富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

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米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

陰でコソコソ大がかりな種まき!

2018年4月18日 3:33 PM

春作業の一大イベントでもある、
播種(はしゅ=種まき)が終わりました!

これで春作業も折り返し地点まで来た感じ。
あとは田植えまで突っ走るのみ!
もうひと頑張りです!!

 

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。


 

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)の工程、

1:小分け
2:浸種
3:消毒
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

いよいよ6の、
播種まできました!

 

長い長い播種機と、
広い広いスペース、
そしてたくさんの人の手を借りなければできない播種、
これだけ大掛かりな作業なのに作業所の中で行われるせいか、
世間一般的にはあまり知られていないような気がします。

 

資材も大量に必要。
これは土。

 

こちらは苗箱と呼ばれる、
プラスチックの長方形の箱。
これに土を敷き詰め種を蒔いて、
苗を育てていきます。

我が家にある苗箱5000枚くらいかな、
全て育苗をやめられたご近所の農家さんからのいただきもの。

1枚数百円の苗箱ですが、
それも1000枚単位となると大きな出費になるので、
本当に有難いです。

 

1枚目の写真と同じですが、
これが播種の作業の全体像。

手前からベルトコンベアで、
自動的に奥へと苗箱が流れていく仕組み。
土・水・種籾(たねもみ)が箱に入っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は日曜日だったので、
娘もお手伝い?!
というか遊び感覚。

苗箱を一番最初にベルトコンベアに置く大役です!
間隔をあけちゃうと、
土やら種籾が地面に落ちて行っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗箱の底に土が敷き詰められ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水が入り、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

適量の種籾がまかれて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また土が入って、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という感じで、
あっという間に種がまかれた苗箱が、
次々に積み重ねられていきます。

この作業を2回に分けて行い、
1回目は1200枚、
2回目は2000枚ほどまきました!

1回目がうちで田植えをするためのもの、
2回目は販売用のものです。
苗を育てて近所の農家さんに販売するんです。

育苗は、
とても時間がかかる上に、
播種機やビニールハウス等の設備が必要。

だから、
兼業農家さんの多くは、
苗を育てず買うケースが多いんですよ~。

さて、
播種が終わったのでこの後は、
ハウスへの苗出しです!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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洗濯機&扇風機のW使いでしっかりと!

2018年4月13日 10:33 AM

1週間が駆け足で、
どころではなく
猛ダッシュで過ぎていく。

心も体もそれについていけず、
だから余計に疲れるような気がします・・・。

濱田ファーム

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そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:浸種
3:消毒
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

ですが、
今日は5:風乾の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種籾(たねもみ)を、
この後の6:播種(はしゅ=種まき)で扱いやすいよう、
乾かす作業です。

数年前までは、
文字通り風で乾かしていたんですが、
今は洗濯機を使っています。

脱水機能でぶるる~んと水を切るだけ。
早い!
便利!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種籾が湿っていると、
この後の種をまく時に種の量を調整しづらくなってしまうので、
脱水の後は扇風機でしっかりと乾かします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たい水に何日もつけられ、
温かいお風呂で気持ちよくなったと思ったら、
今度は
洗濯機でぐるぐる~@@

種籾さんにはこれまで過酷な旅をしてもらいましたが、
いよいよこの後は!
春の一大イベントでもある播種、
種まきです!!

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ハト胸になったよー、ポッポー!

2018年4月12日 3:32 PM

暇そうに思われがちの私ですが、
忙しくなってきたのでいろんな事を投げ出しています(笑)。

まず筆頭は家の掃除、
そしてご飯づくり。
次に育児かなー。
進級したからこの時期は学級懇談会とか家庭訪問とかあるけど、
もうこちらから辞退しちゃいたいくらい(笑)。

一番投げ出せないのが仕事なんですが(→当たり前)、
仕事の中でもどうしても優先順位が低くなりがちなブログ更新、
滞りがちになります。
ごめんなさい。

でも、
今が1年でイチバンいろんな作業をしている時期。
できるだけ更新していきたいと思います!

こんにちは!
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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

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田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さてさて育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)ですが、
順調に進んでいます。

育苗の工程、

1:小分け
2:浸種
3:消毒
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

の、
今日は4:催芽の様子です。

催芽(さいが)とは、
種籾(たねもみ)を温かい水にしばらくつけておいて、
芽を揃える事。

コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が重要なんですよー!

昔はお風呂でこの作業をやっていた時代もあったとか。
今はこんな、
催芽機という便利な物を使っています。

こんな風に、
催芽に適した温水がくるくると循環して
水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれます。

催芽は、
温度管理がとにかく大事。
お風呂だと温度管理が難しいので、
催芽機は本当に助かります!

助かるんですが、
欠点は、
この機械、
催芽、ただそれだけしかできない事です・・・。
他には一切、
何の役にもたちません・・・。

他に何か使い道をご存知の方がいらっしゃったら、
是非教えてください・・・。

さて便利な催芽機なんですが、
種籾の状態だったり気候条件だったりで、
どれくらい時間がかかるのか、
その年により微妙に異なってくるのが難しいところです。

だいたいこれくらいでいいかな?
と思っていても、
全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出てたりする事もあって、
何度も様子を確認する必要があります。

芽が出すぎると、
この後の工程の播種(はしゅ=種まき)で、
機械にひっかかってうまくまけないから絶対にダメ!

