富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

種籾の農薬による消毒

2014年4月3日 3:22 PM

今日も穏やかな春らしい1日・・・、
でしたが、
夕方からは天気が崩れて、
寒い雨の降る週末になりそうです・・・。

桜の見頃は、
まだもう少し先になりそうな黒部です。

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

ここ数日ずっとお伝えしている、
以下の行程の育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
3:消毒ですが、
昨日は農薬を使わずに、
温湯を使った消毒の様子をお伝えしました。

そして今日は、
農薬による消毒です。

毎回この写真をアップする事をためらってしまうんですが、
やっぱり毒々しい印象はぬぐえないかと・・・。

どんなに農薬が安全とされていても、
農家が農薬の使用について、
使用回数や写真を公開したくないという気持ちもわかるような気がします。

濱田ファームでは、
なるべく農薬を使わずにお米を作りたいと考えているので、
直売するお米についてはこの、
農薬による消毒は行っていません。

ただし、
販売用の苗(兼業農家さん達に育てた苗を販売しています)や、
農協に出荷するお米については、
農協さんの指導に従っています。

きちんと基準を守って使用する分には、
農薬は安全とされていますし、
私もそうだと思っています★

この議論については、
このブログ場で善悪を問う事にあまり意味はないと思うので、
どうぞ皆さま、
さらっと流して下さいね(^_-)-☆

明日は、
4:浸種の様子をアップしまーす!

種籾の温湯消毒

2014年4月2日 11:35 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

消費税に気を取られていたら、
ETC割引きの制度も変わっていたんですね・・・。
昨日、
所要の為に富山市へ出かけたんですが、
黒部から富山までの高速料金がとんでもない表示になっていてビックリしました★
すっかり忘れていたけれど、
これが通常料金だったんだと・・・。

さて!
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)です!!

この先約1カ月半、
毎日休みなく続く育苗作業は、
以下の通り進めていきます。

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
3:消毒の様子をお伝えしていきますね★

消毒には、
農薬で消毒する方法と温湯で消毒する方法と、
2種類あります。

濱田ファームでは、
他の農家さんへ販売する苗については、
奨励されている農薬で消毒しますが、
直売用のお米の苗は、
農薬を使わずに温湯でしています。

今日はまずは、
温湯消毒の方からご紹介していきますね。

上の写真が、
温湯消毒をする為の専用の農機具。

温芽(ゆめ)工房と、
農機具にありがちな名前がついています。
このベタなネーミングは、
農機具メーカーの伝統なんだと思います(笑)。
こうじゃないと売れない・・・(笑)?

名前はともかく、
仕事はきっちりやってくれます!
設定した温度をきちんと保ってくれるんですが、
コシヒカリの場合は、
60℃で10分。

短いときちんと消毒されないし、
長いと籾が茹ってしまいます。

小分けした籾を、
次から次へとチャプ~ン♪
とお湯の中へ。

何となく、
いい湯だな~♪♪♪
と歌いたくなりますが、
60℃はけっこう熱いです(笑)!

10分たったら取りだして、
冷たい水をはった桶へ移動。

そしてそのまま、
4:浸種の行程へ。
その様子はまた後日。

明日は、
農薬による消毒の様子をお伝えしたいと思います。

種籾の小分け

2014年4月1日 2:13 PM

今日から4月。
新年度がスタートして、
消費税も8%になりましたね。

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

新年度なんですが、
米農家にとっては育苗が始まった日からが新年度!
という感じだったりもします。

その育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)ですが、
この先約1カ月半、
毎日休みなく以下の行程で進んでいきます。

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
2:小分けの様子をお伝えします!

選別した種籾(たねもみ=稲の種)を、
作業しやすい重さに量って、
ネット上の袋に入れいきます。

あはは~、
久しぶりに私も作業してますよ~、
うふふ~。

農作業にはほとんど携わっていない私ですが、
育苗だけは別。
だって私、
皆さまにはほとんど認めてもらっていないような気がしますが、
育苗隊長ですから~♪

立派な苗を育てる事、
それが私の春の大事な仕事。
特に、
上の育苗作業の行程の11:潅水(=水やり)と温度管理で、
その存在感を大いに発揮しますわよ、
おほほ~。

小分けの作業はいたってシンプル。
重さを量って、

あっ、
重さを量ってるのはこちら。
とっても原始的なように見えて実は、
正確に量り取ってくれます。

量り取った籾を、
バケツからネットへ移して。

バケツの底に穴を開けておくと、
簡単に移せる事を去年、
このブログにコメントをいただいたとある農家さんから教えていただきました!

本当だ!
すごい簡単!!
楽チン!!!

教えていただきありがとうございました(^^♪

あとは、
袋の紐をキュッと縛って、

できあがり♪

小分けされた種籾は、

3:消毒の行程へ~。

その様子はまた明日、
お伝えしますね★

育苗作業、始まっています!

