富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

注:モヤシを育てているわけではありません!

2017年4月21日 3:07 PM

春だなぁと感じるのは、
皆さん、
どんな時ですか??

私は、
桜でもなく、
苗でもなく、
何といっても食べ物!!!

春を感じる食べ物もいろいろありますが、
我が家は鹿児島から届いたソラマメから始まり、
菜花に続いて、
今は地元で取れるアスパラ、
そしてこの1週間でザワザワしてきました!
山菜!!!

昨日コゴミをいただいたんですが、
コシアブラにタラの芽、
ヨシナにウド、
そしてもうそろそろでしょうか、
タケノコ!

タケノコでもこの辺りは、
孟宗竹はもちろん、
ススダケという細い筍も出回ります♪

そんな我が家の食卓の様子、
「ハマダ食堂」と題して、
facebookページ タンボマスターへの横道や、
濱田ファームの日常ブログ ヒビノコトにアップしています。

もしよろしければご覧くださいね☆

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

さて、
3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は8:出芽の様子です。

出芽、
もうそのまんま、
漢字のとおりです(笑)!

出芽には、
専用の出芽機という農機具を使う農家さんも多いようですが、
我が家はビニールハウスの中で、
じっくりゆっくり出芽させています。

ただ、
その年の気温によって、
出芽の進み具合が違うのが悩み。

毎日どんな感じかなぁと、
チェックします。

写真がうっすら白くなっているのは、
ハウスの中が蒸気でモワモワで、
すぐにカメラのレンズが曇ってしまうから。

こんな感じで、
芽がちょこちょこ出てきたと思ったら、

その翌日には、
あっという間に出揃いました!

念のため、
モヤシのように見えますが、
モヤシではありません(笑)。
正真正銘の稲の芽!です!!

というわけで、
9:苗をならべる作業へ続きます~。

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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舞台はビニールハウスへ移された!

2017年4月19日 4:19 PM

先日、
とある仕事のやり取りをしていた方と、
ひょんな事から竹田恒泰さんの話になりました。

竹田さん曰く、
お米は太陽のエネルギーを蓄えた電池だと。

なるほど~。
深い言葉だなぁと思って、
前々からラジオから聞こえる竹田さんの話は気になっていたので、
本を読んでみる事にしようと。

その方に、
竹田さんの本「ECO MIND」をお勧めいただいたので、
私は早速アマゾンでお取り寄せしました。

ら、
その後その方も、
私の為に取り寄せてくれた事を知りました。
次にいつ会うかわからないのに、
会った時に私にプレゼントしようと思っていただいていたみたいで。

既に手元にあるなら、
他の誰かにプレゼントします~と、
爽やかにおっしゃっていただいたのですが、
もう私はその気持ちが嬉しくて嬉しくて!

誰かの事を思って本をプレゼントする。
私も見習いたいなと思いました!

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さてさて
育苗の工程はどんどん進んでいまして、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
7:ハウスへの苗出しの様子をお伝えします!

写真を撮るタイミングをはずしてしまったので、
過去の写真を使っています。

舞台は、
作業所からビニールハウスへ。

作業所からビニールハウスまでは車で1分、
すごく近いんですが、
この量と重さの苗箱を運ぶには、
トラックとフォークリフトが必要不可欠です。

ちょっぴり道路も塞いて、
大がかりな搬入作業。

リフトでぶいーんと苗箱を運んで、

ともまるお手製&自慢の、
トロッコに乗せてハウスの中へ運び入れます!

まるでレールのような単管の上を、
すい~と走るトロッコ。

1パレット200枚程度の苗箱を、
ハウス内の地面の表面をデコボコにすることなく、
あっという間にハウスの奥まで運べちゃいます!

この後は、
暖かいハウスの中で数日置いといて、
8:出芽させますよ~!

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種まき、それはスポットライトが当たらない舞台だった!?

2017年4月16日 3:06 PM

春ですね~。

この辺りも今が桜満開!
そしてチューリップも。
もう少しで菜の花も。
それにあわせて残雪の残る山並み。

「春の四重奏」と呼ばれる、
富山県朝日町の桜スポットは、
たくさんの人で賑わっていますよ~♪

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桜スポットはたくさんの人が注目していますが、
それに比べて、
誰からも注目されないのが今日ご紹介する、
播種(はしゅ=種まき)でしょうか・・・。

一応、
米農家にとっては春作業の一大イベントなんですけどね。

作業所の中でひっそり行われる地味な作業だからでしょうか。
テレビ局も来なければ、
タウン情報誌の取材もありません。
それどころか、
この作業そのものがあまり知られていません。

田植え作業とのあまりの違い、
理不尽でなりません(笑)。
田植えに負けないくらい、
いやそれ以上に大事な作業なんですけどね~。

播種は、
人手が必要な作業なので、
うちは週末にやっています。

娘もお手伝い?!

苗箱(なえばこ)と呼ばれるプラスチックの長方形の箱を、
播種機のベルトコンベアにセットする作業に挑戦!

