富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ともまる カナダでの生活

カナダでの生活 前編:7

13. マウンテンバイク

家にはマウンテンバイクが何台かあって、その一つを貸してくれた。
山を下って街まで行くのはいいんだけど、帰りがさー、すげえ坂なんだ。特に最後の2kmくらいは未舗装の急坂。それでも必死でこぐのは、しゃくだから。歩くのが。たまに前から来る車の中からはGood luckのサイン。なんとかたどり着いた頃には汗だくだー。行きは30分。帰りは1時間半。そんな感じ。
あと近くにバイクコースがあって行ったことがある。山の中を走るコース。熊が出てくるんじゃないかとどきどきしながら走ったものです。
まあ、よく走り回った。天気が良くて景色が良くて、本と敷物持って出かけてたんだよなあ。なつかしい。

マウンテンバイク

14. カナディアンロッキーへの旅

8月中旬頃にビクトリア時代の友達がロッキーに遊びに行く計画をしてた。バンクーバーからレンタカーしてロッキーまで来る。途中にネルソンにも寄るから一緒に行かないかって。
もちろん行った。

バンフ(Banff)、モスキートクリーク(Mosquito creek)、ヒントン(Hinton)、レベルストーク(Revelstoke)に各一泊。はっきり言って強行日程です。それでもそれなりに楽しんだと思う。
バンフ〜ジャスパーの道中はずっとロッキーの山並みに魅せられっぱなしだったし、各地で温泉にも入った。
モスキートクリークはレイクルイーズから更に北上したアイスフィールドパークウエイに隣接したキャンプ場兼簡易ユースホステル。飲み水は近くの小川から汲んできて使う。シャワーも湧かしたお湯を使う簡易的なもの。部屋の明かりはアルコールランプ。夜、友達と焚き火してたら他のお客さんも集まってきてみんなで火を囲んでまさにキャンプファイヤーとなりました。ゲームしたり、焼きマシュマロしたり、星を見に行ったり。すげえ楽しかったよ。
ヒントンでは宿までの地図がなくてしかも夜中になっちゃって、宿主にすごい心配させてしまいました。あのときはもう野宿かと思ったよ。
途中、ゴールデンでラフティング。川の水が冷たすぎて、二度とやりたくない、と思った。それなりにスリリングではあったけれども。
レベルストークでみんなとはお別れ。バスだとケロウナ(Kelowna)回りで10時間近くかかることが判明。急遽、ヒッチハイクに変更した。思えばこの時からヒッチハイク旅行にはまったのかも。水と食料と行き先カード(重要)で準備は万端。2時間近く待ってたかなあ。記念すべき一台目はフォードエクスプローラーだった。40代前半くらいの女性二人組。
「なんで乗せてくれたの?」
「見てくれが清潔そうだったから。さっき乗せようとした人は犬連れたヒッピーだったから辞めたの」
そういうものか。車内ではいろいろ話したよ。日本の話とかファームステイしてる話とか。意外と話題は有るもんだ。二人にはナカスプ(Nakusp)まで乗せてもらった。二台目を捕まえるまでまた一時間くらいあったか。今度はボロボロのセダンでやばそうなオヤジだった。しかし止めてしまった手前、やっぱいいやとも言えず・・・。何話したかはよく覚えてないけど、日本人の知り合いがいるらしくその人の話ばかりだった気がする。まあ、なんとかネルソンまでたどり着いた。全行程約250km。その達成感はこれまでに感じたものとは全く違ってた。ロッキーの旅だったのにこれが一番印象的ってのもなんですなー。

ロッキー ヒッチハイク中のともまる

ここまでがカナダワーホリ生活の前半戦。この後、カナダ横断バスの旅、冬のバンフでスキーバム、スキーでケガしてスキーが出来ない話、オーロラの旅、運命の出会いの話、またもやヒッチハイクでスキー場巡り、などなど後半戦があります。が、ここではあまりにも話が長過ぎるのと、文章に残していなかったのでめんどくさいので、どうしても知りたい人は濱田ファームまで遊びに来てください。私が直接、長々とお話しいたします。

カナダでの生活