ただお湯に漬けとけばいいだけではなく、
神経を使う作業だったりもします。

目安は、
ぷっくりと種が膨らんで、
芽が1mm程度に揃る程度。

これを、
ハト胸の状態と言うそうです。
ポッポー!

うん、
なかなかいい感じに膨らみました!
ポッポー!!

というわけで、
5:風乾の作業へ。
つづきます。

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微生物の力で種を消毒!

2018年4月6日 4:12 PM

冷たい雨が降っている黒部です。
週末はさらに冷え込むみたい。
暖かくなってからの冷え込みって、
身体に堪えますね。

まだまだ、
朝晩のストーブ(→我が家の暖房器具は昔ながらの石油ストーブ)、
手放せなさそうです!

日曜日4月8日は、
いよいよ1回目のKAYADOフリー開催です!
黒部の新しいローカルコミュニティイベントで、
季節ごとのワークショップや、
五感を使って体で自然を感じるネイチャーゲーム、
ミニ寄せ植え作りやあおぞらフィットネス(雨の場合は室内で!)、
そして黒部で活躍するお店が集結した「ふらっとマルシェ」など、
いろんな楽しみがありますよ♪

私たち濱田ファームは、
ふらっとマルシェに出店、
もちっとした食感が人気のミルキークイーンの量り売りや、
黒米や米粉などをご用意してお待ちしております。

ワークショップは既に満席のようですが、
あおぞらフィットネスはまだまだご予約オッケー、
無料で体験できますよ!
ネイチャーゲームや寄せ植えづくりは、
当日参加もOKです。
どうぞ、
週末の楽しい時間をKAYADOフリーでお楽しみください。

詳しくは、
この日のブログをどうぞ。

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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さてさて育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)ですが、
順調に進んでいます。

育苗の工程、

1:小分け
2:浸種
3:消毒
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

の、
今日は3:消毒の様子です。

2:浸種(しんしゅ)でしっかり水を吸った種籾(たねもみ)を、
天然由来の微生物資材で消毒、
病気の予防をします。

水に資材を投入すると、
ちょっと濁った色になって見た目イマイチですが、
これでしっかりと消毒されるはず!

昔は、
農薬による消毒をしていましたが、
数年前から温湯消毒に切り替えていました。

非常に安全な消毒方法なんですが、
なにせ1年に1回しか使わない温湯消毒機が高額。
知り合いに頼み込んでお借りしてましたが、
借りにいったり返しにいったり、
その方と使う時期をかぶらないようにしたりと、
時間の調整がとっても大変でした。

今年からこの、
天然由来の微生物資材を使っての消毒を試してみましたが、
手軽で確実な方法は、
1人で農作業をしているともまるにとって、
今のところ最適かもしれません。

そして育苗は、
4:催芽(さいが)という細心の注意を払う工程へと続きまーす。

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トラクター作業も始まりました!

2018年4月3日 4:35 PM

ずっといいお天気が続いていましたが、
それもどうやら今日まで?

明日からお天気が崩れるようなので、
ここ数日はずっと早朝から夕方遅くまで、
トラクターに乗っているともまるです!

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春作業、
つまりはそれは全て、
田植えの準備になるわけですが、
田植えの準備は、
大きく分けて2つ。

ここまで何度かご紹介している育苗(いくびょう)
稲の苗を育てる作業と、
もう1つ、
田んぼでのトラクター作業があります。

トラクター作業は、
以下の3ステップで進めていきます。

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

現在、
1の耕起の作業の真っ最中!

トラクターの後ろに、
ロータリーという作業機を装着して、
田んぼを起こしていきます。

ともまるご自慢(?)の、
つや消しブラックに塗装したロータリー。
どこがカッコいいのか、
私にはさっぱりわかりません!

ちなみに、
トラクターそのものも塗装しています。
こちらは、
フェラーリをイメージしたシルバーだそうです・・・。

傍から見ると、
のんびりのんびり作業しているように見えるトラクター。

もっとスピードをあげて、
バリバリと起こしまくればいいのにって思うんですが、
そこまでの機敏性はトラクターにはないそうです。

大きさにもよりますが、
3反の(約1000坪)田んぼ1枚で、
1時間ほどかかるそう。

全ての田んぼが1枚3反と仮定すると、
濱田ファームの全ての田んぼ10町(10ヘクタール)を耕起するだけで、
33時間かかる事になります。

実際には1反に満たない田んぼもありますし、
隣り合わせでない田んぼだと移動時間もかかるので、
とても33時間では終わりませんが、
それだけ時間がかかるという事です。

というわけで、
この先しばらく耕起するだけで時が過ぎていき、
一大イベントの播種(はしゅ)に向かって作業はピークを迎え、
さらにトラクター作業の第二段階の荒くりの頃には、
もう実は心身ともにヘトヘト、
の状態の中で、
代かき&田植えを同時に進めていくという荒業で乗り切る。

これが、
春作業というわけです。

ツクシ可愛いな?
なーんて、
とても思えないくらい、
既に殺気立っている濱田ファームです。

そもそもツクシ、
この後にっくきスギナに変身しますからね(笑)。

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