ま、
すぐに飽きてどこかへ行っちゃいましたけどね。

播種機は、
ベルトコンベアに苗箱をセットすると、
自動で土や水、種をまいてくれるんです。

まずは、
床土と呼ばれる土。

次に水。

水は、
北アルプスの雪解け水が地下深くを通って、
この辺りで湧いてくる自噴水を使用。

そして、
3月末から準備してきた種籾(たねもみ=稲の種)。

小分けして、
熱湯で消毒して、
水につけて
芽をそろえて
乾かした、
種籾です。

ここまで長いハードな旅路でしたが、
それも全て、
この時の為・・・。

一瞬で終わる上に、
誰も見てなかったりしますが、
でも、
これこそが種籾にとっては一生に一度の晴れの舞台なのです!

が、
あっという間に覆土をかけられ、
その姿を隠してしまいました。

濱田ファームでは2回に分けてこの、
播種作業をしています。

1回目がうちで田植えをするためのもの、
そして2回目は販売用のもの。

そう、
苗を育てて近所の農家さんに販売するんです。

育苗は、
とても時間がかかる上に、
播種機やビニールハウス等の設備が必要。

だから、
兼業農家さんの多くは、
苗を育てず買うケースが多いんですよ~。

さて、
播種が終わったのでこの後は、
ハウスへの苗出しです!

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お風呂から洗濯機へ、籾殻の旅は続く。

2017年4月11日 4:17 PM

ここ数日、
facebookやInstagramのタイムラインは、
桜さくらサクラ!

私たちはこの時期、
忙しすぎてなかなか桜を見る心の余裕がないんですが、
皆さんの投稿でお花見気分を味わっています♪

ありがとうございます(^^)/

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さてさて
育苗の工程、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
5:風乾です。

種籾(たねもみ)を、
この後の6:播種(はしゅ=種まき)で扱いやすいように乾かす作業です。

数年前までは、
文字通り扇風機の風で乾かしていたんですが、
今は洗濯機を使っています!

脱水機能でぶるる~んと水を切るだけ。
早い!
便利!!

種籾が湿っていると、
この後の種をまく時に種の量を調整しづらくなってしまうんです。
だからしっかりと乾かします。

母屋に眠っていた洗濯機。

実は、
亡くなったおばあちゃんが使っていました。

おばあちゃん、
大事に便利に使わせてもらってるよー!
ありがとー!!

熱湯で消毒され、
冷たい水に何日もつけられ、
温かいお風呂で気持ちよくなったと思ったら、
今度は
洗濯機でぐるぐる目が回る~@@

種籾さんにはこれまで過酷な旅をしてもらいましたが、
いよいよこの後は!
春の一大イベントでもある播種、
種まきです!!

種籾にとって晴れの舞台、
ですよね??

その様子は、
また改めて~。

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種籾さんはハト胸がお好き♪

2017年4月10日 10:42 AM

黒部も桜が咲き始めているようで、
山の上の桜の名所・宮野山は、
どうでしょう、
今週末が良さそうなのかな。

とはいえ、
1年で1番忙しいシーズンを迎えている米農家にとって、
桜をゆっくり眺める心の余裕はありません・・・。

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田植えもまだなこの時期、
どうして忙しいのかというと、
田んぼではトラクター作業
そしてそれと並行して育苗と、
1日たりとも休めない上に、
緊張を伴う作業の連続だからなのですー!

特に育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)は、
3月末から始まり、
田植えが終わる5月下旬まで続く長い長い道のり。

終わる頃には、
心も体もぐったり疲れ果てる、
大変な作業です。

育苗の工程、

1:小分け
2:消毒
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

のうち、
今日は4:催芽の様子をアップします!

催芽(さいが)とは、
種籾(たねもみ)を温かい水にしばらくつけておいて、
芽を揃える事。

コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が重要です!

熱湯で消毒され、
その後しばらく冷たい水の中を泳いでいた種籾さん。
ようやくここで、
湯加減ばっちりのお風呂に入る事が許されました!

昔は本当にお風呂でやっていたこの作業、
今はこんな、
催芽機という便利な物を使っています。

こんな風に、
催芽に適した温水がくるくると循環して
水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれます。

催芽は、
温度管理がとにかく大事。
お風呂だと温度管理が難しいので、
催芽機は本当に助かります!

助かるんですが、
欠点は、
この機械、
催芽、ただそれだけしかできない事です・・・。
他には一切、
何の役にもたちません・・・。

温水につけて芽を揃えていくんですが、
種籾の状態だったり気候条件だったりで、
どれくらいつけておけばいいのか、
その年により微妙に異なってくるのが難しい。

だいたいこれくらいでいいかな?
と思っていても、
全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出てたりして、
何度も様子を確認します。

芽が出すぎてもオッケーなような気がしますが、
種まきの時に機械にひっかかってうまくまけないので、
ダメなんですよ~。

目安は、
ぷっくりと種が膨らんで、
芽が1mm程度に揃る程度。

これを、
ハト胸の状態と言うそうです。
ポッポー!

うん、
なかなかいい感じに膨らみました!
ポッポー!!

というわけで、
5:風乾の作業へ。
つづく。

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