富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの表道】 カテゴリの記事一覧

苗が風邪ひきそう?!

2013年4月20日 2:37 PM

今日も寒い1日ですね!
ストーブは絶対に手放せない、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!

本当ならば今日は、
ビニールハウスの中の苗にかぶせている白いシートを取ろうと思っていたんですが、
あまりの寒さにやめました。
苗もきっと、
この寒さに震えているかなぁと。

4月から始まった育苗は(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→販売苗・農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

やっと、
最後の11まで来ていますが、
ここからがまた長いんですよね~。

何せ田植えが終わる5月下旬まで続きますから。
5月下旬って、
まだあと1カ月もある~。

白いシートをチラリとめくってみたら、
モヤシみたいだった白い苗が、
青々とした緑色になっていました!

うん、
明日はどんなに寒くても、
シートをはずしちゃおうっと。

ハウス内の温度は、
このクルクルと呼ばれる物をクルクルまわして、
ビニールの窓を開けたり閉めたりして管理します。

今日は寒いので、
ずっと閉めっぱなし。
それでも日が全くさしていないので、
温度は全くあがりません。

来週は、
暖かくなるといいな。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

平成24年産のお米ですが、
ほぼ完売しております!
平成25年産のお米は、
10月からご用意できる予定ですが、9月に入りましたらご予約を承ります。

24年産のお米を年間予約されている方で、
多めに予約されている方は、どうぞお早目にキャンセルのご連絡をお願い致します!
毎年新米が出る直前のキャンセル、
キャンセルの連絡がないまま新米のご注文など、
在庫管理に大変困っています(*_*)

お早目にキャンセルのご連絡をいただければ、
他にご希望のお客様に販売させていただけます。
ご協力をどうぞよろしくお願い致します!

2回目の種まき

2013年4月19日 11:53 AM

かつては、
-30℃以下にもなる極寒の地(カナダ)で10年暮らしていた私、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

なのになのに、
今朝みたいにちょっとでも気温が下がると、
とたんに体調を崩すんですよねぇ。

今朝の黒部は5℃くらいだったようで、
風が冷たかったです。
おかげで私、
咳と鼻水がとまりません・・・。

そんな事にはおかまいなく(当たり前か)、
育苗はどんどん進行していますよ~。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→販売苗・農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今は11の、
一番長くて一番大変なハウスでの管理中なわけですが、
そんな中でまた!
7:播種(はしゅ=種まき)の2回目が行われました!

詳しい作業の流れは、
1回目をご覧いただければと思いますので、
今回は作業全容がわかるこの写真1枚だけです★

2回目の播種は、
主に他の農家さんへの販売用の苗と、
少しだけですが濱田ファームの農協出荷分の苗用。

販売用の苗というと一般の方に驚かれるんですが、
そうなんですよー、
特に、
兼業農家さんは苗を買う事が多いようです。
というのも、
苗を作るにはこの写真のような大掛かりな作業や、
播種機やビニールハウスなどの設備投資も必要になります。
さらには、
1カ月半くらいかけて苗を育てるので、
時間も労力も相当かかります。

普段お仕事している兼業農家さんには、
ちょっと大変。
だから苗を買うわけなんですね~。

販売用・農協出荷用の苗は、
きちんと農協さんの指導に従って育苗しているので、
種は農薬で消毒した物を使用します。
さらには播種量(1枚の苗箱に種をまく量)も、
その後のハウスでの管理も、
田植え方法も、
そもそも田んぼの土作りも、
何もかも直売用とは異なる方法になっています★

直売のお米は、
私たちがこれが一番良い!と思う事を(だいたい)自由にできます。
一番良い=お客様に求められてる
という事でもあります。
これこそが直売の醍醐味かな、
と。

汗だくになりながらの苗並べ

2013年4月18日 11:23 AM

いよいよ、
ビニールハウスに苗が並んでしまったので、
太陽が出たり隠れたりするたびにビニールハウスへ飛んでいく日々を送っている、
富山県黒部市の米農家・濱田ファームの濱田律子です!

