稲刈りはあと黒米の田んぼを残すところとなりましたが、
コンバイン(黒米用のオールドスタイルな小さなもの)が壊れたり、
田んぼがぐちゃぐちゃだったり雨にやられたりで、
なかなか先に進んでいません・・・・。
こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。
このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。
そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。
さて今日は、
稲刈りのその先、の続き。
刈り取られた籾(もみ)が作業所に運ばれ、
乾燥機で一晩かけてゆっくり保管に適した水分量になった後、
どうやって「米」になるのか、
について。
乾燥された籾は、
乾燥機から長い長いパイプを通って、
まずは籾摺り機(もみすりき)という機械へ。
すごい勢いで、
籾が籾摺り機に吸い込まれていきます。
そして、
埃も音もすごいです!!
この機械に通すと、
籾(もみ)から籾殻(もみがら)が取り除かれて、
茶色いお米=玄米になります。
目にもとまらぬ速さであっという間に一皮むける、
というわけ。
玄米になっても、
たくさんの異物や未熟な粒や虫食いの粒が混在しているので、
いくつかの選別機に通していきます。
これは石抜き機。
想像しづらいかもしれませんが、
お米にはたくさんの小さな石が紛れているんですよーー。
これは色彩選別機。
虫食いなどで黒い斑点がある米粒や、
未熟な緑色の米粒を、
すごい速さで選別してくれます。
その奥には、
お米の粒の大きさで選別する機械もあります。
いくつかの選別機にかけて、
きれいな玄米の状態になったら、
こうして米袋に重さを量って、
ビシッと縛って、
楽だ君で下から持ち上げて、
パレットに積み上げていきます。
楽しそうにやっていますが、
これを稲刈りの合間にやるので、
なかなかしんどいです。
米袋や、
1トンのお米を入れる事ができる大きな大きなフレコンと呼ばれる袋に詰めて、
こうして積み上げて次の行程、
農産物検査を待ちます。
ただ稲刈りをするだけでは、
当たり前なんですがお米にはなりません。
稲刈りという晴れ舞台での一大イベントの裏ではこうして、
乾燥→籾摺り→袋詰めという地道な作業があって、
そうしてやっと検査を受けて出荷という運びになります。
濱田ファームは、
基本的には濱田智和1人がこの全ての作業を担い、
どうしても人手が必要な時にお手伝いの方に来てもらっています。
だから、
大きな農家さんのように誰かが稲刈りしている間に誰かが籾摺りして、
そして誰かが検査して誰かが出荷する。
そんな分業ができません。
新米お届けまでにどうしても時間がかかるのは、
こういう理由だからなんですが、
だからこそ、誰が作ったかわからないお米ではなく、
濱田智和が最初から最後まで手をかけたお米になります。
もう少々、
新米を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!
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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。
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