富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

育苗が始まりました!

2020年4月3日 11:34 AM

娘の小学校が本当に予定通りに始まるかどうかはわかりませんが、
今年の米作りは予定通り始まっています!

世界がどんな情勢でも、
季節は廻り、
米作りもまた始まる。

私たち米農家はただただ、
田植えに向けて日々の春作業に精を出すこと、
そして日々のお米のご注文にできるだけ応えること、
それだけです。

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

春は、
1年の中でも1番忙しく、
田植えに向けての準備が作業所でもビニールハウスでも田んぼでも、
同時進行でいろんな作業が行われていて、
このブログも更新が追い付かないほどです。

中でも、
育苗(いくびょう)と呼ばれる、
田植えの際に植える苗を育てる作業は、
この先田植えが終わるまでの2ヶ月間ほど、
休みなく続くなかなかハードな作業です。

米作り!
というと、
田植えだ稲刈りだと想像されがちですが、
田植えや稲刈りは米作りのごく一部。
1年間の中でも我が家の場合、
たったの20日間ほどの作業です。

それ以外の、
あまり世間では知られていない日々の作業の積み重ねこそが、
米作りの根幹なのかもしれません。

私はできるでけそういう、
世間ではあまり知られていない米作りの様子をお伝えしたい、
そんな思いでこのブログを更新しています。

育苗は、
とってもとっても大事な作業なのに、
しかもかなり長い期間続く作業なのに、
どうしてあまり知られていないのでしょうか。

田植えは確かに輝かしい米づくりの晴れ舞台ではありますが、
田植えの時に植える苗については、
あまり思いを馳せる存在ではないのかもしれませんね。

苗は、
ホームセンターに売っているわけでも、
突然降って湧いてくるわけでもなく、
長い日数をかけて育てていきます。

その作業を、
育苗(いくびょう)といいます。

育苗の工程は以下の通り。

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

小分けから育苗の工程に入れる?
と思う農家さんもいるかと思いますが、
私はそこからが育苗だと思っています。

というか、
こういう1つ1つの地味な作業の積み重ねがあって、
苗に育つわけですから!

小分けは、
この後の工程でハンドリングしやすいように、
種籾(たねもみ=稲の種)をネット状の袋に分ける作業のこと。

種籾は、
前の年の秋に田んぼでたわわに実っていた、
稲穂についている籾(もみ)そのもの。

籾殻(もみがら)を取り除くと、
茶色い玄米になり、
精米すると白米になる。

つまり、
お米そのものが種になるわけです。

お米1粒1粒から芽が出てきて、
苗に成長して、
田んぼに出てさらに成長して、
秋になると稲穂をつけます。

一粒のお米からは、
約500粒くらいのお米が収穫できると言われています。

ご飯茶碗1杯が3000粒くらいとすると、
6粒のお米でお茶碗1杯分になる。
そんな、
すごい1粒1粒をこうして小分けしていきます。

この後は、
すぐ2:消毒へ。
その様子はまた改めてお伝えいたします。

※今年の小分け作業を撮影するタイミングを逃したので、
去年の写真を使っています。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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秋起こしが終わりました!

2019年12月17日 3:45 PM

平野部で雪が降らなかったおかげか、
はたまた頑張ったからか、
それともこれが通常なのか、
よく分かりませんが、
とにかくともかく秋起こし、終わりましたー!!!

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そして、
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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

夕暮れ時、
山が赤く染まる直前の写真撮影となりましたが、
それでもやっぱり山が綺麗!

ここで暮らして、
こうして農作業できる事の幸せを噛みしめています。

9月の稲刈りの後、
すぐに稲株から青々とした葉っぱが生えてきて、
そしてまた稲穂をつけていた稲も、
さすがにこのところの寒さでご覧の通りの色合いに。

それでも、
稲の生命力を感じざるを得ません。

10月後半から堆肥をまいて、
12月中旬までトラクターで秋起こしをして。

田んぼでの農作業が続いていましたが、
これでやっと田んぼからあがってこれます。

そして、
心おきなく年末年始の休みに入れます!

休みは、
12月20日(金)~1月1日(水)まで予定しております。
ご迷惑をおかけいたしますが、
どうぞよろしくお願い致します!

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秋(?)起こしやってます!

