富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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タンボマスターへの裏道

転作】 カテゴリの記事一覧

大麦追肥3回目と蜃気楼

2010年4月10日 9:40 PM

昨日は、
我が家の事情でcoco保育園お休みだったのでしょーがないけれど、
今日は、
保育園側の事情(館内一斉消毒)でまたまたお休み(号泣)。

どーしよーもないけれど、
cocoがいたら私の仕事は完全にストップ!
そしてデスク周辺は、
たまった仕事の山でグチャグチャになってしまいます。
はぁ。

さらには、
朝から晩まで全力投球でcocoと遊ぶもんで、
しかも昨日も今日もお天気がいいから完全外遊び!
暑い中、
cocoを追い掛け回しで汗だくになり、
時には調子よく遠くまで散歩に出かけた帰り道にずっと抱っこという、
拷問に近いような仕打ちをうけたりと、
ワタクシそれほど若くないので本当にグッタリ。

明日も日曜日。
もう本当に泣きそうです、
シクシク。

そんな私たち親子をほったらかし状態にして、
ともまるは完全仕事モード!
今日も早朝からトラクターで耕起しまくりだったようです。
その様子は明日!

写真は、
大麦の今の様子。
ここ数日暖かいこともあって、
グングン背を伸ばしてきているようです。
なので、
3月初めの2回目の追肥についで、
3回目の追肥をおこないました。

注・追肥(ついひ=追加で肥料を与える事)

この先さらに背丈を伸ばした麦は、
田植えの頃から黄色くなり始め、
刈り取りの6月上旬には黄金色に輝きます!
キレイですよ~!

あっ、
麦畑の中に鳥の卵を発見!

天敵から身を守る為に、
こういう草むらに卵を隠している鳥が多いんですが、
ヒナが卵からかえるのが、
ちょうど刈り取りの時期に重なってしまうんですよね・・・。

そして今日はお天気が良かった事もあって、
今年3回目(たぶん)の蜃気楼もでていました!
って、
写真じゃわかりづらいですよね・・・。
見てるこっちも、
実はよくわからなかったりして・・・・。

でも何かがびよ~んと伸びてるのかな。
蜃気楼の写真をキレイに撮ろうと思ったら、
やっぱりちゃんとしたカメラじゃないと難しーです。

海には蜃気楼、
田んぼにはトキ、
どちらもカメラマンがわんさか集まる、
けっこーすごい景色です。

——————————

平成21年産のお米、まだまだあります!
ありすぎてちょっと恐怖です(笑)!

初めての方はもちろん、
お久しぶりの方、
ちょっと迷っていた方、
農家だけどよそのお米が気になるという方、
どんな方でも問題なし!
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい☆

直売について詳しくは、こちらをどうぞ。

大麦の追肥

2010年3月1日 11:28 PM

去年の12月以来2回目の、
大麦の追肥(ついひ:追加で肥料を散布する事)をしました!

1月2月と、
例年になく雪の多い冬。
雪の下でじっと耐えていた麦ですが、
雪が解けて元気な顔を覗かせてくれました!

水が大敵の麦は、
とにかく水はけをよくする溝切り作業が重要。
なのに、
ここぞとばかりに適当番長力(?)を発揮して、
いつも溝切りが不十分。
これまではまばら~に生えてイマイチな見栄えの麦畑だったのに・・・・。

今年は違う!
溝切りばっちりやったせいか、
ご覧の通りの青々とした麦畑に!!

ともまるも、
やる時はやるぜぃ

久しぶりに動力噴霧器をかついで、
肥料を散布。

冬の間でなまった身体に、
重い重い動噴は辛かった。
最後はヨタヨタで、
息切れまでしてたみたい(笑)。

久しぶりの農作業らしい農作業。
でも、
そろそろ身体を慣らして、
もうすぐ始まる農繁期にしっかりと備えなくっちゃね。

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●平成21年産のお米の直売については、こちらをご覧ください。

小麦の製粉

2010年2月22日 10:53 AM

去年初めて挑戦した小麦(強力粉)。
それまで転作は、
大麦とビール麦の2種類を作付けしていたんですが、
パン好きな我が家としてはぜひ、
自家製の小麦でパンを作りたいーっ!
という思いのもと、
ユキチカラという品種の小麦を作付けしました。

収穫の様子はこんな感じ
もう去年の6月の事なんですよねぇ~(汗)。

その後なんと、
8ヶ月近くもほったらかしにしていた、
小麦のその後の様子、
お待たせしました!
ようやくお伝えできる状態になりました!!

収穫した小麦は、
まずは天日干しで乾燥。

アジサイ、
きれいですね~。
乾燥はもちろん、
収穫直後にちゃんとやりましたよ~。

天日干しというとものすごく聞こえがいいんですが、
ただ単に乾燥機に入れるだけの量に達していないというのと、
なにより一度乾燥機に入れちゃうと、
その後の掃除がとーっても大変!
お米と混ざったりしちゃったら一大事ですからね。

小麦のアップの写真、
見る人が見ればおわかりかと思いますが、
小麦の前に収穫した大麦が混ざってます。

大麦収穫後、
コンバインはちゃんと掃除したんですが、
でもやっぱりこれだけ混ざっちゃうんですねぇ。
まさかまさか、
小麦専用のコンバインとか小麦専用の乾燥機とか、
そんなものまでは用意できないのが辛いところです。

乾燥した小麦を製粉!

製粉には、
家庭用の電動石臼、
その名もHikikiを使ってみました。
シンプルな構造で操作も簡単。
しかも石臼!
しかも木製のシンプルなフォルム。
なかなかいいです♪

それにしても、
粉にしてみると小麦粉、
ものすごくまっ茶っ茶・・・・。

これを、
ガンガンガンガン篩(ふるい)にかけます。

実はこれが大変でした。
ふるってもふるっても終わらない・・・・。
わずか10kg程度の粉をふるうのに、
かなりの労力を奪われました・・・・。
はっきり言って疲れました、えぇ。

これは完全に自家用の粉にしかなりえません。
自分の趣味で、
好きだから、
自分が作った小麦でパンを作りたい、
という思いでしか成り立たない作業かも。

我が家の場合、
小麦販売への道のりは、
まだちょっと先の話になりそうです。

で、
これが1番粉。
100メッシュの篩でふるった、
粒子の細かいわりと白い粉。

それでも市販の粉と比べると、
ほんのり茶色。

調べたところ、
一般的な小麦粉は、
まずは小麦を50%程度削ってから製粉するんだとか。
それから粉とふすま(米でいう糠のようなもの)にわけるんだそう。

50%って・・・。
そんなもったいないことできないよぉ。
という事で、
うちの場合は家庭用精米機に2回かけて、
軽く表皮を削ったのみ。
だからなのか、
粉はほんわり茶色です。

そして、
こちらが2番粉。
50メッシュの篩。
こっちはもっと茶色。
一般的な全粒粉にかなり近い状態かも。
この粉でパンを焼くのはちょっと難しそうな感じ。
まず膨らまないだろうなぁ。

最後にふすま。
1番粉よりも2番粉よりも、
たくさん取れちゃったよ・・・。
こんなにふすま、
使い切れないよぉ。
パンやお菓子に混ぜて焼くにも限界があるもの。

と、
こんな感じでやっと製粉できた小麦粉。
そして念願の自家製小麦でのパンを焼きました!
さぁ、
どんなできになったのか?!
そのレポートはまた後日!!