富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

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種籾の消毒 ~温湯消毒編~

2011年4月5日 9:36 PM

さ、さ、さむーい!
お天気はすっごく良いのに、
とにかく寒い寒い寒い!
春はまだ先かなぁ・・・(涙)?

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)作業、
今日は3:消毒です!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

病気にならないように消毒をするわけですが、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

今日は、
温湯(おんとう)消毒の方をご紹介。

温湯消毒は、
少しでも農薬の使用を減らせるのでいいんですが、
時間がかかる、
電気代がかかる、
手間がかかる、
さらにイタイのが、
この写真のような特別な機械が必要だという事。

この機械、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけのくせに、
けっこーいい値段なんですよね。
こんなもん買えるかー!
なので、
MHK会長のともまるは、
得意のK=借りる攻撃で何とかしのいでいます。

嫌な顔ひとつせず(たぶん・・・・)、
毎年機械をセットした状態で待っていてくれるクボタさん、
本当にありがとうございます!

ちなみに
M=もらう
H=ひろう、
です♪

これがその、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけの機械、
その名も湯芽(ゆめ)工房・・・・。
すごーくゆるい名前でしょう(笑)?!
イラストもカラーも、
何ともいえない雰囲気をぷんぷんかもしだしています。

が!
やる事はちゃんとやる!
お湯を消毒に必要な60℃にきっちり保ってくれます。
ま、
やってもらわないと困るけどね。

ここに、
小分けした種籾の袋をチャプンチャプンとつけていきます。

いい湯だな~、
ってな雰囲気プンプンですが、
実際は60℃なのでアチアチです。

あんまり長くつけておくと、
種籾がゆだっちゃうので、
適当なところで(10分)引き上げてやって・・・・

冷たい水の中にザブンと入れます。
これをひたすら繰り返して、
次の行程の4:浸水へうつります!

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

種籾の小分け

2011年4月3日 9:46 PM

君の~、行く~道は~、
果てし~なく~遠い~♪
の、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)の行程は、
以下の通りの11ステップ♪♪
って、
♪マークつけてる場合じゃないっ!
一歩一歩、
確実に前へ進むのじゃ!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・農薬による消毒)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

の、
今日は2:小分けをご紹介します!
えっ?
わざわざ行程に数えるほどの作業じゃないし、
紹介しなくてもいいんじゃないかって?!
し、しっ、失礼な!

この小分け作業は、
このワタクシが珍しく大活躍なのですよっ!
だから、
この作業は何が何でも行程の1つとして数えなくちゃだし、
紹介しなくちゃなのですっ!
キーッ!!

と書きつつ、
やっぱり紹介するものではないかしら・・・、
ははは・・・・。

小分けなので、
これまた名前のとおり、
選別された種籾を分ける作業。

だいたいの重さを量って、
ネット状の袋に分けていきます。

小分けされた袋の紐を縛る、
超重要な任務(そうか?!)を遂行するのが、
このワタクシの役目。

少しでも楽をしようと、
タイヤのついたイスで縦横無尽に移動しながら、
意地でも立たずにモクモクと紐を縛ります。

この縛り方がねー、
イマイチよくわかりません。

ほどけちゃったら意味ないし、
でも、
種を出すときにはスルッとほどけて欲しいし。

誰か、
正しい種籾袋の紐の縛り方、
教えてくれませんか(真面目に)?!

毎年こんなもんでいいかー、
と適当に縛って小分けされた種籾の袋は、
この後3:消毒に行程に入ります!

種籾の選別

2011年4月3日 9:46 PM

他の農家さんにかなり遅れをとっている感ありありですが、
ようやくトップギア全開の濱田ファームです!

先日からいよいよ、
春作業のメインでもある育苗(いくびょう)も始まりました!
育苗とは、
読んで字の如く(漢字って便利!すごい!)、
稲の苗を育てること。

4月に入ってすぐに始まる育苗は、
この先田植えが終わる5月下旬まで、
なんとなんと2ヶ月近くにもわたる長い長い作業になります。
長いし大変、
しかも播種機やビニールハウスなどの投資も必要、
で、
小さい農家さん、特に兼業農家さんは、
あんまり育苗はやっていない事が多いかもしれません。
じゃ、
苗をどうやって用意して田植えするのかと言うと、
周辺の専業農家さんから苗を買うんですよ~。

濱田ファームも、
専業農家にしては小さい規模ですが、
一応他の農家さん用の販売苗も作ってます!
しかーも!
苗隊長はこの私が担当!
えっ?!
大丈夫?!
と心配される方もいるかもしれませんが、
大丈夫です!
隊長は私ですが、
作業はほとんど子分(笑)のともまるがやってますから!
ご安心下さいませ~。

いつもの如く、
前置きがかな~り長くなりましたが、
その長い&大変な育苗の行程、
以下の通りになります。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒・農薬による消毒)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
最初の1:選別の様子をお伝えしましょう!

これが種籾。
ま、
言ってみれば去年の秋に刈り取った籾そのものが、
稲の種になるわけです。

当然の事と言えば当然の事なんでしょうが、
普通のサラリーマン家庭に育った私には、
これもけっこうカルチャーショックの1つでした。
そ、そうなんだ、
籾から目がでて稲になって、
それでまた籾になるんだ、
と。

ちなみに、
1粒の種籾が、
芽を出し茎を分けて成長して、
花を咲かせ籾になるわけですが、、
最終的には約1500粒の籾になるんだそうです。
スゴイ!

その種籾を選別して、
良い種を悪い種とに分ける作業がこれ。

短い経験からですが、
してもしなくてもあまり差はないような気がするんですが、
経験の長い農家さん、
どんなもんでしょう・・・?

実際選別しない農家さんも多いようですし、
選別方法も塩水選などもありますが、
うちは去年からライスグレーダーという機械を、
先輩農家さんからお借りしてやってます。

種籾を投入口に入れると、
あとは勝手に未熟な種籾をふるい落としてくれて、
いい種籾だけを選別してくれるという代物。

選別された種籾は、
今度は2:小分けという行程へ。
つづく♪

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

4月2日(土)のつぶやき

2011年4月3日 1:06 AM

15:10 from Mobile Web
ハウスの草取り中。なう、やな。プール育苗用やからちゃんとやろう。平らになってないと、プールの水が苗に行き渡らんがいぜ。
by hamadafarm on Twitter

4月1日(金)のつぶやき

2011年4月2日 1:07 AM

20:03 from web
本日からいきなりトップギアに入った感じ。ビニールハウスの整理整頓、看板再設置、米ぬか撒いて、お米配達したら外は暗くなっとった。春の一日はいつもこんな風に慌ただしく過ぎていくわ。
22:03 from web (Re: @redviperyanagi
@redviperyanagi そうですねえ。5月22日の日曜日あたりが良いかもしれないですが、田植えの段取りできてないので未定です・・。この日はすぐ近くで黒部名水マラソンもあるのでそちらも参加してみては?
22:23 from web (Re: @sinosup
@sinosup がんばれ。夜のお仕事もいいもんやろ。
22:44 from goo
いきなりトップギア! #goo_hamadafarm http://goo.gl/pmVLU
by hamadafarm on Twitter