富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

舞台はビニールハウスへ!

2016年4月13日 4:58 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

今日は珍しく前置きなしで!
いきますよ!!

3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用 ・ 農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編本番編
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

種籾にとっての晴れ舞台である播種(はしゅ=種まき)が終わり、
その舞台を作業所からビニールハウスへ移します!

ビニールハウスの方は、
待ち受け準備万端

ホームセンターで普通に売られている単管をレールのように置けば、
搬入の準備もオッケー!

作業所からビニールハウスまでは車で1分、
すんごく近いんですが、
この量、そして重さの苗箱を運ぶには、
トラックとフォークリフトが必要不可欠。

ちょっぴり道路も塞いて、
大がかりな搬入作業です。

リフトでぶいーんと苗箱を運んで、

ともまるお手製&自慢の、
トロッコに乗せて運んじゃおう作戦!

まるでレールのような単管の上を、
すい~と走るトロッコ。

1パレット200枚程度の苗箱を、
ハウス内の地面の表面をデコボコにすることなく、
あっという間にハウスの奥まで運べちゃいます!

この後は、
暖かいハウスの中で数日置いといて、
8:出芽させます!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

農繁期が続いています。
農作業が忙しく、
お米のご注文にすぐに対応できない日が多くなります。
ご注文は余裕をもってご連絡いただけますよう、
どうぞよろしくお願い致します!

また、
メールやファックスの対応にはお日にちをいただく場合があります。
電話が一番早くて確実です。
お急ぎの方はどうぞ、
お気軽にお電話(留守電にメッセージを入れて)くださいね!

電話 050-3430-8050
受付時間 10:00頃~18:00頃

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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晴れ舞台、だけどスポットライトは当たらない。

2016年4月12日 2:50 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

今日も寒いけど、
いいお天気です!
私は事務所にこもってひたすら注文・発送対応に追われているんですが、
事務所の窓からも綺麗に北アルプスの山々が見渡せています。

さて、
3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用 ・ 農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種(準備編 ・ 本番編)
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

いよいよ、
種籾にとっての晴れ舞台!
6:播種(はしゅ=種まき)となりました!!

あっ、
週末に播種したので、
学校お休みの娘もお邪魔しています。

種籾とっての晴れ舞台、
ではありますが、
残念ながらスポットライトは当たりません。

一般の方には全く見られることもなく、
秘密裏にというわけではないんですが、
作業所の中でひっそり行われます。

種籾もきっと残念がっていると思います。
もっと皆さんに見てもらいたかっただろうなぁ。

というわけで、
このブログで皆さんに、
播種の全貌をお見せしたいと思います!

まずは、
播種機(=種まきマシーン)の端っこから、
空の苗箱をセットしていきます。

自動コンベア状態で、
苗箱は端から端へと移動してくんですが、
その道のりで床土(とこつち)が入り、

水がかけられ、

そしてここ!
ここでいよいよ種籾が登場です!

ある時は熱湯風呂に入れられ、
ある時は冷や水を浴びせられ、
ある時は洗濯機にかけられ、
あの辛い日々を乗り越えてようやくここで!

種がまかれます!!!

あっけなく流れ過ぎていってしまいますけどね・・・。

すぐさま上から土をかけられ、
種まき終了ー!

これを繰り返す事1100回。

次々と、
種まきされた苗箱が積み上げられていきます。
ある程度になったら、
ラップで固定して、

フォークリフトで作業所の奥へ、
移動させます。

あらよっと。

播種が終わった苗箱。

1回目の播種1100枚分が終わったら、
この後すぐに7:ハウスへの苗出し、
つまりビニールハウスへ移動させまーす。

その様子はまた改めて!

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お風呂の後は洗濯機へ♪

2016年4月10日 11:21 AM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

ここ黒部というと、
富山県外のほとんどの方が、
「あぁ、黒部ダムの~」と言われます。

黒部市民としてはできれば、
「そう!あの黒部ダムの黒部です!」
と言いたい所ですが、
実は黒部にない黒部ダム・・・。

住所的には立山町になるんでしょうか。
すみません、
立山の方・・・。

黒部市民としてこの世に生まれ、
黒部で育ち、
黒部を一度離れてまた黒部に戻って来たともまるですが、
黒部ダムには生まれてこの方44年で1回しか言っていないという・・・。

黒部ダムへのルートとして、
最短距離だと黒部川をさかのぼればいいので、
その点では黒部は一番かもしれませんが、
普通に行こうとすると長野県からぐるりと回るか、
富山市まで行って戻るような形で行くか、
どちらにしても時間も、
そしてお金も(→けっこう高いです・・・)かかるのが黒部ダムへの道。

で、
冒頭に戻りますが、
県外の方から「黒部ダムの~」と言われたら、
もう説明がめんどくさいので、
「そう!黒部ダムの黒部です♪」
と答えちゃってます。
間違いじゃないですよね?
黒部って名前は同じだし。

ものすごーく前置きが長くなってますが、
気にせずいきます!
さらに前置きが続きますが、
その黒部ダムの黒部ですが、
実はもう1つ、
黒部が世界に誇れるものがチャックであります!

そう、チャック。
黒部の住人の間では「チャックに行く」、
つまり、
「YKKに勤めている」
という意味になるあの、
ファスナーの世界的ブランドのYKKの拠点は、
ここ黒部なのです!

黒部市内にはYKKの工場や寮が点在していますが、
今は本社機能の一部も黒部にあるんですよ~。

そのYKKで、
ファスナーを作るワークショップがあって、
先日娘と参加してきました!
その時の事を濱田ファームのもう1つのブログ「ヒビノコト」にあげましたので、
もしお時間があれば読んでみてくださいね★

以上、
前置きが超長くなりましたが(汗)、
今日のブログの本題はここから!

