約2ヶ月にわたって続く、
長い長い育苗作業の行程は以下の通り。
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)
今日は、
冷たい雨が降る中、
10:の苗ならべ作業を行いました~★
出芽も良い感じに芽が出揃いました!
ひょろひょろっと白い芽は、
モヤシみたい。
あっ、
種から出ている芽なんだから、
まさにモヤシか。
っていう事は、
このままモヤシとして食べてもいいのね。
稲のモヤシ・・・。
何かイマイチ食べる気になれないけど(笑)。
そのモヤシ・・・・、
もとい!
芽が出揃った苗箱を、
今度はビニールハウス一面に並べていきます。
土を変えたおかげで、
去年よりも2kg重さが減った苗箱とはいえ、
こんな体勢で5kgの箱を地面に置いていくわけで、
腰にはけっこう負担がかかります。
とくに!
今現在ともまる、
持病の腰痛が悪化中!!
ものすご~く腰に気を使いながら、
並べていってます。
今ここでやっちゃったら、
この後もうどうしようもないからね・・・・。
実は本日1回目の苗ならべですが、
2回目の苗ならべでは、
腰への負担を著しく軽減してくれる秘密兵器が登場予定!
その様子はまた改めてご報告しま~す♪
一定量苗箱を並べたら、
水を貯められる様なプール状の小部屋を、
木枠で作っていきます。
それを繰り返して、
ハウスいっぱいに苗箱を並べて、
プール育苗に備えます!
苗には当然、
毎日毎日水やりをするんですが、
これがあーた!
かなり大変なんですよー!
うちはたった3棟のビニールハウスしかないし、
苗だってたかだか3000枚しか作ってませんが、
それでも苗隊長のワタクシ、
連日の水やり、
そして天気とにらめっこしながらのハウス温度管理に、
ヒーヒー言うわけです。
このヒーヒーを、
ちょっとでもどうにかしたかったので、
3年前からハウス1棟(米直売用の苗のみ)を、
プール育苗という方法で管理しています。
プール育苗はまず、
水やりが楽チン!
プール状の小部屋に水をためておけば、
数日間それでオッケー!
そしてそして温度管理なし!!
日中も夜もずーっとハウスの窓はあけっぱなしでいいんです(涙)。
こんなに楽チンなのに、
病害虫に強い苗ができるそうで、
農薬をなるべく使いたくない私たちにはピッタリな方法です★
欠点は、
プールを作るのに手間がかかるのと、
苗の成長がそろわず見た目がイマイチなのくらいでしょうか。
苗を並べ終わったら、
ラブシートと呼ばれる被覆材で苗を保護します。
いきなり強い光にあてて、
苗を痛めないように。
ところでハヤシさーん!
ラブシートのラブの意味、
回答は得られましたでしょうかー?!
私もものすごく興味深々です!
ラブって、ねぇ・・・・。
ラブシートって言うだけで、
小娘(?)のワタクシはちょっぴり恥ずかしいです♪♪♪
ラブシートをかけて3日間、
くらいかな。
ある程度芽が伸びて、
ひょろひょろモヤシが緑くなったらシートを取り外しますよ~!
そうしていよいよ、
最終行程の11:潅水&温度管理へ突入!
が、
この最終行程が長くて辛い道のりなんだよねぇ・・・・(涙)。
ガンバリマス!!!