富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

たっぷりとミストシャワー!

2017年5月4日 10:11 AM

GW中盤!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私たちはもちろん♪
休みなく農作業の日々です♪♪♪

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

3月末から始まった育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)も、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理くるくるをクルクル編・ミストシャワー編)

ただ今、
10:潅水と温度管理の真っ最中!

最後の工程ですが、
これがとにかく長期戦!
田植えが終わる5月下旬まで続きます!

上の写真は、
潅水(水やり)の様子。
うっすらとミスト状の水が両脇から出ているんですが、
見えますでしょうか。

ビニールハウスの両脇に、
細かい穴が無数にあいた特殊なホースを設置してあって、
蛇口をひねると細かい霧のような水が出てくる仕組み。

ミストシャワー、
とーっても気持ちよさそう!
私の乾ききった肌にも浴びせたい(笑)!

この自動灌水と呼ばれるシステム、
手動潅水、
つまり人がホースを手に長いハウスを行ったり来たりして水やりをする苦労と時間を考えると、
本当に便利で楽ちんです。

便利で楽ちんなんですが、
ホースの細かい穴がゴミでつまったりして、
どうしても潅水ムラがでてきます。

そこはやっぱり人の目!
潅水後にハウスを端から端まで歩いて、
苗箱1枚1枚問題がないか、
確認していきます!

今日もお天気が良くて気温がグングン上昇中。
お昼からもう一度、
ミストシャワーが必要かな♪

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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ハウスの温度管理はくるくるをクルクルする!

2017年5月2日 4:11 PM

事務所の窓から見える空は真っ青!
北アルプスはくっきり白い稜線を描いてて、
裾野は新緑の眩しい緑で輝いています!!

つまりは、
とーってもいいお天気。

GW期間中もこんなお天気が続いて、
富山を訪れる方に喜んでもらえたら嬉しいな。

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さて、
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2:消毒
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4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

最後の工程、
10:潅水と温度管理の真っ最中です!

今日は、
温度管理の様子をお伝えしましょう!

管理なんて偉そうに書いていますが、
超原始的な方法です(笑)。

この、
くるくるをクルクルする事で温度を調節!
以上です!!

くるくるをクルクルする私。
全く絵になりません。

くるくる、
本来は楽にクルクルできるはずなんですが、
長年使っているので、
クルクルしづらくなってきました。

か弱い(→自分で言っちゃう)私には、
なかなか肩がこる作業です。

晴れていて風のない日の朝は、
これくらい窓をあけて。

日中は温度が上がってくるので、
さらに窓をあけて。

いきなり日がかげると、
ハウス内の温度は急低下するので窓をちょっと閉めて。

風が強くなってきたら、
さらに閉めて。

夕方は西日がきつくてまたまた温度上昇。
ちょっとあけてやって。

グッと冷え込む前に、
全ての窓を閉めきる。

これを全て、
くるくるをクルクルする事で調節しています。

手動ではなく自動くるくるもあれば、
ハウス温度を自動感知するくるくるマシーンもありますが、
1年で数週間しか使わないビニールハウスの為に、
そこまで投資できない我が家。

私が喜んで!
えぇ、
喜んで!!
事務所とハウスを行ったり来たりして、
お日様の様子や風の強さと睨めっこしながら、
くるくるをクルクルしています。

神経質になっちゃうと、
ものすごーくハウスの温度が気になるんですが、
そこは適当に(笑)。

私もそれ以外の仕事がたんまりあるので、
ハウスだけにかまってられないのです。

適度に適当に。
時に手をかけ、
時に見守り。

農作物を育てる事を子育てに例えるのは、
私はどうもしっくりこないのですが、
苗だけは何となく、
子育てに共通する部分もあるなぁと感じています。

さぁ、
夕方の時間帯、
でもって風は冷たくかなり強い。
ちょっくらハウスの様子でも見てきますか。

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目にも鮮やかなグリーンカーペット!

2017年5月1日 3:51 PM

早朝は前日の名残りか、
まだ温かったんですが、
時間がたつにつれて冷え込んできて。

かと思ったら、
お昼から日が差してきて、
3時ごろには青空が!

と油断していたら、
夕方から冷たい風がビュービュー。

今日みたいな日は、
ビニールハウスの温度管理が非常に大変です!!!

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8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

いよいよ、
最後の工程の10:潅水と温度管理です!

遮光用の白いシートを取り除くと!
わわわ!!!

それまでモヤシを育ててると勘違いされてもおかしくないくらい、
ヒョロヒョロな真っ白な芽だったのに、
数日でこんなに目にも鮮やかな緑色になっていました!

もうこれで、
誰からも勘違いされる事はないでしょう。
そう、
私は間違いなく稲の苗を育ててました!!

青々とした苗は、
この時期ならではの光景です。

そして、
ここからが私の腕の見せ所。

ビニールハウスでの潅水と温度管理の日々が、
田植えが終わる(たぶん5月20日頃)まで続きます!

前述の通り、
今日みたいなお天気がコロコロ変わる日は、
本当に温度管理が大変。

エアコンのようにボタン1つで温度設定できればいいんですが、
そんなハイテク(?)装置があるわけもなく、
地道に手動で温度を管理しています。

その様子はまた改めて!