いやぁ、
始まっちゃいました(笑)。
もう、
身動きが取れません(笑)。

太陽がカーッと照ると、
ハウスの中の温度は急上昇!
急いでハウスの喚起をします。
逆に、
太陽が隠れると一気に冷たい風のせいで、
ハウスの中の温度は急降下!
急いでハウスの窓を閉めます。
この繰り返し。
太陽とにらめっこ状態です。

そう、
以下の育苗(いくびょう=苗を育てる事)の行程、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

も、
10:苗並べが終わり、
今現在11に突入したわけです!

この先田植えが終わる5月下旬までこの、
11:潅水と温度管理が続くわけで、
心身ともに疲れる日々なのです。

10:苗並べの様子ですが、
今回はプールを作りながらの苗並べ作業です。

プール???
泳ぐプール???
となっている方も多いかもしれませんね(笑)。

そう、プール!
でも泳ぐのは人間ではなく、
苗です!

水が漏れないように仕切った空間に、
水を貯めてプール状態にし、
その中で苗を育てる方法をプール育苗と呼びます。

上の写真がその、
プールを作っている作業の様子。

あらかじめハウスの大きさにあわせてカットした、
木材をその場で組み立てていきます。

インパクトドライバーでガガガーっと、
木材を組み立て~。

後はブルーシートを敷き詰めて、
洗濯バサミでパチンと挟んで、
簡易プールを作っていきます!

このプール育苗、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段。
水の中では病気が発生しづらいんだとか。
また、
このプールを用意するのは大変ですが、
その後の潅水や温度管理の作業は、
軽減されるメリットもあります。

濱田ファームでは、
直売用のお米は全てこの、
プール育苗で育てた苗を使っています★


左上:プール作りのマニュアル
どの間隔でどの木材を使用するかなど、
細かく書きとめられています。
これさえあれば、毎年のプール作りも少しは楽になります。

右上:ブルーシートと木材を挟むのに使うのは、
普通の洗濯バサミ。
大量に使用。

左下:ネズミ対策。
ネズミは籾を食い散らかしてしまうので、
苗を並べたらすぐにこんな対策をしています。

右下:他いろいろ(笑)。
私には何に使うのかよくわかりません!

プール作りと並行して、
出芽させた苗箱を並べて行きます。

前述の通り、
太陽が少しでも顔を出すと、
ハウスの中の温度は急上昇!!!
お手伝いに来ていただいた皆さん、
汗だくになりながら作業していました。

もちろん、
ともパパも苗並べ。

暑いハウスの中で、
地面に苗箱を1枚1枚置いていく作業は、
かなり辛そうです。
何より腰にくる!!

私のカメラ、
短焦点レンズなのでマクロ撮影ができないんですよねぇ。
なので、
芽が出ている様子を写真におさめるのも一苦労。

白いモヤシのような、
ひょろひょろの目がピョコピョコ出ています。

こんな感じでハウス一面に苗を並べたら、
後は白いシートを苗の上に広げて、
数日太陽の光を遮ります。

いきなり強い太陽光にあてるとダメなんだって。
少しづつ光に慣れてもらって、
数日後に白いシートを取り払うと、
一気に緑色になった苗とご対面です!
お楽しみに!!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

超農繁期です!!

お米のご注文にすぐに対応できない日がどうしても多くなります。
ご注文は余裕をもってご連絡いただけますよう、
どうぞよろしくお願い致します!

また、
メールやファックスの対応にはお日にちをいただく場合があります。
電話が一番早くて確実です。
お急ぎの方はどうぞ、
お気軽にお電話(留守電にメッセージを入れて)くださいね!

電話 050-3430-8050
受付時間 10:00頃~18:00頃

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

田んぼでも作業してますよ~!