2019年12月13日 11:40 AM

濱田ファームの年末年始のお休みは、
12月20日(金)からと少し早め。
(詳しくはこちら

もうあと1週間しかありません!
というわけで、
かなり焦って今いろんな事をやっています!!

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田んぼでの堆肥まきが終わってホッする間もなく、
今はトラクターで秋起こしをしています。

秋?
かどうかは非常に微妙ですが、
山はもうすっかり白くなっているし、
平野部でもこの前すこし雪が降りましたが、
でも!
それでも!!
誰がなんと言っても!!

これは、
秋起こしという作業なのです。

稲刈りで刈り取った稲株が、
しっかり成長している田んぼ。

トラクターで土を起こして、
まいた堆肥を漉き込んでいきます。

と、その前に、
田んぼのキワが草ボーボーなので、
トラクターで溝を掘るように草をやっつけてから。

雪が降る前に!
を合言葉にここ数年12月に秋起こしをしていましたが、
今年はどうやら雪の心配はなさそう。

ですが、
年末年始の休みの前に!!
を合言葉に頑張りたいと思います。

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やっと稲刈り終わりましたー!

2019年9月24日 3:39 PM

台風の直撃はまぬかれましたが、
なかなかの暴風でした!
しかもフェーン現象で暑かった!!

そんな台風直前に、
今年の稲刈りが何とか終わりましたー!
ありがとうございます、ありがとうございます、
ありがとうございまーーーーーすっ!!!

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今年は大変だった!
と思っていたら、
去年のブログを見返したら、
去年も大変だったみたいです(笑)。

人ってすぐに忘れる生き物なんでしょうね(笑)、

今年は、
こんなグチャグチャな田んぼもあったし、

なにより、
機械トラブルに悩まされた年でもありました。

コンバイン入院×2回、
農機具の方に来ていただく事×数回(多すぎて覚えていない)、
乾燥調製の機械トラブル×数回(同上)。

それでも、
一歩一歩コツコツ進んでいったら、
目の前にゴールはちゃんとありました!

今年の稲刈り、
苦しみながらも終了です。

この後は、
まだもう少し残っている乾燥調製と、
農産物検査を経て、
ようやく新米出荷です!

あともうちょっと、
頑張ります!

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コンバインが壊れたー(涙)!

2019年9月11日 10:32 AM

台風15号の影響で、
未だに千葉の多くのエリアで停電が続いているようです。

私の母校は今日も休校、
実家も停電が続いています。

少しでも早い復旧を。
願う事しかできないのがもどかしいのですが、
私は私で、
今やるべき事を1つ1つ確実にやる。
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コンバインで稲刈りをして、
刈り取った籾(もみ)はコンバインの内部タンクにある程度ためておけますが、
いっぱいになるとピーピーピーとお知らせしてくれるので、
軽トラの荷台に乗せた籾コンテナに排出します。

あまり近づきすぎると危険ですよ(笑)!
凄まじい埃とカユカユ成分が巻き上がっています!

撮影も命がけ。
いや、私がではなくカメラが危ない。
細かい埃は、
カメラのような精密機械の大敵です。

と、
調子よく刈っているつもりでいたら、
ある時から全く前に進まなくなってしまいました・・・。

加えて、
常に内部タンク満タン合図ピーピーピーが鳴りやまない・・・。
ぜんぜん刈ってないのに・・・・。

すぐに農協の農機具さんに連絡。
田んぼに来て見てもらいました。

農機具さんもこの時期、
あっちの田んぼにこっちの田んぼにと、
緊急呼び出しばかりで大忙しだと思います。

うちもそうですが、
すぐに使えないのはとっても困る!
今すぐ即ただちに必要な機械なんだもん。

でも、
迅速な対応をお願いしたいのは、
皆さん同じこと。
ここは、
心を無にして待つしかありません。

がしかし、
待てど暮らせど直る事はなく・・・・。
入院が決定しました・・・・。

この後は、
代替機をお借りしてなんとかこの日の分を狩り終えました。

前回のブログ記事で、
走行時間というコンバイン乗り換え目安の「常識」にとらわれず、
長く大事に乗り続けたいと書いたのですが、
厳しい状況になってきましたー。

でも、
我が家みたいな小さな農家が、
新品コンバイン(1000万諭吉さま前後)を買うというのは、
ちょっと無理があります。

対応策や今後の事をしっかりと検討しないといけないのですが、
とりあえず今のコンバインが、
無事に修理から戻ってきますように・・・☆

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