富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

米作りの裏道】 カテゴリの記事一覧

引き続き、堆肥まいてまーす!

2015年11月18日 2:15 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今週は、
ラジオ収録があり(また改めてお知らせします!)、
週末のマルシェ出店準備があり(詳しくはこちら)、
私の育成塾で東京出張があり(こんな塾です)
けっこうなバタバタ感ではありますが、
農作業は休むことなくせっせとひたすら堆肥をまいています。

昨日に引き続き、
堆肥をまいている作業の様子をお伝えします!

堆肥散布マシーンであるマニアスプレッダーの、
背中にこんもりと載せた自家製の籾殻(もみがら)堆肥。

マニアのお尻の部分から、
ふりふりふりふり~っと堆肥がまかれます。

広ーい田んぼを、
あっち行ったり、

こっち行ったり、

またあっちに行ったりして、

まきまくります!
ただそれだけ(笑)。

背中の堆肥がなくなったら、
作業所に戻ってまた堆肥を積んで、
田んぼに戻ってきてまく。

ひたすらその繰り返しです!

堆肥まいてまーす!

2015年11月17日 10:28 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

11月も後半になろうとしている頃、
暖かい日が続いているとはいえ、
いつ天候が急変して雪が降るとは限りません!

というわけで、
急ピッチで堆肥散布の作業をしています!!

9月末、
稲刈り直後に仕込んでおいた籾殻(もみがら)堆肥
籾殻と米ぬか、微生物で熟成させた自家製の堆肥です。

これを、
無農薬コシヒカリ減農薬コシヒカリの田んぼに
まいています。

とにかく大量の堆肥なので、
トラクターにつけたフロントローダーという作業機で、
ザザザッとすくい上げて、

ドドドッと、
マニアスプレッダーにおろします。

マニアスプレッダーはこれ、
堆肥散布マシーン。
そこはかとなくサンダーバード感漂う乗り物。

ちなみにマニアは、
英語のmanure(肥料)からきていると思われます。
発音はマニアではなく、
マニューアです。
ニュにアクセントをおきましょう♪

サンダーバード、
じゃなかった、
マニアスプレッダーを積載車に載せて、

田んぼへ移動。

サンダーバード、
じゃなかった、
マニアスプレッダーに乗って、

って、
やっぱりどこかコミカルだわ、
この乗り物。

田んぼへ入りまーす!

続きはまた明日にでも。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●マルシェ出店のお知らせ

11月21日(土)ヒルズマルシェ@六本木アークヒルズ
10:00~14:00

11月22日(日)青山ファーマーズマーケット@青山国連大学前
10:00~16:00

無農薬コシヒカリの小袋や量り売り、
黒米・イタリア米・米粉などを販売します。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

●お休みのお知らせ

マルシェ出店にともない、
11月21日(土曜日)~23日(月曜日)までお休みします。

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

堆肥の散布はじまっています!

2015年11月13日 1:59 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

さ、
さむーい!
今朝は一段と冷え込みが厳しくなって、
トイレにこもる時間が辛いと感じました(笑)。

さてさてー!
ともまる今は大忙しで、
雨が降ってなければ必ず田んぼに出ています!!

何をしているかというと、
9月終わり、
稲刈りの後にすぐに仕込んでおいた自家製の堆肥
籾殻や米ぬかを微生物で発酵させておいた堆肥が仕上がり、
それをせっせとまいています!

無農薬減農薬の田んぼのみですが、
この後はさらにこだわり栽培の田んぼにも牛ふん堆肥をまいて、
それから田んぼを起こします。

冬になる前、
雪が降る前に終わらせなくては!
と、
けっこう必死です!!

農作業の日々

2015年11月10日 10:25 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

雨の日が多くなりそうな今週ですが、
先週はいいお天気に恵まれて農作業がはかどりました!

堆肥の散布も始まり、
これから12月中旬まで天候を見ながら堆肥をまいて、
何とか雪が降る前までに終わらせなくてはいけません。

だから、
まだもう少し農作業の日々が続きます。

晴れていると、
田んぼから見渡せる北アルプスは本当に綺麗なんですが、
この先冬になると、
真っ黒な雲が空を覆いつくし、
山はもちろん空も光も見る事ができない日が多くなります。

こんな景色を見ながらだと、
農作業もはかどります!