2013年4月16日 11:43 AM

やばい!
もうお昼を用意しなくちゃの時間だ!
と毎日焦っている、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

今現在11時半過ぎかぁ。
このブログをあと10分ほどで更新して、
家に戻ったら11時45分。

うん、
15分あれば何とかなるだろう。
アサリのお汁と、
タケノコとピーマンでチンジャオロースもどき、
後は納豆でも出しとけばいいかな★

そんな風に、
毎日毎日のご飯のメニューばかり考えている私の気持ちなんて知らないで、
ともまるはともまるで田んぼで仕事ばっかりしています!

ここ最近ずっとこのブログでは、
育苗作業の様子を中心にお伝えしていましたが、
それと並行して田んぼでは、
トラクター作業が進行中。

トラクター作業の内容は、
田植えに向けて田んぼの準備をする事。
田んぼの準備は、
以下の3ステップです!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今現在は、
1:耕起という作業中。

トラクターの後部に、
ロータリーという作業機をつけて、
田んぼを起こしていきます。

ちなみにトラクターは、
作業機を付け加える事によって1台で何役もこなす働き者。

はたから見ていると、
のんびりと作業をしているような感じですが、
実際は微妙な揺れと姿勢が腰にかなりくるようで・・・。

腰痛持ちのともまるには、
辛いトラクター作業の日々みたいです★

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濱田ファームのfacebookページも、
好評いいね!中です。
Facebookページ限定企画、
毎日の濱田家の食事の様子が垣間見れる「今日のハマダ食堂」、
好評連載中!

ポカポカのハウス内で出芽中~♪

2013年4月15日 11:41 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの、
濱田律子です!

昨日の日曜日、
午前中はさすがに仕事をしていたともまるですが、
午後からは家族3人でお花見へ出かけてきました~♪
忙しいこの時期、
なかなかお花見に出かけづらい米農家。
ですが、
もうこうなったら意地でもお花見に出かけてやるー!
と、
無理やり仕事をやりくりしたようです。

そんな様子を、
嫁ブログ「ヒビノコト」でもご紹介しておりますので、
もしよろしければご覧ください★

さて、
育苗(いくびょう=苗を育てる事)、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編 本番1回目
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

の方はお花見に関係なく、
休みなしで進行中ですよ~。

今日は、
9:出芽のお話し。

出芽(しゅつが)は、
芽が少し出た状態にまで持ってくる事。

専用の出芽機で出芽させる農家さんもいらっしゃいますが、
我が家はビニールハウスの中で、
太陽シートと呼ばれる銀色のギラギラシートをグルグル巻きにして、
出芽させてます。

ありゃりゃ、
カメラのレンズが曇っちゃった!

というのも、
ビニールハウスの中はもう、
蒸気でモワモワのホッカホカ状態。

晴れるとハウスの中の温度は、
あっという間に50℃近くにまで上がります!

でもこの太陽シートを巻いておくと、
シートの中は一定温度に保たれていて、
だいたい30℃くらい。

種が芽を出すのに、
良い環境です。

今年は、
いや、
今年も、
ですね。

去年もすごく寒い日が続いていたんですが、
今年もあんまりハウス内の気温が上がらず、
芽があんまり出ていない様子。

あぁぁ、
レンズを拭いても拭いてもすぐ曇って、
ちっとも写真が撮れません(*_*)

ちょびっとだけ、
白い芽が出てたんだけどなぁ。

本当は、
明日くらいにでも10:苗をならべるの作業を予定していたんですが、
この分だともう1日遅れそうです。
あとは、
今日のお天気次第。

今日の黒部は、
風も弱まり穏やかな天気になりそうです★

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平成24年産のお米ですが、
ほぼ完売しております!
平成25年産のお米は、
10月からご用意できる予定ですが、9月に入りましたらご予約を承ります。

24年産のお米を年間予約されている方で、
多めに予約されている方は、どうぞお早目にキャンセルのご連絡をお願い致します!
毎年新米が出る直前のキャンセル、
キャンセルの連絡がないまま新米のご注文など、
在庫管理に大変困っています(*_*)

お早目にキャンセルのご連絡をいただければ、
他にご希望のお客様に販売させていただけます。
ご協力をどうぞよろしくお願い致します!