富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ともまる カナダでの生活

カナダでの生活 中編:8

大好評(?)のともまるカナダでの生活シリーズ。
連載中断から3年、お待たせしました!
いよいよカナダワーホリ生活の後半戦が始まります。
まずは、カナダ横断の旅から行きましょう。

15. 1ヶ月のカナダ横断旅行

ネルソン(Nelson)っていう小さな町から東に向けてその旅はスタートした。
グレイハウンド(grayhound)っていうバスで走り出して、ロッキー山脈を超えるまでは山だらけの道を抜けて行く。ロッキーから東側は何もないカナダ大平原が続く。
カルガリー(Calgary)、レジャイナ(Regina)、ウイニペグ(Winnipeg)と大きな街を巡りながら、バスはひたすら東を目指して進む。この大平原を抜けるのに3泊くらいしたかなあ。カナダの広さを実感できるよ。

オンタリオ(0ntario)州に入ってやっと街らしい街になる。東の都市ではケベックシティー(Quebec)が一番好きだな。石畳がヨーロッパっぽくてさ。街並みも良い。セントローレンス川沿いの景色とかシタデルの雰囲気とか。あとファーマーズマーケットも素晴らしかった。戦場公園でランチしてたらゲイっぽい人に声をかけられたりして、これはこれですごく楽しかったなあ。近くのオルレアン島(lie d’Orleans)に行けなかったのが心残りだ。

さらに東、ノバスコシア(Nova Scotia)州にあるハリファックス(Halifax)まで足を伸ばす。カナダで最も東にある都市の一つで、ここも好きな街。昔、タイタニック号が沈んだときここから救助船が出たんだって。港と坂道が印象的だったなー。夕方、汽笛を鳴らしながら出ていく大きな船を高台から眺める事が出来る。ちょっとビクトリアに似た感じかな。
そうそう大西洋を初めて見たのもここ。レンタカーで、ペギーズコーブ(Peggy’s cove)、ルーネンバーグ(Lunenberg)と見に行った。ノバスコシア州の家とか船とかの色使いが美しい。

グレイハウンド(grayhound) プレーリー

16. カナダ東部

東の大都市、モントリオール(Montreol)、オタワ(Ottawa)、トロント(Toronto)にも行ったよ。モントリオールがこの三つの中では一番洗練されてる。街もきれいだし、ずいぶん都会だ。トロントは都会過ぎてあんまり好きになれなかった。西のバンクーバーみたい。
ここからナイアガラの滝(Niagara falls)にも行ったけど、それほどの感動はなかった。観光地化されてて、正直楽しくない。
オタワはカナダの首都。チャリ借りて乗り回したなー。確か国立博物館が無料(たぶん)で、入り浸ってた気がする。ちょうど紅葉が美しい頃で、色鮮やかな木々と町並みのコントラストが印象的だった。

実はもう一つ印象深い都市があるんだ。それは、マニトバ(Manitoba)州・ウイニペグ。何があったってわけじゃない。バスディーポから少し歩いた並木道をよく思い出す。秋が終わりかけてて雪がちらついてさー。なんとなく寂しい感じ。でも泊まってたユースの中は暖かい。見たところは昔の金融街と町はずれにあるマーケットくらい。やっぱりあの雰囲気が印象的だったのかなー。わからん。

こんな感じで、ほぼ一ヶ月かけてカナダ横断の旅をしてネルソンに帰ってきた。バスでの移動は悪くないよ。あんまり眠れなかったけどね。宿泊はユースホステル。友達たくさんできて楽しい。安いしさ。たくさん歩いて見て食べた旅。
そうそうフライドポテトにグレイビーソースとチーズをたっぷりかけたプーティーン(Poutine)は必ず食べよう!カナダでも東の方でしか食べられないはず。

この後ネルソンを離れて、いよいよスキーシーズンに向けてバンフに移ることになる。

モントリオール ナイアガラ