ともまるも珍しく、
鍬(くわ)なんぞを持って田んぼを耕してる・・・・?

わけではありません!

田んぼの周辺の隅っこは、
トラクターが寄っていけず草がボーボーになってしまうんですが、
通常はそこはトラクターにスキという作業機をつけて、
こうして溝を掘るようにして草を土ごと掘り起こしてやっつけます。

でも四隅は、
そのスキさえも入れないので、
こうして人力で掘り起こしているというわけ。

毎年かならずする作業ではありません。
非常に効率も悪く、
これで米の味がよくなるわけでもありません。

でも、
気が向いたら、
そう、
お天気が良かったり山がきれいに見えたりすると、
やってもいいかなという気持ちになるのかもしれませんね。

米作りではもう、
ほとんどこういう人力での作業はないので、
なかなか身体にこたえるようです。

半袖になって、
汗を流してする作業も、
たまにはいいものかもしれませんね。

獅子舞なのに獅子は脇役?

2015年10月19日 3:21 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

いつも農作業がメインのブログですが、
今日は農作業以外の、
地域のお祭りの様子でもお伝えしたいと思います!

先週の土曜日、
爽やかな秋晴れの17日に、
地元の小さな小さなお祭り、
そう、
観光客なんて誰1人こない、
地域の人が参加して地域の人が見守る、
地域密着型のお祭りがありました。

春は豊作を願うお祭りですが、
秋は豊作を感謝するお祭りです。

本来の意味は薄れているかもしれませんが、
お祭りはやはり米作りと密接な関わりがあるのかもしれません。

この地域、
秋のお祭りは獅子舞の奉納です。

かつては、
その家の長男しか参加する事が許されなかったと聞きますが、
今や少子化や時代の流れからか、
女の子も参加できます。

形を変えながらも、
その時代時代に柔軟に対応して、
こういう伝統を残していくっていいですよね。

うちの娘も小学生にあがり、
今回はじめて獅子舞に参加しました。

緊張した面持ちながら、
手足をビシッと伸ばして、
真剣な表情で踊っていました。

お昼から始まって、
夕方遅くまで、
神社2か所の奉納と町流し、
頑張りました!

こういう地域のお祭りって、
人手不足でどこも大変だという話を聞きますが、
うちの地域はここ数年、
子どもも増えていれば参加したり協力する大人も増えて、
年々賑やかになっているような気がします。

それってきっと、
皆が仕方ないからやっているというわけではなくて、
祭りに参加する事が楽しいからという気持ちがあるからではないでしょうか。

ともまるも、
小さなころからずっと獅子舞を舞っていて、
今でも体が踊りを覚えているようで、
見ているだけだとウズウズするようです。

ただ、
参加したい気持ちはやまやまなんですが、
稲刈り直後から始まる練習、
まだまだ農作業が忙しい時期の祭り本番と、
日程がどうしてもネックなようです。

豊作に感謝するという本来の目的からすると、
この地域で誰よりも参加すべきなのはともまるのはずなのに、
農作業で忙しいなんて残念な話です。

ところで、
獅子舞というと、
私はここに来るまでは当然ながら獅子が華やかに舞うんだって思っていたんですが、
違うんです!
この地域、
というか富山全域がそうだと思いますが、
ここでは獅子が主役ではなくて、
獅子をやっつける天狗が主役なんです!!

小さい子は泣きます(笑)。
本気の天狗です。

大人は大天狗、
男の子たちは小天狗となり、

獅子と対決して、
一匹しかいない獅子によってたかって、

やっつけます(笑)。

そこへ、
れれれのおじさん(正式名称がわかりません・笑)が登場、
めでたしめでたし、
で終わっていきます。

小天狗たちも一生懸命で、
とても可愛かった。

祭りの3週間前から練習が始まって、
毎晩毎晩9時まで!
次の日が学校でも次の日が遠足でも、
中には授業中に疲れて寝ちゃう子もいるようですが、
みんな頑張りました!

こういう伝統的なお祭りがあるって、
本当に素敵な事だよね。
将来きっと、
いい思い出として振り返ってくれると思うし、
もしかしたら大人になってまた地域に戻ってきたときに、
祭りに参加しよう、
祭りに協力しようという気持ちになるかもしれません。

平成27年、
富山県黒部市立野地区の獅子舞、
無事に終了しました。