるタイプの私ですが、
愛情をもって育てるというより、
自立して生きていけるように育てる、
それこそが子育てと考えている我が家にとって、
うん、
農業は子育てと一緒、なのかもしれません。
この時期の苗は、
本当に本当に美しいです。
そこに、
生命の宇宙があります。
なーんて、
それっぽく書いてみたけど、
全くダメだ。
美しい苗の前には、
言葉は不要ですね。
苗の管理は、
田植えが終わる5月下旬まで続きます。
つまり、
まだ始まったばかり(あぅ・・・)!
頑張ります!!
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
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