富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

起こしまくり!

2014年4月19日 3:56 PM

こんにちは。
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

黒部は、
寒い週末になりましたー!
皆さまお住まいの所はいかがでしょうか?

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)ばかりお伝えしていますが、
田んぼではトラクター作業が続いています!
起こしまくっています!!

田植えに向けての田んぼの準備は、
以下の3ステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は、
1:耕起の段階。
トラクター作業は傍から見ているとのんびりしているように見えるんですが、
それはただ単にトラクターがそんなに機敏に動けないだけ・・・(笑)。

ゆっくりしか起こせない分、
1枚1枚の田んぼに時間がかかります。

そんなわけで、
田んぼの準備も長期にわたる作業。
田植えが始まる5月中旬まで、
そして田植えが始まっても3:代かきは並行して、
しばらく続きますよ~!

ナエナラベール!

2014年4月17日 10:55 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!!

もう、
あっちこっちでいろんな作業が同時進行していて、
とてもこのブログではその様子をお伝えしきれません!!

昨日は播種2回目だったし、
そのずっと前からトラクター作業も始まってるし、
そういえば黒米とイタリア米の種まきもしたし、
今日なんて新しく進出した山の上の見晴らしのいい田んぼに行ってたし、
と、
ともまるも大忙しなら、
それにくっついて写真を撮る私もけっこう忙しいです・・・(^_^;)

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)作業も順調に進んでいて、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
10:苗を並べるの作業風景をお伝えしたいと思います!

苗を並べるだけの作業なんですが、
ナエナラベールと書くとちょっとカッコイイ気がしませんか?
あっ、
しない・・・?
失礼しましたー!

さてこちらが、
出芽(しゅつが)した状態の苗箱。

白いひょろひょろしたモヤシみたいな物は、
もちろんモヤシではなく、
稲の芽です!

この状態にまで持ってくるのに、
上の育苗行程の1:選別から既に、
3週間近く経っています。

そしてこれからまた3週間かけて、
青々とした苗に育てていきますよ~。

さてまずは、
ブルーシートを広げて、
プールを作りながらナエナラベールします!

プール?!
と頭がこんがらがっている方もいらっしゃるかもしれませんが、
そう、プール!

といっても、
苗のプールなので、
浅い浅い小さなプールです♪

木の枠で仕切って、
そこにブルーシートを敷いて、
水が漏れないようにするんです。

簡易の苗の為のプールを作って、
そこで苗を育てる方法をプール育苗といいます。

プール育苗は、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段。
水の中では病気が発生しづらいんだそうです。

濱田ファームでは、
直売用のお米は全てこの、
プール育苗で育てた苗を使っています★

さぁ、
プールを作りながらナエナラベール!

暑いハウスの中で、
1枚1枚(若い男性であれば2枚3枚持ちも可!)苗箱を持って、

ブルーシートの上に並べていきます。
暑いし腰も痛くなるしで、
ちょっと大変な作業です。

ビニールハウス一面に苗箱を並べたら、
後は白いシートを広げて太陽の光を遮ります。
いきなり強い光にあてると、
苗がびっくりしちゃいますからね★

さぁ、
いよいよ最後の11:潅水と温度管理!
これがまたまた長期戦で、
毎日太陽と睨めっこしながらの温度管理です!!

苗、ビニールハウスへ!

2014年4月12日 3:15 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

どうやら、
桜が見頃を迎えているらしい黒部です。
私も、
運転する車の中からチラチラとは見ているんですが、
なかなか腰を落ち着けてのんびりとはいきません。

今年も去年も来年も、
桜の時期は絶賛農繁期中の米農家です!

というのも、
5月中旬から始まる田植えに向けて、
ビニールハウスでは育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)、
田んぼではトラクター作業が、
毎日休みなしで続いているからです。

今日は、
以下の育苗作業、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

の、
8:ハウスへの苗出しの様子。

作業所で種まきをした苗箱を、
ちょっと離れたビニールハウスへ搬入します。

積み重ねた苗箱を移動させるのは、
もちろんフォークリフト!
なんですが、

ハウスの中まで入って行ってしまうと、
せっかく均平にしたのに台無しになってしまうので、
こんな単管で作ったレールを伸ばして、

特製・自家製・お手製の、
トロッコで、

ハウスの中へ、

一気に搬入しちゃいます!

