富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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タンボマスターへの裏道

米作りの裏道】 カテゴリの記事一覧

育苗はビニールハウスの準備から!

2021年4月7日 9:21 AM

春作業が始まっていて、
もう既にかなりバタバタしています💦

しかーも!
今年は娘の小学校卒業→中学校入学と生活環境の変化もあり、
ブログ担当の私(=濱田律子)はもう、
春作業の様子を写真に収める気持ちの余裕がなく・・・。

言い訳ですが(ゴメンナサイ!)、
ブログ更新が滞りがちですーーーー!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

春作業は、
①トラクター作業
②育苗
という大きな柱2本立てなんですが、
まずは育苗の方からお伝えしていきましょう!

育苗(いくびょう)とは、
読んで字のごとく苗を育てる作業。

と、
とても一言では片付けられない、
大事な作業。

5月初めから始まる田植えに向けて苗を育てるわけですが、
行程も長く神経を使う作業で、
1ヵ月以上休みなし!

その育苗の前にまずは、
育苗で使うビニールハウスの準備をする必要があります。

ここは雪国の日本海側、
冬の暴風と豪雪でビニールハウスも破損したりしているので、
まずはその修繕から!

さらに、
育苗以外に使用する事がない、
つまり1年のうち10ヶ月近くは放置状態の、
草ボーボーのハウス内を綺麗にしていきます。

トラクターでガガガーッと、
草を漉き込んでいきます。

トラクターでできない、
ビニールハウスの際の部分は手作業!
になるので、
できるだけトラクターを寄せて。

この後さらに、
ハウス前面にシートを敷き詰め、
育苗に必要な潅水ホースを設置したり、
必要資材を搬入します!
×
ビニールハウス3棟分

育苗は既にスタートしていて、
週末には播種(はしゅ=種まき)も控えています。
もう既に大忙しですっ!
頑張ります!!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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田んぼから出たものは田んぼへ返す!

2021年2月15日 3:51 PM

穏やかな春のような陽気だった週末ですが、
今週はまたまた雪の日々になりそうです。

もう大雪だけはイヤ(笑)。
そんなに降らない事を願うばかりです!

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そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

毎日まいにち、
かなりの量のお米を精米している私たち。

玄米(茶色いお米)で保管していて、
ご注文の都度ご要望に応じて精米して白米にしているのですが、
玄米から白米にする過程で大量に出てくるのが米ぬか。

例えば、
10kgの玄米を精米すると、
9kgの白米になります。
残り1kgが米ぬか、というわけ。

栄養分たっぷりの米ぬかを食べずに、
中身の美味しい部分だけを食べているわけで、
こうして考えると白米はつまり、
かなり贅沢な食べ物なのかもしれませんね。

米ぬかは、
ご希望のお客様にはお譲りしています。
ぬか漬けにしたり、
米ぬかふりかけを作ったりといろいろ活用していただいていますが、
何せ痛みが早い。

のと、
とにかく量が多すぎます。

ご近所の酵素風呂に寄付もしていますが、
残った米ぬかはこうして、
田んぼにまいています。

化学肥料のような即効性はありませんが、
田んぼから出たものは田んぼに返す。
そういう気持ちで田んぼにまいています。

かなり寒い朝早くは、
田んぼがバリッバリに凍っていて、
田んぼの上を簡単に歩く事ができます。

滑らないように気をつけながら、
田んぼに米ぬかをまいて。
冬ならではの作業です。

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堆肥をまく日々でした!

2020年11月13日 2:13 PM

平野部の紅葉も始まり、
色づく木々が綺麗になってきました。

山はもうすっかり真っ白。
冬がすぐそこまで来ている事がわかります。

でもまだまだ、
雲は空高く空も青く海は穏やか。
秋の、まさに行楽日和といった趣です。

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笑顔になってもらえるのでは??
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行楽日和ではありますが、
同時に、
農作業日和でもあります。

本格的な冬が来る前に、
つまりは雪が降る前に、
やっておかなくてはいけない事がたくさんあるわけなのですが、
その1つが堆肥まき。

稲刈りと同時並行で仕込んでおいた籾殻堆肥や、
とっても頼りにしている先輩の酪農家さんからわけていただく、
完熟した牛ふん堆肥を田んぼにまきます。

化学肥料のような即効性はありませんが、
大事な大事な土づくりの一環として、
濱田ファームでは毎年この時期に田んぼに堆肥をまいています。

ブログでは全くお伝えできていませんでしたが、
新米発送に明け暮れていた10月から、
ずっと堆肥をまく日々でした。

それもようやく終わって、
さて、これからは、トラクターで田んぼを起こす、
秋起こしという作業です。

秋のうちにやらないと秋起こしにならないわけですが、
毎年どうしても雪が降ってきてしまって、
冬起こし状態になってしまいます。

今年こそは!
雪が降る前に終わらせたい!!

