富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

播種の準備は段取りが大事!

2020年4月20日 4:21 PM

春とはいえ、
肌寒い雨の日が続いている黒部です。
皆さまお住まいの地域はいかがでしょうか。

週末は、
たくさんのお手伝いの方に来ていただいて、
播種(はしゅ=種まき)2回目、
ビニールハウスへの苗の搬入、
ビニールハウスの中へ苗箱を並べる等々、
たくさんの大事な作業をしていた濱田ファームです。

ブログ更新が全く追い付きません・・・(笑)。
やわやわ(富山弁でゆっくりマイペースでの意)頑張ります!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日はいよいよ春の一大イベント、
6:播種!
といきたかったのですが、
その前に、
播種作業の準備の様子をサラッとお伝えしますね。

播種(はしゅ)は種まきの作業なので、
何はともあれこの播種機という農機具が必要です。
1年に2日しか、
我が家の場合は使いません。

とってももったいないのですが、
これがないと播種できません。
1年のうち363日は作業所の端っこで眠っているので、
ちゃんと動くか事前にテスト作業しておきます。

次に大事なのは、
種まきなので種、そのものでしょうか。

小分けして消毒して水につけてお湯につけて乾燥させた、
種籾(たねもみ)です。
やっと、
種籾の晴れ舞台です。

これは苗箱。
長方形のプラスチックの箱で、
これに土を敷き詰め種をまき、
水もかけて種まきをしていきます。

その数3000枚ほど。
つまり、
この苗箱もその数だけ用意しておきます。

大量の土も必要になります。

フレコンと呼ばれる袋にはいった土を、
作業所の天井に吊るして、
播種機で土を入れていきます。

水もたっぷりと。

このお水も、
育苗で使っている自噴水。
北アルプスからの雪解け水が、
黒部川扇状地の地中を通ってこの辺りで湧いてきている、
ミネラルたっぷりのお水です。

そしてパレット。
全てのものが重くて巨大なお米の世界。
人の手ではとても運べないので、
フォークリフトを多用します。

運びたいものはこのパレットに載せて、
フォークリフトで運びます。

たくさんの方のお手伝いが必要な播種という作業は、
これだけたくさんの資材や準備が必要です。

何事もそうですが、
播種も段取りがとにかく大事。

でも、
1年に2回しか作業しないので、
準備すべき事や段取りすべき事を忘れがちです。

できればアップデートもしたいので、
毎年必ずこんな風に履歴を残して、
次の年へ繋げていくようにしています!

というわけで、
次回やっと播種の作業そのものをお伝えしたいと思います!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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お風呂上りはよく乾かします!

2020年4月15日 5:06 PM

いいお天気の2日間、
田んぼもだいぶ乾いてきて、
トラクター作業も捗ったようです!

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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

田植えが終わる5月下旬まで続く育苗(いくびょう=苗を育てる作業)

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
5:風乾についてお伝えします。

風乾は、
文字の通り種籾(たねもみ)を乾かす作業。

数年前までは、
本当に風で乾かしていましたが、

今は洗濯機を利用しています。
脱水ボタン1つ、
ぶるる~んと水を切るだけ!

種籾が湿っていると、
この後の6:播種で種をまく時、
種の量を調整しづらくなるので、

扇風機も使って、
しっかりとW乾燥!

プールでちゃぷちゃぷ泳いだり、
お風呂でのんびりしたり。
かと思えば、
洗濯機でぐるぐる回され、
扇風機の風にさらされる。

種籾にとって過酷な日々だったかもしれませんが、
いよいよこの後は、
春の一大イベントでもある播種!
種まきです!!

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今度はお風呂で気持ちよさそうです♪

2020年4月13日 2:11 PM

荒れたお天気の週の始まり。
ですが、
お天気がどうであれ、
春作業は続きます!

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3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
4:催芽についてお伝えしたいと思います。

催芽(さいが)は、
種籾(たねもみ)を温かい水につけて、
芽を揃える作業です。

コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が大事!

以前はお風呂でこの作業をやっていた事もありましたが、
今はこんな催芽機という、
温水がくるくる循環して水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれる便利なものを使っています。

この1つ前の工程では、
プールでちゃぷちゃぷ泳いで気持ちよさそうでしたが、
お風呂はまた一段と気持ちよさそう♪

便利な催芽機ですが、
その年の気候や種籾の状態によってどれくらいお風呂に入れておくべきか、
微妙に異なるのが難しいところ。

全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出る年もあったりと、
こまめに種籾の様子を確認する必要があります。

芽が出すぎると、
この後の播種(はしゅ=種まき)で、
機械にひっかかってうまくまけないのでNG!

目安は、
ふっくらと種が膨らんで、
1mm程度に芽が出ている状態。

これを、
ハト胸と言うそうです。
ポッポー!

うん、
なかなかいい感じに膨らみました!
ポッポー!!

というわけで、
5:風乾の作業へ続きます。

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トラクター作業も始まっています!

2020年4月8日 10:13 AM

昨日は月がとっても綺麗でした!

SNSのライムラインに、
みんなー、月を見てるー?
という投稿があって、
次々と見てる!というコメントが入っていて。

なんだかそれだけで幸せな気持ちになりました。
場所は違えと、
みんな同じ月を見ているんだなぁと。

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さて、
育苗の様子を続けてお伝えしていましたが、
田んぼではトラクター作業も始まっています!

ともまる自慢?!
の、
フェラーリをイメージしたシルバーに特別塗装したトラクター。

どこら辺がどう、
フェラーリなのかちっとも私にはわかりませんが、

とにかく、
前のいかにも農機具という色合いが、
どうにも全くテンションが上がらなかったようで、

自分の気に入った色に塗装して早10年以上。

はたして作業効率があったかどうか、
データは一切とっていませんが、

ご機嫌にトラクターに乗っているようです。
よかったよかった。

トラクター作業は、
以下の3ステップで進めていき、
田植えに備えます。

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は1:耕起の真っ最中。
早朝から出かけてトラクターに乗る日々が続いています!

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プールでちゃぷちゃぷ気持ちよさそうです♪

2020年4月7日 11:00 AM

育苗が始まりましたが、
私の担当は苗箱がビニールハウスに並んでから。

というわけで、
今はまだ事務所にこもって、
パソコンの前でジトーっと座っている事が多いです。

今日も事務所の窓からは、
雪化粧された北アルプスがばっちり見えています。
綺麗です。
自然は変わらず雄大ですね。

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10:潅水と温度管理

今日は、
3:浸種についてお伝えしたいと思います。

浸種(しんしゅ)とは、
消毒した種籾(たねもみ)を水にチャプーンとつけて、
発芽の為の生理活性をそろえる作業です。

この地区は、
北アルプスからの雪解け水が地中を通って、
地上に湧き出てくる自噴水が豊富な所。

濱田ファームでは、
育苗期間中は全てこの、
ミネラルたっぷりの自噴水を使って育苗しています。

自噴水は、
冬でも夏でも水温は約13℃。
冬は温かく感じられるし、
夏はひんやりした水温。

自噴水を贅沢にかけ流して浸種していますが、
2日に1回、
新しい桶に移し替えています。

朝はまだまだ冷え込む季節。
いくら自噴水が13℃とはいえ、
ちょっと寒い作業です。

でも、
新しい桶で籾たちが気持ちよさそうに泳いでいるのを見ると、
ちょっと嬉しい気持ちに♪

こうして水に浸して、
積算温度が100℃くらいになるまで(水温×日数)、
だいたい1週間くらいが浸種の目安。

しっかり水分を吸収したら、
次の4:催芽のに入ります!

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