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ナエナラベール♪

2017年4月27日 6:19 PM

毎日まいにち、
トラクター作業と育苗作業で、
てんてこ舞い~@@

まだ田植えまで10日以上はあるんですが、
もう既に息切れ寸前です(汗)。

まだ始まってないけど、
早く田植え終わってほしーっ!!!

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さて、
トラクター作業はお伝えしている通りですが、
一方の育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
9:苗を並べる作業の様子をお伝えしたいと思います!

あっ、
これは店チョーと呼ばれる助っ人です。
カメラを向けるとこの表情(笑)。

別に格好つける必要はなくて、
自然にお願いします~☆と言っているんですが、
どうしてもこうなってしまう店チョーでした。

店チョー以外にも、
この日もたくさんの方にお手伝いに来ていただいて、
本当にありがたいです!

あっ、
苗を並べる作業、
つまりナエナラベール。

文字通り、
苗箱をビニールハウス一面に並べていく作業です。
それ以上でもそれ以下でもありません。

ただし、
プールを作りながらのナエナラベール。

プールというのは、
人が泳ぐあんなプールではなくて、
あくまでも苗の為のプール。

木で仕切った枠組みに、
ブルーシートを広げて水をためてプール状にします。

このプールに水をためて、
苗に水をやる方法をプール育苗といいます。

枠組みさえちゃんと作ってしまえば、
あとは難しいことは一つもありません。
苗箱を並べるだけ。

それだけの作業なんですが、
微妙に体にこたえます・・・。

まず、
日が射すととにかくビニールハウスの中が暑い!
汗だくです!!
ビールでも飲まないとやってられません!!!

が、
もちろん飲めません・・・・。

次に、
苗箱1枚1枚が、
重くはないんですが、
軽くもない・・・(笑)。

だいたい5~6kgくらいの微妙な重さ。
えぇ、
決して重くはないんですが、
何十枚、
いえ、何百枚も運んでると、
かなり腕にきます・・・(笑)。

さらに!
この姿勢!!
苗箱を並べる為には、
腰をかがめなくてはなりません!!!

この微妙な中腰作業が、
きます(笑)。

ナエナラベ~ル、
なかなか侮れない作業。
コツは、
頑張らない事(笑)。
そして、
無心でマイペースでやる事(笑)。

そして何より、
休憩と水分補給はしっかりと!

この日はお天気が良かったので、
こうやって地面に座って、
皆で輪になって、
缶コーヒーとお茶菓子でワイワイと。

休憩の時だけちゃっかり一緒に、
おやつを食べる娘。

休憩って大事ですよね。
がむしゃらに働いても、
どうにもならない時があります。

でも、
ホッとするこの休憩があるからこそ、
心に余裕が生まれて、
そしてだからこそ、
できる仕事が増えるような気がします。

さ、
ハウス一面に苗箱が並びました!

すぐに強い光を浴びると苗もビックリするので、
数日は遮光用の白いシートを広げておきます。

そしてここからが、
10:潅水と温度管理。

育苗の最後の工程ですが、
育苗のスタートと言えるかもしれません。
毎日気が抜けない管理の日々が、
田植えが終わる5月下旬まで続きます!

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荒くりアラクリarakuri?

2017年4月25日 3:29 PM

昨日・今日と、
とーってもいいお天気の黒部です!
北アルプスがくっきり!!

朝、
山から昇ってきた太陽が、
夕方、
海へ沈んでいきます。

そのどちらも見ることができる事、
ここではもう当たり前なんですが、
実はかなり贅沢ですよね♪

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冒頭に書いた贅沢、
残念ながらゆっくり味わう余裕はなく、
今はもう、
必死で田植えの準備を進めています。

田植えの準備は、
大きく分けて2つ。

これまで何度かご紹介している育苗(いくびょう)、
稲の苗を育てる作業と、
もう1つ、
田んぼでのトラクター作業。

しばらく育苗の様子ばかりをお伝えしてきましたが、
トラクター作業だって毎日やっています!

最近のともまるは、
朝4時に起きてトラクターに乗り、
朝ごはんもお昼ごはんもトラクターの中で、
夕方は7時までトラクターで過ごすという、
トラクター三昧の日々を過ごしています。

トラクター作業は、
以下の3ステップで進めていきます。

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は2:荒くりの最中なんですが、
田んぼに水を入れて土をかき混ぜているので、
トラクターも泥んこ。

荒くり、
という言い方はこの辺り独特なのかもしれません。
荒代(あらじろ)という事が多いのかな。

あぁ、
この泥んこの中をかけっこしたら楽しそう!

荒くりに伴い、
いよいよ田んぼでの水の管理が始まりました!
というわけで、
本格的にともまるの人相が怖くなってきました(笑)!
声もとっても刺々しいです(笑)!!

朝晩と田んぼをまわって、
水を見回る日々がこの先しばらく続きます。

田んぼは全部で70枚ほど。
1枚1枚田んぼを見て回り水位を調整する事は、
米作りの基本中の基本。
そして非常に重要な仕事でもあります。

大きな農家さんで、
従業員さんが何人いようとも、
水管理だけは社長自らという事も多い水管理。

もちろん濱田ファームは、
誰も水を見て回ってくれる人はいないので、
ともまるが1人、
朝から晩まで、
トラクター作業中に水を出したり止めたりしています。

田んぼの畔(あぜ)に、
タンポポが咲いていました。

のどかな風景とは裏腹に、
いよいよ殺気立ってきた(笑)ともまるです!

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