けれど、
トラクターは現在、入院中。
とある部品が壊れてしまって、
その部品だけで20諭吉さまが飛んでいきそうで、
頭の痛い日々です・・・。

それでも、
トラクターがないと何もできないので、
早く退院してきてくれる事を願うばかり。

田んぼの稲は、
稲刈りで刈り取られた稲株からまた、
こんなに青々とした葉っぱが生えてきていて、
中には既に穂を持つ株もありました!

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籾殻の山に埋もれています!

2020年9月29日 11:39 AM

朝晩かなり涼しい、を通り越して、
寒くなってきた黒部です。
私が単に寒がりなこと、
にもかかわらず、未だに夏のパジャマだからだとは思うんですが、
それにしても寒いです!

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9月初旬、
稲刈りを始めた頃はまだ、
こんな可愛らしいフォルムだった籾殻(もみがら)の山も、

日に日にこんもりしてきて、
どうにもこうにもならなくなってきて、

稲刈りしつつ、
籾摺りしつつ、
この籾殻と格闘する日々でした。

稲刈りするためには籾摺りしなくてはいけない、
籾摺りするためには籾殻をどうにかしなくてはいけない。

籾殻置き場に大量にたまっていく籾殻(もみがら)、
は、
刈り取った籾(もみ)から玄米にする為に取り除いた、
籾を覆っていた外側の硬い殻のこと。

これ、
一般の方が想像している以上に、
たんまりこんもり大量に排出されてきます。

欲しい方には、
ご連絡いただいた上で各自でお持ちいただいていますが、
それだけではどうにもこうにもならない量の籾殻の山・・・。

※いつもお米をお買い求めいただいているお客様で、
9月中旬限定でご自身で取りに来ていただける方のみ、
お渡ししています。

有効活用できれば最高だとは思いますが、
稲刈りと籾摺りと同時進行でこの、
籾殻の処分をやっていかなくてはいけない現状では、
ひたすら田んぼに捨てに行くのが一番手っ取り早いです。

それさえも時間を作るのが大変なんですが、
濱田ファームでは少しだけ努力して、
この籾殻で堆肥を仕込んでいます。

籾殻と米ぬか、
そして微生物の力を借りてゆっくり熟成させて。
堆肥に仕上がるのは40日後くらいでしょうか。
これを田んぼに返して、
有機肥料として活用しています。

さて、
稲刈りも残すところ黒米の田んぼのみとなりました。

奥の大きい方のコンバインではなく、
手前のちょこんと可愛らしい方のコンバインで、
黒米を刈り取ります。

この先しばらく新米出荷の日々になりそうなので、
隙をついて黒米も刈り取らねば!
まだまだ忙しい日々が続きます!!

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地味で地道な苗箱洗い!

2020年6月5日 5:02 PM

暑い日が2日続いたけれど、でも、まだ、
真夏の暑さとは全然違う。
朝晩、風が吹くと心地よい。

風の向き、強さ、日差しの強さ、雲の多い少ないで、
お天気はガラリと変わる。
農業はアウトドア。
ちょっとした変化を身体で感じる日々です。

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田植えも補植も終わったら、
草刈りもチェーン除草もあるけれど、
同時に苗箱洗いという地味ーーーーな作業が待っています。

苗箱(なえばこ)、
この長方形のプラスチックの箱に、
土を敷き詰め種をまき苗を育てていた。

田植えが終わって、
そのまま泥んこ状態で積みあげられていた苗箱を、
1枚1枚洗っていく。

ブラシでササっと根っこを払い取って、
苗箱を洗う専用の機械に通して、
最後に消毒。
ザブン!

非常に地味で地道な作業、
苗箱の数は約2000枚。

辛い、辛すぎる・・・。
けれども、
これをやらなくてはビニールハウスが片付かない。
何より来年の苗づくりの為に、
いい状態で保管しておきたい。

こういう作業1つ1つの積み重ねの上に、
秋の収穫を迎えたり、また次の春に田植えができる。

これも米作りの大事な作業。
そういう気持ちで黙々と苗箱を洗う日々です!

少し前まで緑まぶしい苗が一面並んでいたハウスも、
今はご覧の通り。

ハウスの有効利用を促されて、
野菜や果物の栽培を提案された事もあったけれど、
私たちはそんなに器用ではなく、
米作りだけで精いっぱいなので何もしていません。

お米だけに集中して。
この先もしっかり水を草の管理に努めたいと思います!

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