2014年3月31日 4:56 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

各地で桜が咲いているようですね♪
黒部も、
昨日は寒い雨の一日でしたが、
今日はまたまた良いお天気で暖かい日になりました。

桜の蕾も膨らみ始めたかな?
なーんて、
米農家にとっては桜の存在なんてとても気にする余裕のない、
忙しい時期に突入!

このブログも今日からは、
農繁期モードでいきたいと思います!
どんなモードなのか、
それは自分で書いていても意味不明ですが・・・(^_^;)

既に、
先週から育苗の作業が始まっています!

育苗(いくびょう)とは、
稲の苗を育てる作業の事。
田植えの時に田植え機で植えていくあの苗は、
突然降ってわいてくるわけでも、
ホームセンターで野菜苗と一緒に販売されているわけでもなく、
1か月以上の長い期間をかけて育てているんです。

当たり前と言えば当たり前なんですが、
育苗作業はあまり一般の方には知られていないような気がします。
そこで、
このブログではこの先1カ月以上かけて、
じっくり&ゆっくり、
そしてなるべくわかりやすい言葉で、
育苗とは何ぞや、
という事をお伝えしていきますよ★

まずは、
稲の種の事から。

稲は植物なので、
当然、種から芽が出て育っていきます。
では稲の種、
皆さんはご覧になった事はありますか???

この袋の中に、
稲の種、通称、種籾(たねもみ)が入っているんですが、
この種籾、
富山県産(しかも黒部産)です。

実は富山県は、
全国一の種籾産地。
富山県の種籾が全国に出荷されてるんです。
種籾だけを栽培している種籾農家さんが多いのも、
富山県の特徴かもしれませんね。

厳格な基準や栽培方法にのっとって育てられた種籾は、
証明書や保証書が何枚もついていて、
ちょっと厳格な雰囲気が漂っています。

でも、
簡単に言い表すと、
タネとなるわけです。

そしてこれがその種籾、
稲の種です。

そう、
秋の田んぼでよく見かける稲穂に、
たわわに実っているあの籾です。

この籾から殻を取り除くと玄米になりますし、
精米すると白米になります。
つまり食べるお米そのものが、
稲の種だったわけです。

この1粒1粒が種であり、
種まきすると芽を出し、
成長して苗となり、
田植えされて稲株が成長して、
秋になるとたわわに実るんですね~。
1粒の籾からは、
約1500粒のお米になるそうです。

米農家にとっては極当たり前の事でしょうが、
実は私自身、
その事実を知った時には結構ビックリしました。
そうだったんだ!と。

この種籾が苗になるまでの約1カ月半、
毎日休みなく続く育苗作業の行程は、
以下の通り。

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
最初の1:選別の様子をお伝えします!

上の写真のレトロな農機具が、
未熟な粒を選別してくれるライスグレーダーと呼ばれる選別機。

今の時代、
特にきちんと選別をしなくても大丈夫なのかな?
選別作業を省略する農家さんも多いようですが、
我が家はおまじないの意味も込めて、
毎年つづけています。

ライスグレーダーに種籾を投入すると、
中で勝手に選別してくれて、

未熟な種籾をよけて、
いい種籾だけを選別してくれる仕組み。

明日は、
2:小分けの様子をお伝えしまーす!

クリスマスプレゼント?!

2013年12月25日 2:30 PM

メリークリスマス!
皆さん、こんにちは。
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

自分のところにサンタクロースが来なくなってから、
早うん十年・・・。
みな様のところはいかがでしょうか?

でも!
でもでも!!

今朝起きて、
北陸の人の多くの方が、
この青空こそクリスマスプレゼントだーっ!
と思ったのではないでしょうか??

冬の北陸ではとってもとっても貴重な、
青空。
年内これが最後だとしても、
この先また1か月間は鉛色の空の日々だとしても、
クリスマスの今日、
こんなプレゼントがあっただけで生きていけるような気がします。
って、
それはちょっと大げさか。

とにかく、
雪国の人間にとっては、
ホワイトクリスマスなんて正直どうでもよくて、
晴れたクリスマスは本当にうれしいものです。

そして!
ともまるは!!

青空を見るやいなや、
張り切って草刈りに出かけていきましたー!

年内最後の草刈り、
かな。

真夏の草刈りと違って、
吐く息は白くともフットワークは軽快です!

ちょっと草刈りしがいのありそうな畦ですが(汗)、
頑張ってもらいましょー!

というわけで、
今日はマルシェレポート青山編をお届けする予定だったんですが、
思いがけず良いお天気だったので予定変更。
マルシェレポートはまた明日~。

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●年末年始お休みのお知らせ

12月31日(火)~1月5日(日)

上記の期間、
お休みを予定しています。
この間にいただいたお米のご注文・お問い合わせについては、
休み明けの1月6日(月)以降、
なるべく早くご連絡させていただきたいと思います。

なお、
ファックスの受信は停止しております。

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します。