いいでしょこのアイデア♪

といっても、
共感してくれるのは農家さんだけか・・・(笑)。

そして、
ビニールハウスの中で9:出芽(しゅつが)させます。
その様子は、
また週明けくらいにでも~。

皆さまどうぞ、
良い週末をお過ごしくださいませ~。

種まきーっ!

2014年4月10日 10:42 AM

おはようございます!
4月も中旬に入り、
田植えまであと1カ月となりました!!

これからますます田植え準備で忙しくなってきますが、
田植えが終わるまで気を抜かず、
1つ1つの作業を丁寧にしっかりと進めていきたいと思います!

申し遅れました、
わたくし富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。
今年42歳です♪
うふふ♪♪♪

※疲れているだけなので気にしないでください。

さぁ、今日は、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の行程

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

の、
7:播種(はしゅ=種まき)ですよ~!

上の写真が種まきの全貌なんですが、
おわかりいただけますでしょうか?
けっこうな広い場所とたくさんの人手が必要な作業です。

種まきという響きがあまりにもかわいらしくて、
ともすれば牧歌的なイメージになりがちですが、
実際は作業所の中で誰の目にも触れずただ黙々とこなす、
地道な作業だったりします。

田植えが華々しく一般にとても認知されている作業のわりに、
この大事な大事な播種は、
あまり知られていない地味な作業かもしれませんね。

これが、
種まき専用のマシーン、
播種機(はしゅき)と呼ばれる農機具です。

専用と書くとかっこいのですが、
単に播種しかできない機械です(笑)。
でも、
これがないと種まきができません!

ベルトコンベア状になっていて、
セットされた苗箱に土を入れ種を巻き水をかけてくれる、
自動種まき装置です。

それでは次の写真から、
その種まきの様子を詳しく見ていく事にしましょう!

まずは、
苗箱(なえばこ=苗を育てる長方形の箱)をセットしていきます。

この2人、
1人はともパパなのですが、
もう1人はともパパの同級生。

同級生同士、
楽しそうにのんびりと作業してました。

まずは、
苗箱1枚1枚に白い紙を敷いていきます。

あっ、
苗箱は1枚2枚と数えます。
日本語は難しいですね。
でもこれは、
試験には出ませんのでご安心ください・・・(笑)。

その苗箱を、
播種機にセットしていきます。
とーっても単調な作業です。

世の中には、
苗箱を播種機に自動でセットしてくれる機械もあります。
さすが機械化が進んでいる米の世界!

次に土。
フレコンにたんまりと入った土を、
一定の量だけきちんと量って苗箱に入れてくれます。

さらに水。
これも決まった量。

そして種籾(たねもみ)。

最後にもう一度土をかけたら、
種まき完了!

1枚づつ苗箱をパレットに移動させます。

これをひたすら繰り返して、
この日は1100枚の苗箱に種まきをしました!

種まきが終わったらそのまま、
8:ハウスへの苗出しとなりますが、
その様子はまた明日!

種籾を乾かしてまーす!

2014年4月9日 11:18 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!!

さぁ、
今日も良いお天気!
気持ちが良いですよ~!!

ともまるは今日は、
田んぼでトラクター作業に頑張っているようです。
田植えまでに、
田んぼの準備の方も進めていかなくてはいけませんからね~。
頑張りどころです!

さて今日もブログでは、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の様子をお伝えしますよ★
こちらは田植えが終わるまで、
約2カ月近く続く作業です。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
6:風乾の様子。

っていっても、
特にたいした作業ではなくて、
催芽(さいが=芽を出させる)した種籾を播種(はしゅ=種まき)しやすいよう、
乾かすだけ。

洗濯機で脱水する方法も一般的、
あっ、
あくまでも農家の世界だけでの一般的ですが(笑)、
我が家は不要な洗濯機がないのでこうして、
扇風機で乾かしています。

時々ひっくり返したりしながら、
乾燥させまーす。

湿っていると、
この後の7:播種で種をまく時に、
種の量を調整しづらくなってしまうんです。
だからしっかりと。

そしていよいよ明日は!
春の一大イベントでもある播種作業の様子、
です!!?
さぁ、今年は無事に終わったかどうか?!
明日のブログでチェーックッ!!