3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

の、
5:風乾の様子です!

前置きが長かったので、
さらっといきましょ、
さらっと。

種籾をこの後の6:播種(はしゅ=種まき)で扱いやすいよう、
風で乾かすだけなんですが、
去年までは文字通り扇風機の風で乾かしていたんですが、
今年から洗濯機を使う事にしました!

母屋に眠っていた洗濯機を発掘、
これは使える!
という事になりまして。

洗濯機の脱水機能でぶるる~んと水を切って、
あとは自然乾燥。

湿っていると、
この後の種をまく時に、
種の量を調整しづらくなってしまうんです。
だからしっかりと乾かします。

温かいお風呂で気持ちよくなってもらって、
洗濯機で目を回してもらって、
種籾もいろいろ環境が変わって大変だったと思います。

が!
いよいよ!!
春の一大イベントでもある播種!!!

種籾にとっても晴れの舞台、
のはず・・・?!
続きはまた改めて~。

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種籾をはと胸にしちゃいましょ♡

2016年4月8日 3:51 PM

こんにちは!

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3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

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3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
4:催芽(さいが)についてお伝えします!

催芽とは、
種籾を温かい水にしばらくつけておいて、
芽を揃える事。

コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が重要です!

昔はこの作業、
お風呂でやっていた時代もあったそうです。
その日一日はお風呂は我慢。

今はこんな、
催芽機という便利な物がありまして、
便利なんですが名前の通り、
催芽!
ただそれだけをする為の機械です!!
他には一切、
何の役にもたちません・・・。

催芽をする為だけに作られた機械ですから、
しっかりとは働いてくれます。

こんな風に、
催芽に適した温水(30℃)がくるくると循環して
水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれます。

催芽は、
温度管理がとにかく大事なんだとか。

ファミリー催芽機。
何がどうファミリーなのかは謎です。

温水につけて芽を揃えるわけですが、
コシヒカリなら何時間つければオッケーですよー!
という決まりなんてものはなく、
その年の種籾の状態だったり気候条件だったりで、
微妙に異なってくるのが難しいところ。

だいたいこれくらいだろう!
と思っていても、
全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出てたりして、
何度も何度も催芽機を確認する年もあります。

芽が出すぎてもオッケーなような気がしますが、
種まきの時に機械にひっかかってうまくまけないので、
ダメなんですよ~。

目安は、
ぷっくりと種が膨らんで、
芽が1mm程度に揃る程度。

これを、
はと胸の状態と言うそうです。
ポッポー。

うん、
いい感じかな。

では、
5:風乾の行程にうつります!

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トラクター作業も始まってます!

2016年4月5日 1:56 PM

こんにちは!

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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

春休みも今日で終わり、
うちの娘も明日から2年生になります!

最近は、
新しい漢字を覚えたり、
ひっ算の楽しさに目覚めたりと、
新しい知識に触れる事がとにかく楽しいみたい。

勉強という感覚は全くないと思いますが、
知りたい!書きたい!計算したい!
という欲望が止まらないみたい。

あぁ、
人っていつから勉強が苦痛になるんだろう。

私も若かりし頃は勉強が大っ嫌いだったけど、
今はいろんな事を学びたい気持ちでいっぱい!

ですが、
現実的には仕事でいっぱいいっぱい・・・(^^;)

育苗作業
は順調に進んでいますが、
田んぼでは並行して、
トラクター作業が始まっています!

田植えは5月10日頃からの予定ですが、
田植えに向けての田んぼ準備は今からやらないと、
とても間に合いません!!

田んぼの準備は3ステップ、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

で、
今は1:耕起をしています。

トラクターの後ろにロータリーという作業機をつけて、
田んぼの土を起こして耕します。

それにしても、
ロータリーの色が怖い・・・。
つや消しのブラックに塗られて、
怖さ満点です(笑)。

ちなみに去年まで、
というか元々の色はこんな感じ
この色がどうも嫌だったともまる、
冬の間に自分で塗り塗りしていたようです。

ちなみにちなみに、
トラクターの色も元々はオレンジだったんですが、
もうそれだけはどうしても許せなかったみたいで、
トラクターの方はかなり前にフェラーリをイメージ(?)した色に塗装しなおしてあります。

どうもその辺の美意識が強いようですが、
周りの農家さんからの理解は全く得られません(笑)。

傍から見ると、
のんびりのんびり作業しているように見えるトラクター作業。

もっとスピードを出して、
バリバリと起こしまくりたいところですが、
そこまでの機敏性はトラクターにはなく。

大きさにもよりますが、
3反の田んぼ(約1000坪)1枚で1時間弱ほどでしょうか。

全ての田んぼが1枚3反と仮定して、
濱田ファームの全ての田んぼ10町(10ヘクタール)を、
1:耕起の作業をするだけで、
33時間かかる事になります。

実際には1反に満たない田んぼもありますし、
隣り合わせでない田んぼだと移動時間もかかるので、
とても33時間では終わりませんが、
ま、
それだけ時間がかかるという事です。

濱田ファームは、
田植えや稲刈りなど人手のいる作業以外の米作りは、
全てともまるが一人でやっているので、
余計に時間がかかります。

でもだからこそ、
間違いなくともまるが作ったお米として、
濱田ファームのお米として自信をもって、
お客様にお届けできるのかなとも思っています。

1人でやっているメリットとデメリット、
どちらもありますが、
秋に美味しい新米をお届けできるよう、
今は目の前の作業をしっかりこなす日々です!

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